2022年09月26日

【送迎バス園児置き去り】高槻市でも2件。すぐに可能な限りの対策を

これも9月議会の一般質問で。

静岡県で3歳の園児が送迎バスに取り残されて亡くなるという痛ましい事件がありました。NHKによると、高槻市でも、昨年6月に保育施設で、今年5月には私立幼稚園で、子どもがバスに取り残されました。幸い2人とも無事でしたが、私達の身近でもこうしたことが立て続けに起きていたということです。

議会で安全装置について質問したところ、「事故防止の対策として有効であると考えており、今後、国の動向を注視してまいります。」といった答弁でした。安全装置も大切ですが、園児にバスのクラクションを鳴らさせる訓練を実施するなどして、できる限りの対策をすぐに行うべきではないでしょうか。

また、今年7月19日頃、樫田浄水場のすぐ北の山の斜面が崩れて、市道・樫田2号線が通れなくなった件についても質問しました。

高槻市道・樫田2号線

以下は先日の本会議でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■一般質問

6.送迎バス園児置き去り等について

<1回目>

 静岡県で3歳の園児が送迎バスに取り残されて亡くなるという痛ましい事件がありました。高槻市でも、昨年6月に、送迎バスから当時3歳の園児1人を降ろし忘れるということがあったということです。まず4点伺います。

(1)この事件の後、市や保育施設は、どういった対応をしたのでしょうか?お答えください。

⇒静岡県の事案を受けての対応ですが、保育所等に対して厚生労働省等の通知を送付し注意喚起を行うとともに、9月7日に実施した監査説明会において安全管理の徹底を依頼しました。

(2)高槻市内に保育施設はどれだけあるのでしょうか?そのうち、送迎バスを運行している施設はどれだけなのでしょうか?お答えください。

⇒現在、市内の保育所等は、認可及び認可外合計で138か所ございます。昨年8月に大阪府から依頼を受けて実施した調査では、所有の有無にかかわらず、送迎や園外活動等でバスを利用している施設等は、32か所ございました。

(3)この10年間で、送迎バスに子どもを置き去りにしてしまったケースはどれだけあったのでしょうか?お答えください。

⇒10年間の件数についてですが、送迎バスの乗降時等に置き去りになる事案については、令和4年7月25日から事故報告が義務化されており、市として把握しているのは昨年度の1件です。

(4)「国が補助金を出して、全国すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めていている」という報道もありますが、どういった安全装置を設置すれば、こうした事件を防ぐことができるのでしょうか?お答えください。

⇒安全装置についてですが、事故防止の対策として有効であると考えており、今後、国の動向を注視してまいります。

<2回目>

 時間がないので、2回目の質問は飛ばして、意見だけ述べます。
 園児を送迎バスに置き去りにした件については、先ほどの昨年6月の1件だけではなく、NHKの報道によると、今年5月にも私立の幼稚園で起きたということです。
 2件とも大事に至らなくて、本当に良かったですが、こういうことが高槻市でも立て続けに起こっていたわけです。
 国は、全国すべての通園バスに安全装置を設置する方向で調整を進めているということですが、安全装置も、絶対に安心できるものかどうか分かりません。園児にクラクションを鳴らさせる等の訓練も併せて実施して、できる限りの対策をすぐに行ってください。要望しておきます。


■一般質問

5.樫田2号線等について

<1回目>

 今年7月19日頃、樫田浄水場のすぐ北の山の斜面が崩れて、市道・樫田2号線が通れなくなりました。昨年の12月議会でお訊きしたところ、この道路沿いの山の斜面については、大阪府森林組合が森林災害復旧事業に取り組んでおり、令和3年度末の完了を予定されているという答弁がされました。予定どおり復旧されたのでしょうか?お答えください。

⇒予定通り完了されております。

 また、7月に山の斜面が崩れた原因は何なのでしょうか?その後の復旧の状況はどうなっているのでしょうか?今後、崩れないようにすることはできないのでしょうか?お答えください。

⇒原因は短時間の豪雨によるもので、発災後、大阪府森林組合が速やかに対応されております。今後は、本事業で植林した樹木等が成育することで、より安定するものと考えております。

<2回目>

 この山の斜面については、大阪府森林組合が、令和3年度末、つまり、今年の3月末までに、森林災害復旧事業を完了させたということです。けれども、半年も経たずに、短時間の豪雨で、崩れてしまいました。大阪府森林組合が復旧事業で植林した樹木等が成育することで、より安定するということですが、何年間、成育すれば、崩れなくなるのでしょうか?お答えください。

⇒森林災害復旧事業は、平成30年の台風第21号により風倒木の被害を受けた森林の再生を目的とするもので、本事業により植林した様々な樹種等が年月をかけ生育することで、より安定するものと考えております。

 また、山の斜面が崩れたら、植林は、一からやり直しということになるのでしょうか?お答えください。

⇒なお、今後も災害による被害が発生した場合は、その状況に応じ適切に対応してまいります。

<3回目>

 あとは要望を述べます。
 山の斜面・法面の復旧は、毎年、大雨が降るような状況では難しいかもしれません。災害の都度、適切に対応していただいていると思いますが、植林以外に方法はないのか、ぜひ検討してください。



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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2022年09月25日

【水道のにごり水】減量措置も何故ホームページでしか公表しないのか

【断水】9月25〜27日の深夜〜早朝・8月17日に、野田、須賀町、日向町、辻子、天川新町、天川町、東天川、宮野町、明野町、永楽町、天王町で起きた水道水のにごり水の抜本的解消のため水道管洗浄作業がされます ・作業中は断水・濁り・水圧低下に ・夜間に温水をためる装置は給水栓の閉鎖等を

この件も9月議会の一般質問で取り上げました。

にごり水の発生を、高槻市水道部は、市のホームページでしか報せませんでしたが、当日ツイッターや広報車等で発信していれば、お風呂を入れ替えたりすることもなかったかもしれません。減量措置(にごり水を流した分だけ水道料金が安くなる)のことも、市のホームページにしか載せていませんが、未だに減量措置の受付が9月30日までとは知らない人もいるでしょう。何故ホームページでしか発信しないのか。

水道部は、今もにごり水が発生しているということで、今晩から3日間にわたって、水道管洗浄作業を行いますが、なぜ1か月以上もにごり水が続いているのか。議会で尋ねると、水道管内の鉄分が想定より多かったからだと答えましたが、そういうことさえ分からなかったのでしょうか?

今回の水道部のやり方は杜撰だと思います。

鉄分の取り過ぎは健康に良くないとされているのですが、水道部は。「特に心配はありません。」としています。過去からにごり水を起因とする健康相談は受けていないし、全国的にもそのような事例はないということなんですが、鉄分と飲み合わせの悪い薬などもありますので、心配な方は、かかりつけ医等に相談されたほうがよいかもしれません。

以下は先日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■一般質問

4.にごり水等について

<1回目>

 今年の8月17日の夜、野田、須賀町、日向町、辻子、天川新町、天川町、東天川、宮野町、明野町、永楽町、天王町において、水道水に、にごり水が発生しました。この件についてまず4点伺います。

(1)水道部では、何時何分に、この濁り水の発生を把握したのでしょうか?お答えください。
 また、住民の皆さんに対しては、いつ、どのような手段で、この濁り水についての注意喚起を行ったのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒8月17日午前11時20分に使用者から1件の通報を受け、にごり水の発生を把握しております。なお、にごり水の問い合わせの多くは午後7時から11時頃でございます。また、にごり水についての使用者へのお知らせは、8月17日午後8時に、本市ホームページに掲載いたしました。

(2)当日の21時ごろに市のホームページを見ると、「原因については現在調査中」としながらも、「にごり水の原因は、水道管を構成する鉄となっております。もし飲んでしまった場合でも、鉄分は人体への吸収率が低く、大部分が排出されてしまいますので、特に心配はありません。」と、安全である旨を断言しています。何故そのように断言できたのでしょうか?当時、水質検査は行ったのでしょうか?行ったのであれば、いつ、どのように行ったのか、結果はどうだったのかも併せてお答えください。

⇒水道管内には、水道水中の鉄分が塩素と反応し、サビが付着しております。今回、にごり水が発生した際、使用者からの通報内容や現地で確認した水道水が茶褐色となっていたため、水道管内に付着したサビが剥離し、にごり水になったと判断したものです。

(3)この件に関する苦情や相談は、どれだけあったのでしょうか?どのように対応したのでしょうか?お答えください。

⇒苦情や相談件数については、8月17日から18日にかけて、合計191件でございました。内容については、主に、にごり水の対処方法、にごりの発生原因、並びに、にごりを解消するために放流した使用水量の減量措置についてでございます。

(4)私の友人は、濁り水の原因が分からず、お風呂を2回入れ替えたということです。こうしたケースについては何か対応はされないのでしょうか?お答えください。
 また、市のホームページには使用水量の減量措置をしていると記載されていますが、これについては、どのように周知しているのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒にごり水を解消するために、宅内でにごり水を放流していただきました使用者を対象に、申し出いただいた放流量に基づき、減量措置をとらせていただいております。また、減量措置の周知につきましては、本市ホームページの「新着情報」および「上下水道」ページの「水道トラブル」に掲載し、お知らせしているところです。

<2回目>

(1)高槻市のHPの、9月1日に更新された「にごり水の発生について(お詫び)」というタイトルのページには、濁り水の原因について「・・・水道管の布設工事に伴い、仮設管から新設管へ水の流れを切り替える作業を行った結果、水道管中の水の流れ(流速)が変わったことにより、水道管内面の鉄サビが水道水に着色し、にごり水が発生した」とされています。
 この作業は、何月何日の何時に行われたのでしょうか?お答えください。
 また、この作業によって、濁り水が発生するということは、事前に予測できなかったのでしょうか?お答えください。
(2)水道部は、8月17日午前11時20分に使用者から1件の通報を受けたことで、にごり水の発生を把握したということです。にごり水の問い合わせの多くは午後7時から11時頃だったということですが、午前11時20分の通報の段階で、濁り水が広範囲に及ぶことは予測できなかったのでしょうか?お答えください。

⇒(1)(2)切替作業は8月17日午前1時から4時頃にかけて行っております。にごり水の発生等については、切替作業を実施する前に管網解析ソフトにより水の流れを確認したところ、特に大きな変化が見られなかったため、切替作業によるにごり水の発生は無いものと考えておりました。

(3)水質検査については、ご答弁がありませんでしたが、水質検査は、しなかったということでよろしいでしょうか?お答えください。

⇒8月23日に、にごり水の影響があった使用者のお宅で水質検査を行った結果、鉄と色度が平常より高い濃度で検出されものの、検査した項目全てにおいて、水質基準に適合していることを確認しております。

(4)先ほど申し上げたとおり、市のHPには、「にごり水の原因は、水道管を構成する鉄」であり、「もし飲んでしまった場合でも、鉄分は人体への吸収率が低く、大部分が排出されてしまいますので、特に心配はありません。」と、安全である旨を断言しています。
 しかし、「健達ネット」というサイトには・・・
・鉄分を摂りすぎると、便秘、吐き気、嘔吐などの胃腸障害がみられる場合があります。
・鉄分を必要量を超えて摂りすぎると、摂りすぎた鉄分が全身の組織に蓄積されてしまいます。
・鉄分が肝臓、心臓、膵臓等に蓄積すると、さまざまな症状や合併症を生じる場合があります。
・1度に大量の鉄分を摂りすぎると、鉄中毒となり、消化管、肝臓、心臓、脳が損傷を受け、死に至ることもあるといわれています。
・・・と書かれています。
 市のHPでは「特に心配はありません。」としていますが、これは、医師などの見解に基づくものなのでしょうか?本件の濁り水の安全性については、医師等に確認を行ったのでしょうか?お答えください。

⇒使用者が茶褐色となっている水道水に気付かず、大量に飲用することは想定しておりません。

(5)濁り水のことに気付かずに、ずっと飲み続けていた住民の方もいるのではないのでしょうか。減量措置のことを知らない住民の方もいるのではないでしょうか。本件については、ホームページでしか周知をしていないということですが、何故、他の手段で周知をしないのでしょうか?お答えください。
 また、既に、先ほど「健達ネット」に書かれているような症状を抱えている住民の方には、特に注意喚起が必要だと思います。こうした健康についての相談窓口も併せて、住民へ周知する必要があるのではないでしょうか?見解をお聞かせください。

⇒にごり水発生の周知方法としては、情報を迅速かつ正確に広く周知できる、ホームページによる周知を基本としつつ、状況に応じた周知について検討してまいります。

<3回目>

(1)9月17日に、ポストに、水道部のチラシが入っていました。「断水を伴う水道管洗浄作業のお知らせ」ということで、「去る8月17日に辻子1丁目地区で水道管を更新したことにより、水道管中の水の流れが変わり、広範囲に濁り水が発生しました。その後、濁り水の発生は収まりつつありましたが、水のご利用が多くなる時間帯に一部のお宅で濁り水が発生しております。」ということで、9月25日から27日の深夜に水道管の洗浄作業をするため、作業中は、「断水」「濁り」「水圧低下」の状態となるので、水道の使用を控えてくださいということです。
 このチラシを見て、やっと安心できるとおっしゃられている市民の方もおられましたが、未だに濁り水が発生している原因は何なのでしょうか?お答えください。

⇒(答弁要旨)水道管内の鉄分が想定より多かったため。

(2)このチラシには、9月30日までしか受け付けないとしている減量措置のことが書かれていません。何故書かなかったのでしょうか?お答えください。
 また、減量措置については、地元の自治会に協力してもらって、回覧板を回してもらうとか、広報たかつき「たかつきDAYS」に掲載することもできたのではないのでしょうか?9月末までといわず、期間を延長して、しっかりと市民の皆さんに知らせるべきだと思いますが、いかがでしょうか?ホームページに掲載するだけで足りるとは思えません。見解をお聞かせください。

⇒(答弁要旨)常時閲覧でき、正確に広く伝えられるホームページが適切と考えた。対象エリアに配布した案内文にもその旨を記載している。

(3)水質検査は、8月23日に、にごり水の影響があった使用者のお宅で行ったということです。17日に発生したのに、何故6日も経った23日に行ったのでしょうか?何故、そのお宅でしか検査しなかったのでしょうか?お答えください。
 また、水質検査の結果、「鉄およびその化合物」の値はどれだけだったのでしょうか?他の金属やその化合物の値は、上がっていなかったのでしょうか?お答えください。

⇒(答弁要旨)使用者から要望があったために水質検査を実施した。基準を超えていたのは鉄とその化合物のみで、基準の0.3mg/lに対し0.04mg/lであった。

(4)我が家でも水が濁っていましたが、それだけではなく、黒色の沈殿物もありました。水質検査の結果には、水に溶けていない沈殿物の分も反映されているのでしょうか?お答えください。

⇒(答弁要旨)水に溶けたものが対象である。

(5)使用者が茶褐色となっている水道水に気付かず、大量に飲用することは想定していないということですが、我が家でも、お風呂をためて、やっと、濁っていると分かったような状態で、その時には、既に、家族がやかんで麦茶を沸かしていました。濁り水だと分かっていれば、お風呂など溜めるはずもありません。こうやって、気付かずに飲んだ人もいると思いますし、市のHPには、「もし飲んでしまった場合でも・・・特に心配はありません。」とあるので、それを信用して、飲んだ人もいるのではないでしょうか?にもかかわらず、大量に飲用することは想定していないとは、どういうことなのでしょうか?考えをお聞かせください。
(6)鉄との飲み合わせが悪い薬もあるということです。先ほど申し上げたとおり、鉄分の摂り過ぎで健康を害する可能性もあるとされています。
 こうした健康についての相談は、どこにすればいいのでしょうか?相談窓口がなければ設置すべきだと思いますが、見解をお聞かせください。
 また、その相談窓口についても、周知・広報すべきだと思いますが、市の見解をお聞かせください。

⇒(答弁要旨)(5)(6)水道水の色に気付かない程度で飲用しても健康に問題はないと考える。過去からにごり水を起因とする健康相談は受けていない。全国的にもそのような事例はない。

 今回の水道部の対応は、杜撰に過ぎると思います。




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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2022年09月24日

【宗教団体との関係】市HPにツーショット写真もあるのに何故とぼける?市職員にレリハラの研修を

高槻市役所で宗教団体からの寄付にお礼をする濱田剛史市長

一昨日の一般質問ではこの件も。私は最後に以下の意見を述べました。

 市が「社会的な問題」から寄附金を返金したというので、その「社会的な問題」の基準をお訊きしましたが、「総合的に勘案した」、「仮定の質問には答えない」ということでした。基準についての具体的なお答えがないということは、基準はないということだと思います。
 基準を設けるのは難しいかもしれませんが、マスコミの報道を基準とするならば、小さな宗教団体もありますので、テレビや4大紙と呼ばれる新聞で、これまで1回でも問題が報道されたことがあるなら、それが誤報等ではない限り、寄附や感謝状等は保留するということでよいのではないでしょうか。
 寄附の受領等の際に、宗教団体か否かを把握していないということですが、昨年12月に、ある宗教法人から寄付を受けて、濱田市長自らが、市役所で、その宗教法人の幹部の方と面会して、お礼をしたとして、濱田市長とその幹部の方とのツーショット写真が市のHPに載っています。また、以前、市が作成して贈呈した感謝状には「宗教法人●●」と、宗教法人の名称が記載されていました。なぜ知らないふりをして、とぼけるのでしょうか?
 消費生活センターに寄せられた宗教団体に関する相談については、注意喚起が必要なものではないということですが、先日、本会議で答弁があったとおり、過去から何度も、現在に至るまで、相談が寄せられているわけです。なぜ注意喚起しなくてよいのか分かりませんが、もし、その宗教団体の体質的なものが、被害を継続的・反復的に生んでいるのであれば、何らかの対応が必要でないでしょうか。
 問題のある宗教法人や、その関連団体・関係者に関して、市が、広報誌への掲載や後援等をしてお墨付きを与えるようなことをしたり、賞や感謝状を贈ったりということが、もしあれば、悪質な行為を助長することにもなりかねませんので、やめるか、取り消すか、すべきだと私は思います。
 皆さんは「レリジャスハラスメント」という言葉をご存知でしょうか。「宗教に関する嫌がらせ」を「レリジャスハラスメント」、略して「レリハラ」というそうです。
 宗教団体に入るよう、しつこく勧誘したり、逆に、宗教団体から脱退させないように脅したり、信仰している宗教が違うからと、相手の宗教を蔑んだりすることなどが、レリハラに該当するそうです。
 もし、上司からされれば、パワハラということにもなります。
 ぜひ、このレリハラに関しても、市職員の皆さんに研修を行ってください。レリハラの相談窓口も設けてください。もしレリハラがされた場合には、それ相応の懲戒処分をしてください。要望しておきます。


宗教団体から寄付を受けたことを、とぼける必要はないと思うのですが・・・やましいところがないのなら、知らないふりをするのは、相手の方に対して失礼だと思います。ただ、市が答弁しないのは、何か合理的な理由がある可能性もありますので、画像にはモザイクを入れておきました。

以下は一昨日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■一般質問

3.宗教団体等について

<1回目>

(1)報道によると、高槻市は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の新北摂家庭教会から、高槻城公園芸術文化劇場建設に対する寄付として、約10万円を受けていたけれども、教団側と話し合った結果、返金手続きを進めているということです。
高槻市は「社会的な問題としてクローズアップされる中、寄付を受けるのは適切ではないと判断した」と答えたとされています。
市の言う「社会的な問題」とは何なのでしょうか?洗脳的な手法や、多額の献金のことなのでしょうか?具体的な内容をお答えください。また、それらを問題だと判断した基準についてもお答えください。
(2)(高木議員から同旨の質問があったので省略)

⇒本年5月26日に当該団体からインターネットによる寄付申し込みがあり、6月9日付で寄附金が納付されました。その後、マスコミ報道等により当該団体が霊感商法等の行為を行っていたことが表面化するなど社会問題化しました。そこで、本市といたしましては、寄附金を受領することは適切でないと判断し、8月19日に寄付団体の代表者と協議した結果、寄附金返納について合意が得られたため、8月31日付で返納したものです。

(3)先日の本会議の決算の質疑で答弁されたとおり、旧統一教会以外に、問題を起こしている宗教団体もあります。そうした宗教団体については、どこから、どれだけの寄付があったのでしょうか?お答えください。
また、そうした宗教団体や関連団体、関係者に対して、表彰や感謝状の贈呈をしたことはないのでしょうか?あるのであれば、具体的にお答えください。

⇒寄附の受領等の際に、宗教団体か否かの属性を区別していないため、当該団体以外については、把握しておりません。

(4)社会的な問題を起こしている宗教団体の信者個人から寄付があった場合でも、返金するのでしょうか?お答えください。

⇒寄附の採納においては、原則、個人の属性等により寄附を制約するものではなく、また、寄附を一方的に返納することは想定しておりません。

(5)宗教団体の信者である職員が、市役所内で、入信や会への参加、新聞・冊子の購読等の勧誘をしたり、入信や脱退、献金、寄付、投票依頼等に関するトラブルを起こしたりしたことはないのでしょうか?起こしたことがあるのであれば、具体的にどういったことがあったのか、お答えください。

⇒宗教に関連した職員のトラブルについては把握しておりません。

(6)人事等に関して宗教団体の関係者を優遇や冷遇したことはあるのでしょうか?あるのであれば、どういったことがあったのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒職員の信仰について、市は、把握しておりません。

(7)宗教団体やその関係者からは、市に対して、濱田市政になってから、これまで、どういった要望や意見、提言等があったのでしょうか?また、その要望等のうち、市政に反映されたものは、どういったものなのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒団体や個人から、広く市政に関する要望や意見をいただく際に、宗教団体であるか否かの把握はしておりません。

<2回目>

(1)市の言う「社会的な問題」とは何なのかとお訊きしたところ、マスコミ報道等により当該団体が霊感商法等の行為を行っていたことが表面化するなど社会問題化したというお答えでした。
 マスコミによって報道されたことが問題なのでしょうか?マスコミ報道がなければ、寄附金を受け取っていたのでしょうか?お答えください。
 また、マスコミ報道も、様々ですし、旧統一教会以外にも、問題があるとして報道された宗教団体・宗教法人もありますが、どれくらいの報道がされれば、寄附金返納を協議等するということになるのでしょうか?お答えください。

⇒状況を総合的に勘案した結果、当該団体から寄附を受領することは適切ではないと判断したものです。

(2)先日本会議で答弁されたとおり、消費生活センターには、旧統一教会以外の宗教団体の問題について相談が寄せられていますが、高槻市としては、マスコミ報道がされない限り、洗脳的な手法や、多額の献金等については、問題としないということなのでしょうか?お答えください。

⇒消費生活センターに寄せられた宗教団体に関する相談につきましては、広く注意喚起が必要なものではございませんでした。

(3)社会的な問題を起こしている宗教団体の役員個人から寄付があった場合でも、返金についての協議を行うのでしょうか?お答えください。
(5)市が表彰や感謝状の贈呈をした宗教団体やその関係者に、社会的な問題がある場合には、その表彰や感謝状を取消すのでしょうか?お答えください。

⇒3点目、5点目 仮定のご質問にはお答えすることはできません。

(4)寄附の受領等や、市政に関する要望や意見をいただく際に、宗教団体か否かを把握していないということですが、市の事業に対して、多額の寄付をしてくださったということで、市から感謝状が贈られている宗教法人もあります。その感謝状には、宗教法人の名称が記載されています。市は、実際は、宗教団体か否かを把握しているのではないのでしょうか?お答えください。

⇒繰り返しとなりますが、受領の際等に、属性等による区別は行っておりません。

(6)宗教団体の信者である職員が、市役所内で、入信や会への参加、新聞・冊子の購読等の勧誘をしたり、入信や脱退、献金、寄付、投票依頼等に関するトラブルを起こしたり、人事や施策に干渉した場合は、どういった処分をするのでしょうか?お答えください。

⇒宗教に関する事案に関わらず、懲戒処分に該当すると思われる事案については、個々の事案によって処分の内容を判断してまいりますので、仮定のご質問にお答えすることはできません。

<3回目>

 市が「社会的な問題」から寄附金を返金したというので、その「社会的な問題」の基準をお訊きしましたが、「総合的に勘案した」、「仮定の質問には答えない」ということでした。基準についての具体的なお答えがないということは、基準はないということだと思います。
 基準を設けるのは難しいかもしれませんが、マスコミの報道を基準とするならば、小さな宗教団体もありますので、テレビや4大紙と呼ばれる新聞で、これまで1回でも問題が報道されたことがあるなら、それが誤報等ではない限り、寄附や感謝状等は保留するということでよいのではないでしょうか。
 寄附の受領等の際に、宗教団体か否かを把握していないということですが、昨年12月に、ある宗教法人から寄付を受けて、濱田市長自らが、市役所で、その宗教法人の幹部の方と面会して、お礼をしたとして、濱田市長とその幹部の方とのツーショット写真が市のHPに載っています。また、以前、市が作成して贈呈した感謝状には「宗教法人●●」と、宗教法人の名称が記載されていました。なぜ知らないふりをして、とぼけるのでしょうか?
 消費生活センターに寄せられた宗教団体に関する相談については、注意喚起が必要なものではないということですが、先日、本会議で答弁があったとおり、過去から何度も、現在に至るまで、相談が寄せられているわけです。なぜ注意喚起しなくてよいのか分かりませんが、もし、その宗教団体の体質的なものが、被害を継続的・反復的に生んでいるのであれば、何らかの対応が必要でないでしょうか。
 問題のある宗教法人や、その関連団体・関係者に関して、市が、広報誌への掲載や後援等をしてお墨付きを与えるようなことをしたり、賞や感謝状を贈ったりということが、もしあれば、悪質な行為を助長することにもなりかねませんので、やめるか、取り消すか、すべきだと私は思います。
 皆さんは「レリジャスハラスメント」という言葉をご存知でしょうか。「宗教に関する嫌がらせ」を「レリジャスハラスメント」、略して「レリハラ」というそうです。
 宗教団体に入るよう、しつこく勧誘したり、逆に、宗教団体から脱退させないように脅したり、信仰している宗教が違うからと、相手の宗教を蔑んだりすることなどが、レリハラに該当するそうです。
 もし、上司からされれば、パワハラということにもなります。
 ぜひ、このレリハラに関しても、市職員の皆さんに研修を行ってください。レリハラの相談窓口も設けてください。もしレリハラがされた場合には、それ相応の懲戒処分をしてください。要望しておきます。



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2022年09月23日

【学校隣接地購入】認定こども園の仮設園舎の駐車場として1年間だけ使用するなら賃貸借契約でよいのでは?

富田小学校の隣接地を購入するための予算

昨日の一般質問ではこの件も。

令和4年度の一般会計の当初予算に、富田小学校の隣接地を購入するために、用地購入費2500万円、物件補償費1000万円、測量・物件調査費約400万円の予算が計上されているのですが、私がこの予算の執行の差止めを求めて住民訴訟を提起したところ、高槻市が物件補償についての補償契約等をしないと準備書面に記載したことから、実質勝訴したと判断し、訴えを取下げました。

裁判で、物件補償等をしないとしたものの、本当にそうするのか。それを議会で確認し、さらに土地の購入については、土地を一時的にしか使用しないのなら、賃貸借契約でよいではないかと追及しました。

以下は昨日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■一般質問

2.富田小隣接地等について

<1回目>

この9月議会の初日に濱田市長が報告されたとおり、本年5月25日に私が提訴した高槻市立富田小学校隣接地に係る用地購入等の財務会計行為の差止めを求めた訴訟については、訴えを取り下げました。
訴えを取り下げた理由は、市が、今年度の当初予算に計上して、行うとしていた物件補償や調査を、行わないと、準備書面に記載していたからです。そのため、実質的に勝訴したと判断し、裁判を取り下げました。この件について、まず7点伺います。

(1)令和4年7月29日付被告第1準備書面において、市は、「本件予算が執行される蓋然性が高い」ものであったものの、「補償契約の締結及び本市による収入印紙・・・の負担」及び「物件調査のうち、補償契約の前提となる家屋調査」は行わない予定だとしています。本当に行わないのでしょうか?お答えください。

⇒地権者の事業の状況などを踏まえ、予算執行を行わないこととしたものです。

(2)同じく準備書面では、「土壌汚染調査も、現状実施しない予定の可能性が高い。」とされていますが、どうされるのでしょうか?お答えください。

⇒本市職員が実施する地歴調査を踏まえ、適切に対応してまいります。

(3)同じく準備書面では、「原告の主張するとおり、本件土地がなくても認定こども園の設置自体は可能であるものの」、本件土地を(仮称)富田認定こども園の仮設園舎の駐車場として活用する必要があるとされています。この駐車場については、何台分にする計画なのでしょうか?お答えください。

⇒現在、地権者と交渉を行っていることから、今後適切な時期に検討してまいります。

(4)昭和59年の土地開発公社と地権者との確約書は、事業が継続されませんし、無効だということでよろしいでしょうか?

⇒過去に地権者と高槻市土地開発公社において取り交わした文書であり、地権者と高槻市土地開発公社において有効であると認識していますが、確約書の内容に関するご質問には、答弁する立場ではございません。

(5)(仮称)富田認定こども園の仮設園舎は、いつまで使用するのでしょうか?いつ、取り壊す予定なのでしょうか?お答えください。

⇒令和6年度末まで使用し、その後、増設部分については、取り壊す予定です。

(6)仮設園舎が一時的なものであるならば、本件土地を購入するのではなく、賃貸借にすればよいのではないでしょうか?見解をお聞かせください。
 また、地権者との間で賃貸借に関する交渉をしたことはあるのでしょうか?お答えください。

⇒地権者は売却を希望されております。

(7)仮設園舎を撤去した後についてですが、(仮称)富田認定こども園のために使用していた土地は、どのように利用するのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、仮設園舎を撤去し、駐車場としての必要がなくなった本件土地は、どのように利用するのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒富田地区まちづくり基本構想において、複合化するとしている富田ふれあい文化センター、富田青少年交流センターについて、新施設を整備するまでの間、両センターの仮移転施設としての利用を想定しています。

<2回目>

(1)(仮称)富田認定こども園の仮設園舎は、令和6年度末までしか使用しないということです。1年程度しか使わない仮園舎の駐車場を確保するために、2500万円以上の予算を組んで、土地を購入するというのは、お金がもったいないのではないでしょうか。地権者は売却を希望されているということですが、地権者が売却を希望したからといって、市に買い上げる義務が生じるはずがありません。賃貸借契約にしてもらうよう交渉しないのでしょうか?見解をお聞かせください。

⇒繰り返しになりますが、地権者は売却を希望されており、本市において(仮称)富田認定こども園の仮設園舎の駐車スペースや、富田ふれあい文化センター及び富田青少年交流センターの仮移転施設などに利用するため、購入しようとするものです。

(2)本件土地を使用するのではなく、現在の市の土地の一部を駐車場にすることはできないのでしょうか?お答えください。

⇒利用に適した土地はございません。

(3)仮設園舎を撤去した跡地は、複合化するとしている富田ふれあい文化センター、富田青少年交流センターについて、新施設を整備するまでの間、両センターの仮移転施設としての利用を想定しているということです。その仮移転施設としての利用は、いつまでなのでしょうか?お答えください。
 また、その仮移転施設を撤去した後は、利用していた土地をどうするのでしょうか?施設一体型小中一貫校のために使用するのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒富田地区まちづくり基本構想に記載されている新たな公共施設の事業スケジュールにおいて、おおむね令和14年度までの利用を考えており、その後は新たな公共施設の駐車スペースなどの用地として、活用を想定しています。

<3回目>

 あとは意見だけ述べます。
 この土地を、(仮称)富田認定こども園の仮設園舎の駐車場として活用したいとすることについては、3月議会では何の説明もありませんでした。裁判において、被告の高槻市側の7月29日付の準備書面で、唐突に主張がされたわけです。
 唐突ではありましたが、保護者が、子どもを、車で送迎するために、駐車場等が必要だということは、十分に理解できます。
 けれども、土地の購入までしなければならないのでしょうか。物件補償等はしないことにしたということで、それについては安心しましたが、この土地の購入についても慎重に検討すべきです。地権者が土地の売却を希望しているからといって、市に買い上げる義務がないということは言うまでもありません。
 まずは、この土地を使わなくても、既存の市有地等を活用することで、対応できないのか、十分に検討してください。
 そういう対応ができないのであれば、この土地は一時的にしか利用しないわけですから、地権者と、賃貸借契約にできないか交渉してください。
 また、仮に、この土地を駐車場にしたとしても、通勤通学の時間帯であれば、スムーズに出入りできずに、支障が出る可能性もあると思います。
 駐車場というより、ドライブスルーのような形にして、できるだけスムーズに車の出入りを行えるようにできないか、設計を工夫してください。要望しておきます。



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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2022年09月22日

【がん検診】システム上の問題で誤った判定を送付

がん検診のミス

今日は9月議会最終日。一般質問がありました。私は次の6項目について質問しました。

1.がん検診等について
2.富田小隣接地等について
3.宗教団体等について
4.にごり水等について
5.樫田2号線等について
6.送迎バス園児置き去り等について

1番目の「がん検診等について」は、検診にシステム上の問題があり、誤った判定を送付され、現在ステージ4の状態にある市民の方に関するご相談に基づくもの。

検診のミスは滅多にありませんし、既にこのシステム上の問題も改善されたということですが、もし検診の結果に不審な点があれば、念のため、医療機関に問い合わせてみるべきだと思います。

以下は今日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■一般質問

1.がん検診等について

<1回目>

 ある市民の方が、平成28年にがん検診を受けたところ、「異常なし」との健診結果が送られてきました。ところが、翌年の健診では、異常が見つかり、現在ではステージ4の状態まで進んでいます。これに疑問をもったご家族の方が弁護士を通じて調べたところ、平成28年にがん検診を受けたときには、既に、がんの疑いがあるとの判定がされていたというのです。ところが、最初に判定をした一次読影医が「異常なし」とした段階で、健康診断の結果を送ってしまったために、その後、二次読影医の「疑いあり」との判定が反映されなかったというミスがあったということが分かりました。このことについては、令和元年11月に、高槻市の保健所に伝えたということです。まず5点伺います。

(1)高槻市でも「がん検診を受けましょう」と呼びかけていますが、その判定に当たっては、どういったシステム・手順で行っているのでしょうか?先ほどの事例のように、ダブルチェックが行われているのでしょうか?ダブルチェックの前に、検診の結果が発送されるということはないのでしょうか?具体的にお答えください。
(2)高槻市は、肺がん検診、大腸がん検診、胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診を、無料で実施していますが、この10年間で、それぞれ何件行われてきたのでしょうか?また、ミスは何件あったのでしょうか?ミスの原因は何だったのでしょうか?お答えください。

⇒1点目及び2点目の市が実施するがん検診についてですが、まず、手順については、国の指針に基づき、2名以上の医師による読影などを行った上で、結果を発送しています。
 実施件数については、検診結果の保存期間である過去5年間で申し上げますと、肺がん検診は19万5981件、大腸がん検診は13万5923件、胃がん検診は3万1444件、子宮頸がん検診は7万1148件、乳がん検診は4万6164件になります。また、市で把握している範囲では、がん検診の結果通知に関するミスはありません。

(3)先ほど申し上げたとおり、市民の方は、令和元年11月に、高槻市の保健所に、がん健診の手順にミスがあり、それがシステム上の問題であるとも疑われるともお伝えしたということなんですが、それを受けて、保健所では、どういった対応をしたのでしょうか?お答えください。

⇒市のがん検診ではなく医療機関が実施したがん検診に関する相談についてですが、当該医療機関に対し、検診のシステム上の問題に関する事実確認を行った上で、立入検査により再発防止のための改善を確認したところでございます。

(4)令和元年12月11日付で、厚生労働省から、保健所設置市等へ、「画像診断報告書等の確認不足に対する医療安全対策の取組について」というタイトルの通知がされています。この通知には「報告書に記載された緊急度の高い所見や重要所見を受けて必要な対応がとられるためには、組織的な伝達体制や確認体制を構築することが推奨される。」「具体的には、診断結果の説明を担当する医師が重要所見を認知しやすくするための通知方法の工夫や報告書の未読・既読の管理、更には、その後適切に対応されたかを組織的に確認できる仕組みが構築されることが望ましい。」として、これを、管下の医療機関、関係団体等に周知するよう求めています。
 高槻市は、この通知を受けて、どういった対応をしたのでしょうか?お答えください。
 また、市内の各医療機関や関係団体等は、どういった対応をしたのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒国通知については、市ホームページに掲載するとともに、病院や診療所へ周知を行っております。

(5)高槻市のHPを見ると医療相談窓口が設けられています。この窓口には、これまで、どういった相談が、どれだけの件数、あったのでしょうか?検診についての相談にはどういったものがあったのでしょうか?どのような対応をしたのでしょうか?お答えください。
 また、「医師の診断や検査内容の是非」等の相談については、「行政として対応できませんので、一般的な対処方法の案内になります」とされています。高槻市が実施しているがん検診でも、こうした一般的な案内しかされていないのでしょうか?この相談窓口で相談に応じてもらえない場合には、どこに相談すればよいのでしょうか?お答えください。

⇒医療相談窓口の相談件数についてですが、昨年度の実績では、医療機関の紹介・案内が84件、医療行為・医療内容が54件、受診の際のコミュニケーションに関することが44件、その他医療費や薬に関することなどを含め、合計221件の相談を受けております。
 また、医療相談窓口で対応できない相談については、適切な機関を紹介しております。

<2回目>

(1)先ほどの市民の方のケースでは、一次読影医が「異常なし」のA判定とし、二次読影医も、当初は「異常なし」のA判定としていたけれども、数日後、「右肺尖結節影疑い」とし、要経過観察を意味するC判定としました。読影医のシステムでは、このように、最終的にC判定となったわけですが、市民の方へ送られた健康診断結果報告書では、A判定となっていました。つまり、読影医のシステムと受検者へ送るシステムが連動していなかったわけです。
 市は、この市民の方からの相談を受けて、当該医療機関に対して、検診のシステム上の問題に関する事実確認を行った上で、立入検査により再発防止のための改善を確認したということです。その検査で、このシステム上の問題については、何が原因で起きたのか確認できたのでしょうか?確認できたのであれば、どういったことが原因だったのか、どのように改善されたのか、具体的にお答えください。
 また、受検者への健康診断結果報告書については、最終的には、誰が責任者ということになるのでしょうか?読影医なのでしょうか?健康診断結果報告書の担当医なのでしょうか?お答えください。

⇒個別案件の詳細についてはお答えできませんが、1問目でも答弁したとおり、再発防止のための改善を確認しております。

(2)市のがん検診では、先ほどのシステム上の問題は発生していなかったのでしょうか?お答えください。
(3)市のがん検診では、ミスを把握していないということです。全国的に見ると、「画像診断レポートの見落としにより、診断が遅れ、治療の機会を失った事例がいくつも報告」され、「多くが、がんの初期所見を見落とし、気づいた時には進行がんとなっていた事例」だということで、厚生労働省が、繰り返し注意喚起してきたということです。こうした事例は、全国では、過去10年で、どれだけあったのでしょうか?お答えください。

⇒2点目及び3点目のがん検診のシステム上の問題についてですが、市のがん検診では発生しておりません。また、全国での事例数については、市では把握しておりません。

(4)市の医療相談窓口で対応できない相談については、適切な機関を紹介しているということです。これまで、適切な機関として、どういったケースで、どこを紹介してきたのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、先ほどの市民の方の場合は、どこを紹介したのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒市の医療相談窓口で対応できない相談については、内容に応じて、医療機関の患者相談窓口や、市の法律相談、近畿厚生局等を案内しております。

<3回目>

 先ほどの市民の方は、がん検診を行った医療機関に対しては、呆れると同時に疑問を覚えておられますが、市の保健所については、よく動いてくださったと感謝しているということです。
 ご答弁では、画像診断レポートの見落としについての全国の事例数については把握していないということでしたが、公益財団法人日本医療機能評価機構のサイトによると、年に数件から十数件、見落としが起きているということです。
 今後も、適切な検診がされるように、保健所の職員の皆さんには、問題があれば、柔軟かつ速やかに調査・指導をお願いいたします。



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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2022年09月21日

岸田首相には国葬で民主主義への攻撃を断じて許さないと強く訴える責務がある

安倍元首相の国葬中止を求める意見書

今日は9月議会本会議3日目。採決や一般質問等がありました。

議員提出議案として、「安倍元首相の国葬中止を求める意見書」案も提出されました。私はこれに賛成できない旨の意見を述べました。

ポイントは2つで・・・
@安倍元首相が選挙中に暗殺されたという経緯からすれば、民主主義を破壊するような行為に対し、国として、暴力・テロ行為は断じて許さないと強く訴える責務があり、その効果的な機会は、今回の国葬以外にはないこと
A今回の国葬は違憲・違法ではないこと
・・・です。

詳細は下記の私の意見をご覧ください。

なお、この意見書案は、今日の本会議で、少数賛成で否決されました。

以下は今日の本会議で私が述べた意見です。原稿を読み間違えた部分があるかもしれませんが、ご了承ください。

★「安倍元首相の国葬中止を求める意見書」案について 

 まず、あらためて、安倍晋三元内閣総理大臣のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 この「安倍元首相の国葬中止を求める意見書」案につきまして、賛成できない旨の意見だけ述べさせていただきます。

 私は、安倍元首相が選挙中に暗殺されたという経緯からすれば、今回の国葬=国葬儀の際に、そうした暴力は断じて許されないし、民主主義を脅かすテロリズムに、決して屈してはならないし、屈しないのだというメッセージを、国内外に発するべきだと考えております。
 意見書案では、国葬の決定に「多くの疑問や批判が巻き起こっている。世論調査でも、ほとんどの調査で国葬に反対が多数を占めている。」とされています。確かにそのとおりです。しかし、これについては、旧統一教会に関する報道が今に至るまで連日されていることが大きく影響していると思います。その報道の洪水によって、元首相が銃撃されて亡くなったという事実や、その重大さが、皆さんの記憶から少しずつ薄れてきているようにも私は感じておりまして、そのことに危機感を覚えております。
 霊感商法や、宗教の名を借りた洗脳=マインドコントロール、生活を破壊するほどの多額の献金などの問題を追及することも大切です。
 しかし、主権者たる国民の意思を政治に反映させるための最も重要な機会である選挙の最中に、選挙運動を行っていた現職の国会議員の元首相が、非合法な手段で暗殺されたわけです。民主主義を破壊するような行為がされたわけですから、国として、民主主義国家として、そうした暴力・テロ行為は断じて許さないのだと、強く訴える責務があるのではないでしょうか。
 こうした訴えを、広く効果的に行う機会は、今回の国葬以外にはないと、私は思います。
 岸田首相も、国葬を行う理由の一つに、「民主主義の根幹たる選挙中での非業の死」を挙げていて、国葬では、安倍元首相を追悼するだけではなく、暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示していく、と訴えたということです。この点、岸田首相にまったく賛同するところです。
 ですので、今回の国葬を行う意義は十分にあると考えます。

 意見書案では、国葬の要件を定めた法律はないとしています。けれども、今月17日付の朝日新聞のサイトの記事によると、憲法学がご専門の九州大学の南野教授は、伝統的な通説や最近の有力説の立場に立てば、国葬には法律の根拠は不要だとしています。
 国民の権利を制約したり、義務を新たに課したりする場合、つまり、行政が国民にとって不利益を課す場合には、法律の根拠が必要で、そのことを「侵害留保説」と言うそうですが、国葬という儀式によって、国民の権利が制約されたり、義務が課されたりするわけではありませんので、この侵害留保説の立場に立てば、法律の根拠は不要であるということです。したがって、国葬は、行政の裁量で行えるわけです。
 内閣府設置法4条3項33号では、「国の儀式」は、内閣府がつかさどる事務だとされていますが、さらに報道によると、政府が平成13年の内閣府設置法の施行前に作成した文書である「内閣府設置法コンメンタール(逐条解説)」では、「国の儀式」には、@つ目に、天皇の国事行為として行う儀式、Aつ目に、閣議決定で国の儀式に位置付けられた儀式の2種類があり、Aつ目の具体例として「『故吉田茂元首相の国葬儀』が含まれる」と明記されているということです。
 つまり、国葬の詳細な基準まで定めた法律はないものの、そもそも国葬については法律の根拠は不要であり、内閣府設置法の逐条解説では、閣議決定で位置付ける「国の儀式」として「故吉田茂元首相の国葬儀」との具体例も示されているということですので、今回の国葬を、閣議決定に基づいて、内閣府が実施することについては、適法であると考えます。
 また、意見書案では、「国会の議決に基づかない閣議決定による公費の支出は、憲法第83条の財政民主主義の原則に反する。財務大臣は予備費から国葬費用の2億5,000万円を全額支出するとしているが、警備を徹底するとさらに莫大な費用がかかる。」ともされています。
 まず、予備費からの支出についてですが、財政法24条で、予備費は、予見し難い予算の不足に充てるためのものだとされていて、同じく財政法35条で、「予備費の使用」は閣議の決定でできるとされています。こうした定めがあるわけですから、暗殺という予見しがたい事態が起きたために、国葬儀の費用を予備費から支出するとの閣議決定を行っても、違法とまではいえないはずです。
 警備費については、海外からも要人が多数来られるわけですから、それこそテロ等を防ぐために、相当の支出はやむをえないのではないでしょうか。
 意見書案では、「憲法第19条で保障された『思想・良心の自由』を侵害し、基本的人権が脅かされる可能性もある。」としていますが、岸田首相は、「国民に弔意を強制はしない」旨の答弁をしています。ですので、憲法19条に定められているような基本的人権が侵害されるとは考えられません。
 さらに意見書案では、「特定の人物に対して行われる国葬そのものが、憲法第14条『法の下の平等』に反する」としていますが、この「平等」というのは、社会通念上合理的な理由があれば不平等な行為には当たらないとする「相対的平等」であるというのが通説です。安倍元首相については、憲政史上最長の8年8カ月の間首相を担い、前科もなく、諸外国から敬意と弔意も表明されているわけですから、今回の国葬に関しては、法の下の平等に反するとまではいえないと、私は考えます。

 最後に意見書案は、「日本国憲法の規定に抵触し、法的根拠もなく、財政民主主義の原則にも反し、云々」と締めくくられていますが、先ほど申し上げた理由から、失当だと考えざるをえません。むしろ、意見書案の憲法の解釈のほうに、強引なところがあるのではないでしょうか。

 以上のとおりで、今回の国葬の実施には、十分な意義があり、憲法や法令に反するとも考えられませんので、国葬の中止を求めるこの意見書案には、賛成できないことを表明いたします。



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安倍元首相の国葬中止を求める意見書

 安倍晋三元首相を国葬にする岸田政権の決定には、多くの疑問や批判が巻き起こっている。報道各社の世論調査でも、ほとんどの調査で国葬に反対が多数を占めている。
 国葬の要件を定めた法律はなく、国会の議決に基づかない閣議決定による公費の支出は、憲法第83条の財政民主主義の原則に反する。財務大臣は予備費から国葬費用の2億5,000万円を全額支出するとしているが、警備を徹底するとさらに莫大な費用がかかる。
 また、憲法第19条で保障された「思想・良心の自由」を侵害し、基本的人権が脅かされる可能性もある。さらに、特定の人物に対して行われる国葬そのものが、憲法第14条「法の下の平等」に反する。
 したがって本市議会は、政府に対して下記の事項を求める。

           記
 日本国憲法の規定に抵触し、法的根拠もなく、財政民主主義の原則にも反して、莫大な公費支出となる安倍元首相の国葬中止を求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

令和4年9月21日
高槻市議会
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2022年09月20日

【債権管理簿公開請求訴訟控訴審】大阪高裁でも勝訴

債権管理簿公開請求訴訟控訴審判決

今日は午後13時15分から、債権管理簿公開請求訴訟の控訴審の判決言渡しがありました。

大阪地裁で私が勝訴したのですが、高槻市がそれを不服として控訴したものです。

控訴は棄却。つまり、私の勝訴となりました。

速やかに、不法占拠者からの債権の回収状況が明らかにされることを願っています。


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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 18:08| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月19日

【水道のにごり水】減量措置の対応は9月30日まで

8月17日から発生している高槻市の水道のにごり水については、宅内でにごり水の放流にご協力いただいた方を対象に、使用水量の減量措置をとらせていただいているということです。

対応期間は令和4年9月30日までなのでお急ぎください。

にごり水の発生について(お詫び)

ページID:074958 更新日:2022年9月1日更新 印刷ページ表示

 去る8月17日未明(午前1時から2時頃)、辻子1丁目で施工しておりました水道工事の影響により、野田1,2,3,4丁目、須賀町、日向町、辻子1丁目、天川新町、天川町、東天川3丁目、宮野町、明野町、永楽町、天王町においてにごり水が発生しました。
 原因は、水道管の布設工事に伴い、仮設管から新設管へ水の流れを切り替える作業を行った結果、水道管中の水の流れ(流速)が変わったことにより、水道管内面の鉄サビが水道水に着色し、にごり水が発生したものです。
 上記地域のご使用者様には、にごり水を給水することとなり、ご不便やご迷惑をおかけしたことにつきまして深くお詫び申し上げます。
 また、にごり水を解消するために、ご使用者様の宅内でにごり水の放流にご協力いただきました方を対象に使用水量の減量措置をとらせていただいております。宅内でのにごり水の放流にご協力いただきましたご使用者様で、水道部へご連絡をいただいていない方におかれましては、お手数をおかけしますが、以下の問い合わせ先までご連絡ください。
 なお、本措置の対応期間は、令和4年9月30日までとさせていただきます。
 ご使用水量の減量処理実績につきましては、9月から10月末日までに「水道料金等減額決定通知書」のお知らせを送付させていただきます。
 本件におきましては、ご使用者様から頂いた貴重なご意見、ご要望等を真摯に受け止め、安全安心な水道水の提供に、より一層の努力を重ねて参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 【ご参考】 宅内での放流量算出の目安 <1立方メートル(1,000リットル)>
  ・家庭用風呂約5杯分
  ・家庭用蛇口(1口)全開で約1時間

このページに関するお問い合わせ先
管路整備課工事チーム
大阪府高槻市桃園町4番15号
Tel:072-674-7936 Fax:072-674-7750



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posted by 北岡隆浩 at 20:04| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月12日

【ふるさと納税】前年度と比べ、件数が5.5倍、金額も4.9倍と大幅に増加!

高槻市のふるさと納税(ふるさと寄附金)の実績

これも先日の本会議で。

ふるさと納税の令和3年度の実績が、前年度の令和2年度と比べ、件数が5.5倍、金額も4.9倍と大幅に増加。
前年度も、私が指摘した点が改善され、大きく伸びましたが、それをさらに上回る結果です。

質問の最後に以下の意見を述べました。

 寄附額が、関西将棋会館のクラウドファンディングの分を除いても、大幅に増えました。ずっと、ふるさと納税について指摘をしてきましたが、感動しています。
 ふるさと納税が始まった当初から、高い意識をもって取り組んでいればとも思いますし、問題もいろいろとありましたが、今回の成果は、民間企業であれば、社長賞なんかをもらえるくらいのものではないでしょうか。
 これからも、少なくとも他の自治体に後れをとらないように、そして、チャレンジすることも怠らないようにしてください。もちろん、法令もしっかりと遵守してください。


以下は先日の本会議でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■認定第1号 令和3年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定について

4.ふるさと納税について

<1回目>

(1)ふるさと寄付金、いわゆる「ふるさと納税」の令和3年度の実績については、主要事務執行報告書256ページに、件数が8129件、金額が7億4253万7673円と書かれています。
 前年度は、件数が1467件、金額が1億5016万0574円でしたので、件数は5.5倍、金額も4.9倍と大幅に増加したわけです。
 この要因は何だとお考えでしょうか?お答えください。
 また、将棋に関するものは、これにはどれだけ含まれているのでしょうか?お答えください。

⇒寄附額が増加した要因につきましては、寄附申込サイトの拡充、返礼品の開発や新規事業者の開拓等によるものと認識しております。
 なお、寄附額のうち関西将棋会館建設支援のクラウドファンディング分は、2378件で2億3591万4000円です。

(2)高槻市は総務省の「ふるさと現況調査」に対して、件数を8064件、金額を6億6721万8726円だと回答しています。主要事務執行報告書に記載されているものとは、件数が65件、金額が約7500万円違っていますが、何故なのでしょうか?この65件は何なのでしょうか?お答えください。

⇒総務省に提出した資料につきましては、個人から受領した寄附金のみを計上しており、主要事務執行報告書との65件の差は団体及び企業から受領した寄附金の件数となります。

(3)総務省の資料には、「ふるさと納税の募集に要した費用」として、返礼品に係る費用等の合計が1億3310万1952円と記載されています。また、ふるさと納税に係る寄附金の市民税の控除額については、高槻市民27003人が計25億8286万9652円を寄附したことによって、11億9018万5562円と推計されています。この寄附金控除は令和4年度にされることになるのだと思いますが、前年度に示された金額が9億7117万1086円でしたので、高槻市民から他の自治体への寄附はさらに増えたわけです。
 つまり、令和3年度のふるさと納税の実績としては、収入が7億4253万7673円であったけれども、支出が1億3310万1952円、市民税の控除額が11億9018万5562円なので、差し引きマイナス5億8074万9841になったという理解でよろしいでしょうか?お答えください。

⇒ふるさと寄附金に係る個人市民税の控除額は翌年度に課税算出するものであり、また、当該控除による税の減収分については普通交付税により補填される制度であることから、ご指摘のような単純な比較はできないものと考えております。

<2回目>

 意見だけ述べます。
 寄附額が、関西将棋会館のクラウドファンディングの分を除いても、大幅に増えました。ずっと、ふるさと納税について指摘をしてきましたが、感動しています。
 ふるさと納税が始まった当初から、高い意識をもって取り組んでいればとも思いますし、問題もいろいろとありましたが、今回の成果は、民間企業であれば、社長賞なんかをもらえるくらいのものではないでしょうか。
 これからも、少なくとも他の自治体に後れをとらないように、そして、チャレンジすることも怠らないようにしてください。もちろん、法令もしっかりと遵守してください。
 この件については以上です。



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2022年09月10日

【安満遺跡公園前にバス停設置】駅近くはタクシー配車アプリがライバルと考え収支予測を

議案第79号 令和4年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第1号)新路線の開設

この件も一昨日の本会議で。

高槻市営バスの前島線の路線を一部変更し、安満遺跡公園前にバス停を設置等するための補正予算案も上程されました。

前島線は1時間に0〜2本。この路線変更によって、国道171号の「天王町西」と「天王町」のバス停には停まらないことになります

高槻市営バス・前島線の時刻表

交通部からの議案説明では、安満遺跡公園前のバス停は、ファミリー層が駅からの移動に利用するのではないかということでした。けれども、家族連れがタクシーを利用すれば、人数で頭割りすれば、近距離だと、市バスと料金はそんなに変わりません。

テレビでCMもしていますが、タクシーアプリGO等のタクシー配車アプリを使うと、スマホのボタンの表示をタップするだけで、GPS機能で、すぐに今自分がいる場所に迎えに来てくれますし、あと何分でタクシーが来るのか、タクシーがどの位置まで来ているのかまで表示されます。タクシーを降りる時には自動で決済までしてくれるので、現金を払う必要もありません。

議会で質問する前の朝9時頃、安満遺跡公園でやってみましたが、1〜4分でタクシーが迎えに来てくれると表示されました。

タクシーアプリGOを安満遺跡公園で

タクシーのアプリが、市バスのライバルになる可能性も考慮して、今後の路線やダイヤを考えるべきだと提案しました。

以下は一昨日の本会議でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■議案第79号 令和4年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第1号)

<1回目>

 新路線の開設について、まず5点伺います。

(1)前島線を、国道171号線経由から、安満遺跡公園経由へと、一部路線を変更するということです。何故、安満遺跡公園経由にするのでしょうか?何故、前島線なのでしょうか?お答えください。

⇒前島線の一部経路変更についてですが、前島線のODデータや安満遺跡公園の利用状況などに鑑み、総合的に判断したものです。

(2)収支については、どのように見込んでいるのでしょうか?営業費用として約150万円、建設費で約1280万円が計上されていますが、何年くらいで回収できるのでしょうか?お答えください。

⇒新路線の収支についてですが、生活交通路線維持事業補助制度対象である前島線の経路を変更することで、運行費用の増加を抑えつつ、新たな需要により収支が改善するものと見込んでおります。

(3)国道171号線にある「天王町西」と「天王町」のバス停には停まらないことになりますが、沿線住民の皆さんには、どのように周知するのでしょうか?お答えください。

⇒前島線以外の国道運行便はこれまでどおり、「天王町西」と「天王町」を通るため、ODデータの分析から影響はないものと考えております。

(4)安満遺跡公園でイベント等がある場合には、バスが一時的に満員になる可能性もあると思いますが、どういった対応をされるのでしょうか?お答えください。
(5)雨天時の通勤時間帯は、天王町と天王町西には、満員通過ということで、バス停にバスが停まらないということもありえるのではないのでしょうか?その場合にはどうされるのでしょうか?見解をお聞かせください。

⇒4点目及び5点目ですが、通常、満員時については臨時便等で対応しております。

<2回目>

(1)新路線の収支については改善すると見込んでいるということですが、具体的な収支の予測は何もしていないということで、よろしいでしょうか?もし、具体的な見込みをしているのであれば、それをお示しください。していないのであれば、何故なのか具体的な理由をお答えください。
(3)安満遺跡公園の利用状況などを鑑みたということですが、安満遺跡公園の利用状況については、具体的には、どういったデータがあるのでしょうか?お答えください。

⇒1点目及び3点目についてですが、公園駐車場の利用状況や子ども未来館の利用者数については、原課を通じて実数を把握したうえで、総合的に判断したもので、前島線の経路を変更することにより、運行費用の増加を抑えつつ、新たな需要により収支が改善するものと見込んでおります。

(2)ODデータについてですが、それで何が分かるのでしょうか?どういった分析ができるのでしょうか?具体的にお答えください。
また、今後、ダイヤ編成や、路線の新設、運行ルートの変更等に活かす計画があるのでしょうか?あるのであれば、どういった分析に基づいて、何を行うのか、具体的にお答えください。

⇒ODデータについてですが、公共交通機関の乗降人員データのことで、今回の新路線の検討では、国道経由便のODデータを踏まえ、新路線の開設による利用者への影響がないことを確認しております。

(4)高槻市内の主要なスポットにバス停を設置するという市長の方針に従って、今回、安満遺跡公園前にバス停を設置して、路線を変更するといった説明もあったのですが、今後は、どこにバス停を設置するのでしょうか?新しい市民会館の前にも設置するのでしょうか?お答えください。
 また、そういった市長の方針であれば、収支予測は度外視して、新しいバス停を設置し、路線の新設や変更を行うのでしょうか?お答えください。

⇒高槻市内の主要なスポットにバス停を設置するという具体的に明記した市長の方針はございませんが、交通部として日々、運行計画を検討しております。

<3回目>

 あとは意見だけ述べます。
 高槻市内の主要なスポットにバス停を設置するというのは、検討に値するアイデアだと思います。私も今城塚古墳で行われる「come come*はにコット」(カムカムハニコット)や、芥川桜堤公園で開催される「こいのぼりフェスタ1000」には、歩いていくことが多いんですが、舞台や屋台を回って、帰りは疲れて、バスに乗りたいと思ったことがありました。けれども、バスの本数が少なかったり、近くにバス停がなかったりして、結局は、トボトボと歩いて帰ることになりました。しかし、最近はちょっと事情が違います。
 テレビでCMもしていますが、タクシーアプリGOとかDiDi(ディディ)といった、タクシー配車アプリを使うと、スマホのボタンの表示をタップするだけで、GPS機能で、すぐに今自分がいる場所に迎えに来てくれますし、あと何分でタクシーが来るのか、タクシーがどの位置まで来ているのかまで表示されます。タクシーを降りる時には自動で決済までしてくれるので、現金を払う必要もありません。今朝9時頃に、安満遺跡公園でやってみましたが、1分から4分で、タクシーが迎えに来てくれると表示されました。
 事前に交通部からお話をおききすると、安満遺跡公園のバス停は、ファミリー層が駅からの移動に利用するのではないかということでした。けれども、家族連れが、タクシーを利用すれば、人数で頭割りすれば、近距離だと、市バスと料金はそんなに変わりません。
 ご答弁では、公園駐車場の利用状況や子ども未来館の利用者数について実数を把握したということですが、駐車場を利用する家族連れが、今後バスを利用する可能性は低いと思いますし、自家用車をもっていないファミリーは、既にタクシーを使っているかもしれません。現状で、ファミリー層が、どれだけタクシーを利用しているかも調査してみるべきではないでしょうか。タクシーのアプリが、市バスのライバルになる可能性も考慮して、今後の路線やダイヤを考えてください。
 収支の予測を具体的に行っていないようですが、仮説を立てて、それを検証することは、的外れなら批判も浴びると思いますが、経営力を高めるうえで有益だと考えますので、ぜひ収支予測を行ってください。
 あるいは、指定管理者やイベント事業者等の収入が増えるのであれば、バスの運行やバス停にかかる費用を負担してもらってもよいのではないかと思います。
 「天王町西」と「天王町」のバス停に停まる本数が少なくなることについては、利用者の皆さんに対して、理由も含めて、丁寧に周知してください。要望しておきます。
 以上です。



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posted by 北岡隆浩 at 20:26| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月09日

【新関西将棋会館】隣接地に公園は必要?日本将棋連盟も望んでいるのか?バス滞留所を残すべきでは?

(仮称)JR高槻駅西口前公園整備事業

この件も昨日の本会議で。

日本将棋連盟に対して、高槻市役所が関西将棋会館を誘致するために令和元年に提案した「新関西将棋会館の周辺の『将棋のまち』にふさわしい整備(道路、公園等)」の「公園」の部分が明らかに。

新関西将棋会館の建設に合わせ、会館周辺を『将棋のまち』にふさわしい整備(道路、公園等)を行います

高槻市営バスのJR高槻西滞留所に、新しい関西将棋会館が建設されることになりましたが、その滞留所の約5分の2を、市が費用を負担して、公園にするというのです。

公園にするのなら、バスの滞留所を残すべきではないのでしょうか?JR高槻西滞留所は、川西バス滞留所等へ分散移転されることになりましたが、どう考えても回送時間が増えます。そのロスを、滞留所を残すことで、少しでも軽減すべきです。

私は質問の最後に以下の意見を述べました。

 新関西将棋会館が移転することになったから、この土地を公園にすることにしたといったご答弁でしたが、先ほど申し上げたとおり、実際には、新関西将棋会館の移転が決定する前に、というか、新関西将棋会館の誘致のために、提案の一つとして、公園を整備するということを、高槻市役所が、日本将棋連盟に対して示していたわけです。
 日本将棋連盟に対して、何故そんな提案をしたのか、その意図をお訊きしましたが、まったくお答えになられませんでした。
 この公園の整備については、住民からの要望等もなかったようです。
 駅前環境の向上に資する公園を整備するという答弁でしたが、近くには面積が1haの芥川公園もあります。本当に新たな公園が必要なんでしょうか。先ほどのご答弁は、詭弁としか感じられません。
 それよりも、バスの滞留場を一部でも残して、市バスの定時制や運行効率を確保すべきです。1台分でも2台分でも、駅の近くに滞留場があれば、市バスの乗務員も楽になるはずです。JR高槻駅の北口から発車するバスが遅延した場合や、満員で臨時便を出す場合、西滞留所ではなく、今後は、川西や緑が丘車庫から回送することになりますが、少しでもそうした運行ロスを無くすべきです。
 日本将棋連盟も、この公園の整備を望んでいるんでしょうか?庭でも提供するような感じで、新しい関西将棋会館の隣接地に、公園を造りますと提案したのかもしれませんが、高槻市役所が勝手に忖度し過ぎただけで、日本将棋連盟としては特に公園を望んでいるわけでもないかもしれませんよね。是非そのあたりを日本将棋連盟に確認していただいて、日本将棋連盟も、別に公園を望んでいるわけではないということであれば、今からでも遅くありませんので、公園ではなく、市バスの滞留場を残してください。
 市民にとって、本当に必要なのは、公園なのか、滞留所なのか、今一度、そうやって検討してください。要望しておきます。


以下は昨日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■議案第74号令和4年度高槻市一般会計補正予算(第4号)
●(仮称)JR高槻駅西口前公園整備事業 606万円

<1回目>

 資料には、「現JR高槻西滞留所の一部に関西将棋会館が建設されることに伴い、その残る土地に公園を整備するため、新会館建設の進捗に合わせ、実施設計に係る委託料を計上する。」と記載されています。公園の面積は、505.73平米で、新会館建設予定地が760.89平米になるということです。まず4点伺います。

(1)どういった公園になるのでしょうか?具体的にお答えください。
(2)高槻市は、日本将棋連盟に対して、令和元年8月に関西将棋会館の移転に関する提案を行ったということで、その資料を以前、情報公開請求をして、公開していただきました。その資料の「庁内プロジェクトチームによる手厚いサポート」という項目の中に、「新関西将棋会館の建設に合わせ、会館周辺を『将棋のまち』にふさわしい整備(道路、公園等)を行います」と記載されていますが、今回の公園整備の実施設計というのは、「将棋のまち」にふさわしい公園のためのものなのでしょうか?お答えください。

⇒1点目と2点目につきましては、新関西将棋会館の建設を機に、本市の新たな玄関口にふさわしく、魅力的で憩いと安らぎを与える空間が創出されるよう、これから実施設計を進めてまいります。

(3)この公園は、誰でも利用できるのでしょうか?日本将棋連盟が優先して使用できるということになるのでしょうか?お答えください。

⇒当然ながら、誰でも利用できる公園となります。

(4)公園の名称は、将棋に関係するようなものになるのでしょうか?お答えください。

⇒公園の名称は今後検討してまいります。

<2回目>

(1)「新関西将棋会館の建設を機に・・・これから実施設計を進めてまいります。」というお答えですが、やはり、日本将棋連盟に対する提案に含まれていた公園だということでしょうか?市は、どういった意図で、日本将棋連盟に対して、この公園の提案を行ったのでしょうか?具体的にお答えください。
(2)この場所から芥川公園までは200mくらいしか離れていません。住民の方々から、この場所に公園を造ってほしいといった要望等があったのでしょうか?何故この場所に公園を造る必要があるのでしょうか?お答えください。

⇒1点目及び2点目につきましては、日本将棋連盟に対して各種提案を行ったところですが、新関西将棋会館の移転が実現する運びとなったことから、本市として当該土地の活用について検討し、市街地における潤いのある空間が形成でき、駅前環境の向上に資する公園を整備することとしたものです。

(3)公園には、どういったものを設置する予定なのでしょうか?また、どういった方の、どういった用途での利用を想定しているのでしょうか?お答えください。

⇒誰もが憩える公園となるよう、今後の実施設計において検討してまいります。

(4)この場所に、公園ではなく、バスの滞留所を一部、残すことはできなかったのでしょうか?お答えください。

⇒当該地でバスの滞留機能を設けることはできません。

(5)現JR高槻西滞留所のうち、公園部分を除く760.89平米は、新関西将棋会館の建設予定地だということですが、日本将棋連盟に対して、いつ、何円で、売却するのでしょうか?お答えください。

⇒公園部分を除く土地については、鑑定に基づき、日本将棋連盟と適切な時期に売買契約を締結するものです。

<3回目>

 最後は意見だけ述べます。
 新関西将棋会館が移転することになったから、この土地を公園にすることにしたといったご答弁でしたが、先ほど申し上げたとおり、実際には、新関西将棋会館の移転が決定する前に、というか、新関西将棋会館の誘致のために、提案の一つとして、公園を整備するということを、高槻市役所が、日本将棋連盟に対して示していたわけです。
 日本将棋連盟に対して、何故そんな提案をしたのか、その意図をお訊きしましたが、まったくお答えになられませんでした。
 この公園の整備については、住民からの要望等もなかったようです。
 駅前環境の向上に資する公園を整備するという答弁でしたが、近くには面積が1haの芥川公園もあります。本当に新たな公園が必要なんでしょうか。先ほどのご答弁は、詭弁としか感じられません。
 それよりも、バスの滞留場を一部でも残して、市バスの定時制や運行効率を確保すべきです。1台分でも2台分でも、駅の近くに滞留場があれば、市バスの乗務員も楽になるはずです。JR高槻駅の北口から発車するバスが遅延した場合や、満員で臨時便を出す場合、西滞留所ではなく、今後は、川西や緑が丘車庫から回送することになりますが、少しでもそうした運行ロスを無くすべきです。
 日本将棋連盟も、この公園の整備を望んでいるんでしょうか?庭でも提供するような感じで、新しい関西将棋会館の隣接地に、公園を造りますと提案したのかもしれませんが、高槻市役所が勝手に忖度し過ぎただけで、日本将棋連盟としては特に公園を望んでいるわけでもないかもしれませんよね。是非そのあたりを日本将棋連盟に確認していただいて、日本将棋連盟も、別に公園を望んでいるわけではないということであれば、今からでも遅くありませんので、公園ではなく、市バスの滞留場を残してください。
 市民にとって、本当に必要なのは、公園なのか、滞留所なのか、今一度、そうやって検討してください。要望しておきます。
 以上です。



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(仮称)JR高槻駅西口前公園整備事業
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2022年09月08日

【宗教団体とのトラブル】旧統一教会より問題の多かった宗教団体が

20220908kokuminshouhicenter.jpg

今日は9月議会本会議2日目。質疑が行われ、私もいくつか質問しました。

昨年度の決算の質疑もあったので、令和3年度は、宗教団体とのトラブル等についての消費生活相談はどれだけあったのかと質問しました。旧統一教会のことが連日報道されているので、さぞかし旧統一教会に関する相談が多かったのではと予想していたのですが、別の宗教団体のものは複数あったものの、旧統一教会のものは0件・・・

旧統一教会よりも多くの問題を起こしている宗教団体・宗教法人があるということでしょうか。

旧統一教会の件が、実名でこれだけ報道されているわけですから、市役所に相談のあった宗教団体・宗教法人についても、悪質なことをしているのであれば、過去から問題を起こし続けているのであれば尚のこと、実名を挙げて注意喚起すべきではないかと指摘しました。

以下は今日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■認定第1号 令和3年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定について(歳出)

▲3.消費者保護について

<1回目>

 主要事務執行報告書の100ページから102ページには、消費生活に関する事項が記載されています。令和3年度は、霊感商法や、宗教団体とのトラブルについて、どういった相談や苦情が、何件あったのでしょうか?
 また、それらには、どのように対応されたのでしょうか?お答えください。

⇒霊感商法や、宗教団体とのトラブルについてですが、令和3年度の苦情相談では、いわゆる霊感商法に該当する相談はありませんでしたが、占いサイトなどによる「開運商法」に該当する相談が6件、入信の勧誘などによる宗教団体に関する相談が3件あり、消費生活相談員が相談内容に応じた適切な助言を行っております。

<2回目>

(1)開運商法は、「身に付けるだけで運気が上がる」などと謳って、数珠などの高額な開運グッズを購入させたり、「除霊しないと災いがある」などと言って不安がらせて、高額な祈祷料を要求したりする手口だということです。この開運商法について、6件の相談があったということですが、旧統一教会が関わっていたのでしょうか?それとも、そうではないのでしょうか?お答えください。
(2)入信の勧誘などによる宗教団体に関する相談が3件あったということですが、いずれも旧統一協会に関するものなのでしょうか?それとも別の宗教団体なのでしょうか?お答えください。

⇒いずれの相談においても、議員仰せの団体に関するものではございません。

<3回目>

(1)相談があった宗教団体は、旧統一教会ではないということですが、その団体については、過去にも相談があったのでしょうか?以前も問題を起こしたことがある団体なのでしょうか?お答えください。

⇒令和3年度に相談があった団体については、過去にも相談はありました。

(2)相談があった宗教団体は、旧統一教会ではないということですが、その団体はどこなんでしょうか?答えられるようであれば、お答えください。

⇒特定の団体名についてはお答えできません。

(3)その宗教団体については、複数の相談があるということですが、消費生活センターとして、市民の皆さんへ注意喚起はしないのでしょうか?お答えください。

⇒今回の相談は、広く注意喚起が必要なものではありませんでしたが、一般的な契約トラブル事例については、広報誌やホームページ等において啓発を行っております。

 あとは意見です。
 連日、テレビや新聞では、旧統一教会のことが、取り上げられていますが、昨年度、高槻市では、旧統一教会に関する相談は1件もなく、別の宗教団体についての相談が複数あったということです。意外な結果だなと思いました。旧統一教会よりも、多くの問題を起こしている宗教団体・宗教法人があるということでしょうか。
 旧統一教会の件が、実名でこれだけ報道されているわけですから、市に相談のあった宗教団体・宗教法人についても、悪質なことをしているのであれば、過去から問題を起こし続けているのであれば尚のこと、実名を挙げて、注意喚起すべきではないでしょうか。
 以上です。



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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 20:49| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月06日

【市民会館建替え】契約金減額分で当初の設計になかった木製キューブを追加。別契約に付替えた工事の費用は倍に?

20220906kouenkoujikeiyakuhenkou.jpg

今日は9月議会初日。議案の提案理由の説明等がありました。

契約に関する議案は、即決ということで、今日、質疑と採決がされたのですが、その中に上の画像の高槻城公園の工事に関するものが。

高槻城公園の中央エリアでは、新しい市民会館である「高槻城公園芸術文化劇場(南館)」の新築工事が8月末に終わったばかり。その新築工事と、今回の議案の公園工事との工程調整等の結果、新築工事で行う予定であった給水設備工等を、公園工事に追加して行うとのこと。

それによって、新築工事のほうは、約1340万円の減額になるのですが、公園工事のほうは約2770万円増額になるというのです。なぜ工費が増えるのでしょうか?高槻市役所は、新築工事の工程も、公園工事の工程も、もちろんそれらの工事の内容も、当初から把握していたはずです。工程調整の結果、契約金額を増額するということですけれども、工程調整をちゃんとしていなかった、工程調整を失敗してしまったから、増額せざるを得ないということではないのでしょうか?

また、新築工事のほうは、約1340万円の減額にはせず、その分のお金で、音響のための木製キューブの設置個数を約22000個から27000個に増やしたということです。このキューブについては、高槻市役所のサイトでも紹介されています。

20220906cubes.jpg

増やした約5000個は、当初の設計にはなかったわけです。5000個増やせば、その分どうなるのか、ちょっと音響が良くなるのか、分かりませんが、当初は不要だとしていたものを、給水工事等の分の約1340万円を使って設置したのは、契約金額を同じ額にするための、単なる帳尻合わせではないのでしょうか?

私は質問の最後に以下の意見を述べました。

 この議案の公園工事の契約の金額を増額するのは、関連工事である新築工事との工程調整等の結果だという説明でした。しかし、当初の新築工事で予定していた給水工事等の額は約1340万円であるのに対して、公園工事にその給水工事等を追加すると、約2770万円の増額になるということです。
 市は、新築工事の工程も、公園工事の工程も、もちろんそれらの工事の内容も、当初から把握していたはずですよね。工程調整の結果、契約金額を増額するということですけれども、工程調整をちゃんとしていなかった、工程調整を失敗してしまったから、増額せざるを得ないということではないのでしょうか?2つの工事の工程調整が、ちゃんとできていなかったために差額の約1430万円が、市の損害になるということではないのでしょうか?
 また、新築工事については、給水工事等の分の約1340万円は、必要がなくなったけれども、同じ金額を使って、木製キューブの設置個数を約22000個から27000個に増やしたということです。増やした約5000個は、当初の設計にはなかったわけですよね。5000個増やせば、その分どうなるのか、ちょっと音響が良くなるのか、分かりませんが、当初は不要だとしていたものを、給水工事等の分の約1340万円を使って、設置したのは、契約金額を同じ額にするための、単なる帳尻合わせではないのでしょうか?追加の約5000個のキューブは、無駄なものではないのでしょうか?もし仮に、そうやって、議会の議決を免れたのであれば、かなり問題ではないかと思います。
 つまり、給水工事等の増額分の約1430万円と、追加のキューブ分の約1340万円は、ご答弁からすると、市の損害だと考えられるわけです。
 この議案は即決ということで、今日この後すぐに採決をするということですけれども、工程調整は実際にはどうだったのか、追加のキューブは本当に必要だったのか、議会でしっかりと審査すべきだと思います。ですので、私は、今のところは、この議案に賛成できないということを表明いたします。


以下は今日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■議案第63号 高槻城公園中央エリア整備工事(公園)請負契約締結事項中一部変更について

<1回目>

 資料によると、「関連工事である高槻城公園芸術文化劇場新築工事との工程調整等の結果、建物周辺の敷地造成工やその造成に伴う給水設備工、雨水排水設備工等を追加するなど、工事内容の一部を変更したいということで、当初の契約金額の8億7527万円(税込み)から、2769万6900円増額して、9億0296万6900円(税込み)にしたいということです。まず3点伺います。

(1)追加する工事というのは、具体的には、どういった内容の工事なのでしょうか?お答えください。

⇒建物周辺の盛土等の敷地造成工や散水栓等の給水設備工、側溝や集水桝等の雨水排水設備工等を公園工事に追加するものです。

(2)給水設備工等は、そもそもは、令和元年9月に締結された、新しい市民会館=高槻城公園芸術文化劇場(南館)の新築工事の契約である「高槻市新文化施設新築工事請負契約」の中でされる予定であったと聞きました。この新文化施設新築工事請負契約の契約金額は102億8280万円ですが、今回、公園のほうの工事請負契約に追加される工事の分だけ、減額されるということになるのでしょうか?それとも、減額されないのでしょうか?されないのであれば、何故なのか、具体的な理由をお答えください。
また、減額せずに、音響のための木製のキューブ等を設置するとも聞きましたが、事実でしょうか?公園のほうの契約に、工事を付け替えることで、その分で、高槻城公園芸術文化劇場(南館)には、どういったものを設置等するのか、スケジュールも含めて、具体的にお答えください。

⇒公園工事で追加する工事分については、新築工事から減額していますが、大ホールの木製キューブを追加するなど、機能性やメンテナンス等に配慮して仕様の変更を行っており、これらを精査した結果、契約金額に増減はありませんでした。なお、新築工事は、8月末で工事が完了しています。

(3)この2つの契約の落札率は、それぞれ何%だったのでしょうか?お答えください。
 また、公園のほうの契約で増額したいとする2769万6900円については、その落札率は反映されるのでしょうか?この増額分の金額については、どのように算定したのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒落札率については、公園工事は80.6%、新築工事は99.1%であり、増額分については、公園工事で設計積算を行い、落札率も反映しています。

<2回目>

(1)公園工事に追加するのは、建物周辺の盛土等の敷地造成工や散水栓等の給水設備工等だということです。これらの工事の費用は、新築工事から減額したということですが、当初の新築工事の契約においては、何円だとされていたのでしょうか?お答えください。

⇒公園工事の変更内容のうち、当初の新築工事で予定していた額は、約1340万円でございます。

(2)新築工事には、大ホールの木製キューブを追加するなどしたということですが、それは、具体的にはどういったものなのでしょうか?それによって、何が、どう変わるのでしょうか?詳細をお答えください。
(3)その木製キューブ等については、当初は不要だと考えていたということでよろしいでしょうか。お答えください。
(6)市は、高槻城公園芸術文化劇場(南館)については、別途、音響や舞台の工事を、別の事業者と契約しています。木製キューブが音響に関するものであれば、音響工事に追加すべきだったのではないのでしょうか?何故そうしなかったのでしょうか?理由をお答えください。

⇒2点目、3点目、6点目について、木製キューブにつきましては大ホール内部の壁の仕上部材として、当初から新築工事に含めており、木製キューブの設置個数を約22000個から27000個に増やしたものです。

(4)この新築工事の仕様の変更は、いつ、どういった手続きでされたのでしょうか?誰が決裁したのでしょうか?それぞれお答えください。
(5)この木製キューブ等の費用と、給水工事等の金額が、ぴったり一致しているので、新築工事の契約金額に増減はなかったということですが、何故これらは同額なのでしょうか?偶然なんでしょうか?理由をお答えください。
 また、仮に、増減があった場合には、議会での議決が必要だったのでしょうか?お答えください。

⇒4点目、5点目について、仕様の変更等につきましては受注者とその都度協議を行っており、その結果については建築課長にて決裁を行っています。
 また、新築工事については変更内容を精査し、受注者と協議を行った結果、契約金額の変更はありませんでした。

(7)契約金額に増減がないからといって、工種の違うものを入れ替えるというのは、随意契約と変わらないのではないでしょうか?市の見解をお聞かせください。

⇒仕様の変更を行った部分につきましては、主に数量や仕上の材料を変更したものであり、新たな工種の追加ではありません。

<3回目>

(1)木製キューブの設置個数を約22,000個から27,000個に増やしたということですが、増やした約5000個については、当初は不要だと考えていたということでよろしいでしょうか。お答えください。
(2)木製キューブを約5000個追加することで、何が、どう変わるのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒1点目、2点目につきましては、当初は約22000個で計画していましたが、工事を進めていく中で意匠性、機能性などに配慮して、約5000個の木製キューブを追加したものです。

(3)公園工事の変更内容のうち、当初の新築工事で予定していた額は、約1340万円だということです。けれども、この議案の契約の金額に増額するのは、約2770万円です。その差額の約1430万円は、何なのでしょうか?給水工事等についての実質的な増額が約1430万円である理由を具体的にお答えください。

⇒公園工事の変更金額の差額につきましては、雨水排水設備等を追加したほか、エリア全体のデザインの統一を図れるよう仕様を変更したことなどによるものでございます。

(4)この木製キューブ等の費用と、給水工事等の金額が、ぴたりと一致しているので、新築工事の契約金額に増減はなかったということですが、何故これらは同額なのでしょうか?偶然なんでしょうか?理由をお答えください。
また、仮に、増減があった場合には、議会での議決が必要だったのでしょうか?あらためておききしますので、お答えください。

⇒先程もお答えしたように、新築工事については変更内容を精査し、受注者と協議を行った結果、契約金額の変更はありませんでした。

 あとは意見です。
 この議案の公園工事の契約の金額を増額するのは、関連工事である新築工事との工程調整等の結果だという説明でした。しかし、当初の新築工事で予定していた給水工事等の額は約1340万円であるのに対して、公園工事にその給水工事等を追加すると、約2770万円の増額になるということです。
 市は、新築工事の工程も、公園工事の工程も、もちろんそれらの工事の内容も、当初から把握していたはずですよね。工程調整の結果、契約金額を増額するということですけれども、工程調整をちゃんとしていなかった、工程調整を失敗してしまったから、増額せざるを得ないということではないのでしょうか?2つの工事の工程調整が、ちゃんとできていなかったために差額の約1430万円が、市の損害になるということではないのでしょうか?
 また、新築工事については、給水工事等の分の約1340万円は、必要がなくなったけれども、同じ金額を使って、木製キューブの設置個数を約22000個から27000個に増やしたということです。増やした約5000個は、当初の設計にはなかったわけですよね。5000個増やせば、その分どうなるのか、ちょっと音響が良くなるのか、分かりませんが、当初は不要だとしていたものを、給水工事等の分の約1340万円を使って、設置したのは、契約金額を同じ額にするための、単なる帳尻合わせではないのでしょうか?追加の約5000個のキューブは、無駄なものではないのでしょうか?もし仮に、そうやって、議会の議決を免れたのであれば、かなり問題ではないかと思います。
 つまり、給水工事等の増額分の約1430万円と、追加のキューブ分の約1340万円は、ご答弁からすると、市の損害だと考えられるわけです。
 この議案は即決ということで、今日この後すぐに採決をするということですけれども、工程調整は実際にはどうだったのか、追加のキューブは本当に必要だったのか、議会でしっかりと審査すべきだと思います。ですので、私は、今のところは、この議案に賛成できないということを表明いたします。
 以上です。

【答弁要旨】
 答弁は以上ですが、議員から失敗や損害、帳尻合わせといった発言があった。しかし、内容を精査して取り組んでいる。適正に行っており、何ら問題はない。





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2022年09月01日

【訴訟費用訴訟控訴審】判決言渡しは10月20日

今日は15時から、大阪高等裁判所で、訴訟費用訴訟の控訴審の第1回口頭弁論がありました。地裁判決を不服として、私が控訴したものです。

今回で弁論終結となり、判決言渡しは10月20日13時20分から大阪高裁72号法廷とされました。ぜひ傍聴にお越しください。


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2022年08月25日

【市政報告会】10月2日に報告会を開催

10月2日(日)15時から、高槻市立総合市民交流センター(クロスパル高槻)3階の302会議室で報告会を行います。

当日の新型コロナウイルスの感染状況等によっては人数の制限や中止をする場合もあります。ご了承下さい。

参加をご希望の方は、こちらから事前にご連絡下さい。
http://form1.fc2.com/form/?id=677457

事前にご連絡のない方や体調の悪い方は、こういう時期ですので、参加をお断りさせていただきます。

参加される方は、事前に体温をお計りの上、マスクをご持参ください。


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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2022年08月10日

【財産区債権時効消滅訴訟】時効援用を容認していた財産区。次回は10月14日

高槻市大字唐崎財産区が、財産区の所有地を占拠している相手方に対して、土地の明渡しや、土地の使用料相当額損害金約450万円の支払い等を求めて、現在、裁判をしています。この訴えの提起については、昨年の12月議会で承認されています。

私が昨年の12月議会でこの件について質問したところ、市は、土地の使用料相当額損害金の債権に関しては、時効期間が経過しているものもあると答弁したのですが、それは何円なのかと重ねて質問しても、答えませんでした。

この金額を確認するために、財産区が起こした裁判の記録を裁判所で閲覧したところ・・・
・財産区は、相手方に対して、令和3年7月29日付の催告で、土地の明渡しや、令和3年6月30日までの土地の使用料として計446万4000円等を請求。
・相手方は、財産区管理者(市長)に対して、令和3年9月23日付で、土地の使用料相当損害金については消滅時効を援用する等と回答。
・この回答に対して、財産区管理者は、相手方に対して、令和3年10月5日付で、土地の使用料相当損害金については、相手方が消滅時効を援用したので法律上消滅する部分があることを認め、時効消滅後の請求額は上記催告到達日の令和3年7月30日から遡る10年分の192万円である等と文書で返答。
・・・ということが分かりました(本件に関係する部分だけ記載しています)。

つまり、財産区は、上記の令和3年10月5日の時点で、相手方の消滅時効援用を認容し、土地の使用料相当額の債権が一部消滅したとして、請求額を、上記の催告における446万4000円ではなく、催告日までの直近10年分である192万円だと公文書で認めていたのです。

財産区が容認したとおりだとすると、時効援用により消滅した債権(元本のみ)は、446万4000円−192万円=254万4000円となります。債権の約57%が消滅したわけです。

しかし、旧民法169条は、「年又はこれより短い時期によって定めた金銭その他の物の給付を目的とする債権は,五年間行使しないときは,消滅する。」と定めています。本件の土地の使用料は年払いですので、直近5年分を除く債権が消滅したというべきではないでしょうか。そうすると、消滅した債権は、446万4000円−96万円=350万4000円に。債権の約78%が消滅したと考えられます。

にもかかわらず、令和3年の12月議会で、市は、そうしたことをまったく説明しませんでした。時効援用を容認し、自ら192万円しか債権が存在していないと公文書に書いているのに、これを約450万円だと、時効消滅がなかった前提の金額で、議会向けの資料を作成し、提訴までしたのです。こんなことを行政がしてもいいのでしょうか?時効消滅の事実を隠蔽したということではないのでしょうか?

私は、財産区が、債権の管理という当たり前のことを怠ったために、時効で消滅してしまったのは、財産区管理者であった歴代市長や、歴代の担当職員らの責任だとして、令和4年7月4日に住民訴訟を提訴しました。

今日は15時30分から、大阪地方裁判所で第1回口頭弁論があり、次回は10月14日10時から大阪地裁1007号法廷とされました。ぜひ傍聴にお越しください。


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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2022年08月07日

【樫田浄水場】デマゴーグによる悪質な印象操作

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下記のたかつき市議会だより令和4年6月定例会号(令和4年8月1日発行)の私の一般質問の記事を見て、「これはどういうことですか?」と電話をしてきた市民の方がおられました。

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私としても、高槻市の「隠れ待機児童数」が大阪府下最悪級だということや、水道部が違法に公共工事を非公表としてきたことなどを記事にしたかったのですが・・・3月議会で、山口議員が、樫田地区の皆さんが傍聴席に来ておられる中で(山口議員がそのように発言していました)、私の名前を何度も言って、悪質な印象操作をしたので、仕方がなかったのです。私には樫田の住民の皆さんを傍聴に呼ぶことはできないし、ビラを撒くのも困難なので、真実を知ってもらうために、やむをえず、議会だよりに載せるしかありませんでした。

山口議員の悪質な印象操作の1つ目は、樫田地区の出灰に住む私の知人が「水道水が薬品臭い」と言っていたのに対して、水道部や自治会にはそういった苦情はなかったとして、「本当に出灰の住民の方なんでしょうか、私は疑います。」と、あたかも私を嘘つきのように印象付けたことです。

一番上の表は、知人が薬品臭いと感じた平成30年度とその前年度の29年度の各採水地点の塩素酸の濃度の参考の平均値です(濃度が0.06未満のものは計測されないので0としており、したがって実際の平均値ではありません)。ご覧のとおり、樫田地区の「樫田浄水場出口」と「杉生」が突出して高くなっています(基準の0.6は下回っています)。

前橋市のサイトによると、塩素臭(カルキ臭)がするのは、水道水を消毒している塩素(次亜塩素酸ナトリウム)が原因とのこと。実際に樫田地区の水道水の塩素酸の濃度が高かったわけですから、私の知人が感じたとおり、薬品臭かったと考えられます。もちろん知人は出灰に住んでいます。何故、山口議員から、あらぬ疑いをかけられなければならないのでしょうか。

悪質な印象操作の2つ目は、議会だよりの記事にも書いたとおり、私が問題にした側溝からの取水は平成30年7月にされたのに、山口議員は、あたかも9月の台風の風倒木被害のときのことのように印象付けたとこです。山口議員の質問に対して、市側は7月のことにも触れているのですが、山口議員自身は、ひたすら、甚大な被害のあった9月のことばかり述べ、「先日の本会議で北岡議員の質問、私は過ぎた言葉に次第に怒りが込み上げてきました。やじらざるを得ませんでした。樫田の災害支援に共に取り組んだ議員の皆さんがおられます。私と同じ思いでおられると、こういうように思います。皆さんはどうでしょうか。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)」と、私に対して意味不明に怒り、他の議員に呼びかけさえしています。

私は9月の風倒木被害のことなど一言も触れていないのに、こじつけられ、悪者にされたわけです。

山口議員は「あの状況の下、修繕か工事か、入札か見積り合わせか、そんな手続をやっている暇なんてないんです。到底ありません。」とも言っているのですが、私が問題にしているのは、水道部が工事を「修繕」と偽り、違法に公共工事を非公表としてきたことですので、契約時の手続きとはまったく関係のない話です。これも風倒木の甚大な被害にかこつけた、悪質な印象操作です。

「デマゴーグ」とは、このサイトによると「刺激的な言説や詭弁(きべん)、虚偽情報の発信などにより、人々の意思や行動を発信者に都合のいい方向にあおり立てようとする者のこと、特にそのような政治家のこと。」とされています。台風により甚大な被害を受けた樫田地区の住民の皆さんの被害感情に付け込んで、悪質な印象操作を行い、私の名前を何度も言って、私を憎むように仕向けるのは、まさに「デマゴーグ」といったところではないでしょうか。

議事録に「(「議長、私の意見を傍聴者に聞いていただきたい」と呼ぶ者あり)」等の記載があるとおり、私は山口議員の質問中から何度も議長に発言を求めましたが、すべて無視されました。3月28日には、議長あてに「令和4年3月25日の山口重雄議員の一般質問の録画配信及び議事録掲載を行わないよう求めます」と抗議文を提出しましたが、議会運営委員会の委員の皆さんには歯牙にもかけてもらえませんでした。ひどいものです。

もし樫田地区にお住いの方がお知り合いにおられましたら、このブログの記事をご覧になるよう、お勧めいただけないでしょうか。

以下は6月議会本会議でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■1.水道部等について

<1回目>

(5)樫田浄水場の道路の側溝からの取水の時期については、平成30年の7月上旬の約2日間だけだったということで、間違いないでしょうか?お答えください。

⇒平成30年7月の西日本豪雨の際、約2日間、道路の側溝ではなく、樫田浄水場の集水桝から雨水を取水いたしました。

(6)樫田浄水場における側溝からの取水に関する住民・議員・市長部局等とのやりとりが分かる文書を情報公開請求しましたが、存在しないということでした。職員の方におききしても、住民や議員に知らせたことはないということです。樫田浄水場における側溝からの取水については、当時、住民にも議員にも知らせていないといことでよろしいでしょうか?お答えください。

⇒平成30年7月の西日本豪雨の後、地域の方や、台風第21号の対応で地元に入られていた議員とお話しする機会が何度もございましたので、その中で、雨水の取水についてお話をさせていただきました。

(7)平成30年7月5日に、樫田浄水場の側溝と雨水枡のそれぞれで、水質検査を行った記録があるのですが、両方とも、色度と濁度の値の横に(OVER)と記載されています。何がどれだけオーバーしていたのでしょうか?お答えください。

⇒集水桝の原水の濁度を測定したものですが、浄水後の水道水の水質を測定する機器であったため「OVER」と出力されたものであり、特に問題はございません。

(8)水道部が管理する各採水地点の水質検査の結果を情報公開していただきました。それを見ると、塩素酸の濃度については、いずれの地点のものも、基準値以下ではあるんですが、平成29年度と30年度では、「樫田浄水場出口」と「杉生」のものが突出して高くなっています。何故なのでしょうか?理由をお答えください。

⇒塩素酸の濃度は、基準値が0.6mg/l以下と定められておりますが、樫田浄水場出口や杉生での数値は0.06から0.12であり、突出して高いものではございません。

(9)前橋市のサイトによると、塩素臭(カルキ臭)がするのは、水道水を消毒している塩素(次亜塩素酸ナトリウム)が原因だということです。次亜塩素酸が、化学反応を起こすと、カルキ臭の原因になるそうです。臭いを感じる程度は個人差があるということなんですが、水道部では、こうした塩素臭・カルキ臭がするという相談が市民の方からあった場合、どういった対応をしていただけるのでしょうか?お答えください。
 また、令和に入ってからは、萩谷の塩素酸の濃度が、基準値以下ではあるものの、他と比べて、かなり高いのですが、これを解消することはできないのでしょうか?お答えください。

⇒塩素臭がするとの相談があった場合には、消毒効果を保つため「次亜塩素酸ナトリウム」を注入していることにより臭いが感じられる旨を説明した上で、水を冷やしたり、沸騰させたり、レモンを絞って入れたりするなど、臭いを低減させる方法を紹介しております。
また、萩谷の塩素酸の濃度も、最大で0.13であり、特に高いものではございません。

<2回目>

(5)平成30年7月に、約2日間、樫田浄水場の集水桝から雨水を取水したということですが、その場所は、樫田浄水場の門の外の、市道・樫田2号線の脇のところで、平成30年11月5日付で518万4千円で締結された随意契約に基づいて、ポンプが設置されたところでしょうか?それとも別の場所なんでしょうか?別の場所なのであれば、どこなのか、具体的にお答えください。

⇒樫田浄水場の入り口通路脇にある、場内に降った雨水が流入する集水桝でございます。

(6)平成30年7月の豪雨の後、地域の方や議員とお話しする機会があったので、その中で、雨水の取水についてのお話をさせていただいたということです。その議員は誰なのでしょうか?その議員に対しては、いつ、どこで、どの職員が、集水桝からの取水について話をしたのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、地域の方に対しては、集水桝からの取水についてのお話はされたのでしょうか?されたのであれば、いつ、誰に対して、どういった話をされたのでしょうか?お答えください。

⇒1問目でもお答えしましたとおり、台風第21号被害の後、その対応で地元に入られていた議員に職員がお話をさせていただきました。
また、地域の方ともお話しする機会が何度もございましたので、その中で話題となったものと記憶しております。

(7)集水桝の原水の水質を検査したということですが、何らかの目的があったから、検査をされたのだと思います。側溝と雨水枡のそれぞれで、色度と濁度が測られていて、値の横に(OVER)と記載されていても、特に問題はないということなんですが、どれだけの値であれば問題だったのでしょうか?基準をお答えください。

⇒集水桝から取水するにあたって、濁度の運用基準である10度を下回っていることを確認したものでございます。

(8)樫田浄水場出口や杉生の塩素酸の濃度は、突出して高くはないというお答えでしたが、お送りしたデータのとおり、平成29年度と30年度では、他と比べて高いのは明らかです。
 あらためておききしますが、何故、他と比べて高いのでしょうか?理由をお答えください。
(10)萩谷の塩素酸の濃度も、最大で0.13で、特に高くはないということですが、他と比べて高いのは明らかです。
 あらためておききしますが、これを解消することはできないのでしょうか?お答えください。

⇒塩素酸の濃度は、主に薬品の保存期間や状態の影響を受けるものでございます。
 樫田浄水場出口、杉生地区の濃度については、薬品の消費に要する期間が長いことが、また、萩谷低区配水池については、給水されるまでの到達時間が長いため次亜塩素酸ナトリウムを追加で注入する必要があることが、影響しているものでございます。
 なお、いずれの地点においても、基準値である0.6ミリグラムパーリットルを十分下回っており、何ら問題はございません。

(9)塩素臭がするとの相談があった場合には、ご答弁のように、水を冷やしたり、沸騰させたり、レモンを絞って入れたりと、住民側が何かするしかないのでしょうか?水道部の側で、塩素臭の基になる「次亜塩素酸ナトリウム」を、もうちょっと少なくすることなどはできないのでしょうか?お答え下さい。

⇒水道水は、消毒効果を維持するため、水道法により、じゃ口で残留塩素濃度が0.1ミリグラムパーリットル以上を確保することが義務付けられており、これを下回らないよう、次亜塩素酸ナトリウムの注入率を決定しております。

<3回目>

 あとは意見を述べます。
(中略)
 集水桝から取水がされた、平成30年頃については、樫田浄水場出口と杉生の塩素酸の濃度が、他と比べて高かったことは、データから明らかです。塩素臭・カルキ臭がする、薬品臭いと、敏感な人なら感じたのではないでしょうか。それを水道部に相談しても、根本的な解決にはつながらないし、水を冷やすか、レモンを絞って下さいとしか言われないのであれば、相談しても、あまり意味がないように思います。
 他の採水地点と比べて塩素酸の濃度が高いのは、消毒のためで、やむを得ないし、基準値以下だということであれば、住民の皆さんには、我慢していただくよりほかはありません。私の出灰の知人にも、それで納得してもらおうと思います。
 ある議員に対して雨水の取水について話をしたということですが、その議員が誰なのかとお訊きしても答えはありませんし、6月議会の前に職員の方々にきいたら、議員や住民にはそういった話はしていないということでした。本当に平成30年の当時、議員に話をしたのか、大いに疑問です。
 ご答弁では、その議員に話したのは、平成30年7月ではなく、9月の台風による風倒木被害の対応で、その議員が地元に入った時だということです。7月のことを、何故か9月頃に話したということですが、今年の3月議会で、濱田市長は、山口議員の一般質問の際に、「私も現地に入りまして、あの風倒木の状況を見たときに第一に思ったのは、これはどうしようかと、こんなにすさまじい風倒木があるのかと私も思いまして、通常、心のある人間であれば、それ以外の余計なことを考えるような、そんな状況じゃないというふうに私は思っているところでございます。」と述べています。けれども、上田管理者の答弁が事実なら、その大変なまさにその時に、甚大な風倒木被害を受けた地元で、2か月前の雨水の取水について話をしていた「心のない人間」が、いたようです。まったく、誰なんでしょうか。
 今年の3月議会では、山口議員が、平成30年の9月の台風21号による風倒木の被害のことをいろいろとおっしゃられました。けれども、集水桝から雨水の取水が行われたのは、先ほど申し上げたとおり、平成30年の7月です。7月のことなのに、9月のときのことのように、話をすり替えて、私のことを非難するというのは、悪質な印象操作というほかはありません。上田管理者は、昨年12月の議会でも、取水は7月に行ったと答弁していますので、山口議員が、7月の出来事であったということを、知らなかったはずはありません。山口議員は、私の知人について、本当に出灰の方なのか疑うとおっしゃっていましたけれども、知人は実際に、出灰に住んでいますし、先ほど申し上げたとおり、平成30年頃は、その知人が感じたとおり、水道水の塩素酸の濃度が高かったわけです。何故そのような、あらぬ疑いをかけられなければならないのでしょうか。
 山口議員の3月議会の一般質問での発言については、非常に憤りを覚えております。


以下は山口議員の質問と市側の答弁の内容です。

令和 4年 第1回定例会(第6日 3月25日)

○議長(吉田忠則) 会議を再開します。
 一般質問を続けます。
 山口重雄議員。
      〔山口重雄議員登壇〕
○(山口重雄議員) 市民連合議員団の山口重雄です。
 私は平成30年21号台風・大災害への高槻市の取組と市職員の行動について質問をいたします。
 まず、私がなぜ今回のテーマで一般質問を行うことにしたのかであります。
 私は、平成30年21号台風樫田地域の災害に、地元自治会役員の皆さんや市職員の皆さんと共に被災地支援に深く関わってきた経緯がございます。
 私にとって、人生で2番目に大きな被災地支援の経験でありました。最大の経験は、阪神・淡路大震災であります。幸いにも今回、人的災害がなかったものの、高槻市の歴史に残る大災害、風倒木や、崖崩れで道路が寸断、電柱もなぎ倒され、停電、断水、通行止め、ライフライン全てが寸断され、いっときも早く孤立する樫田地区に手を差し伸べるのかが厳しく問われる被災地支援でありました。
 その経緯から、この間、北岡議員が厳しく質問されている点について、過ちや問題点があるとすれば、私にも一端の責任があるとの思いで、一般質問で取り上げることといたしました。
 まず、被災地への私の関わりについてであります。
 濱田市長も、何回も被災地樫田に足を運んでいただきました。また、現消防長の松村消防長も、当初から樫田支所に張りつき、指示、調整をいただきました。
 樫田の災害支援には、オール高槻市役所で取り組まれ、水道職員、消防隊員は樹木をかき分け、命がけで、孤立した上出灰地区住民に給水タンクを届けていただきました。
 私も地元原地区の災害対策を整えた後、台風一過の2日目から毎日、樫田の災害支援に地元の皆さんと力を合わせ、府道枚方亀岡線の倒木被害や、高槻カントリークラブと森林観光センターの浴場開放問題等々、積極的に関わりました。
 当時の状況は私の朝日新聞への投書を踏まえ、9月12日、台風の8日後の朝刊、大阪北摂版に大きく取り上げていただきました。
 本来、今日、皆さんにその朝日新聞のコピーをお渡ししたいと、こういうふうに思ったんですが、朝日新聞の承諾が必要だと、こういうことで、改めて、これから私の投書と朝日新聞の内容について説明をさせていただきます。
 要約、2018年9月9日、朝日新聞大阪本部社会部御中。
 初めて投書させていただきます。私は、朝日新聞の購読者で高槻市議会議員の山口重雄と申します。
 ところで、9月4日に近畿地方を襲った台風21号により、高槻市樫田地区が3日間孤立し、ようやく一部を除き通電が可能となりました。道路が寸断し、府道枚方亀岡線もいまだに通行不可の状況にあります。また、緑に覆われた山々の樹木はことごとくなぎ倒され、見る影もない状態にございます。
 樫田地域の住民は、少しずつ支援の手が伸びてきている状況を知りつつも、いつ電気が来るのか、いつ水道が復旧するのか、いつ風呂に入れるのか等々、毎日不安な生活を送っておられます。このような状況について、朝日新聞大阪本社は把握されているのでしょうか。
 ぜひ、記者の方が樫田地区の惨状を自分の目で見ていただき、住民への激励を込めて朝日新聞に取り上げていただきたいと思います。
 よろしくお願い申し上げます。
 高槻市議会議員、山口重雄。
 投書を踏まえ、次のように新聞に掲載をいただきました。
 朝日新聞、9月12日水曜日、朝刊。大阪北摂版。
 見出し「台風停電 水は戻らぬまま」高槻・樫田地区。
 11日朝、台風21号で全戸断水している高槻市最北部の樫田地区に入った。
 普段は、JR高槻駅から車で約40分、しかし、市中心部と結ぶ道路は無数の倒木で通行できない。京都府亀岡市を回り、約1時間10分をかけてたどり着いた。樫田小学校に住民が列をつくり、市の給水車を待っていた。
 石河美代さんは、ポリタンクを軽トラックに積んできた。地域にコンビニがなく、亀岡市内で買物、洗濯、入浴している。暮らしには水が欠かせない。出来合いのお総菜に、いため物ばかり。水を使った調理は無理、早く復旧してと話した。
 その日、市水道部は10トンの水を住民に配った。樫田地区は5つの集落から成り、238世帯、423人が暮らす。高齢化率49.2%、車を運転できない住民も多く、市職員が戸別に配布している。
 断水は、停電で川から浄水場へ取水できなくなったのが主な原因で、復旧のめどが立っていない。
 市職員の案内で浄水場近くの出灰集落に向かった。男性1人のほかは避難しているという。
 折れた電柱、垂れ下がった電線、倒れた杉も道を塞ぐ。市職員の八木孝文さんは何度も腰をかがめ、6リットルの水が入ったポリ袋を抱えて集落へ進んだ。
 高見武夫さん夫妻は、台風が通過した4日、市の施設に避難し、仕方なく1か月契約で市中心部にアパートを借りた。この日は収穫期を迎えたブドウの様子を確かめに一時帰宅した。アパートには鍋もフライパンもない。3食コンビニと声を落とす。
 学校への影響も深刻だ。樫田小には教職員13人と児童49人が通う。地域の児童は13人で、ほかは自然の中で学ばせたいなどの理由で市街地からバスで通う。しかし断水でトイレは使えず、給食も作れない。市街地の児童は通学できない。地域の児童13人はマイクロバスで高速道路を経由し、市街地の小学校に間借りした教室に通う。
 以上、当時の厳しい樫田の被災状況を朝日新聞の記者が伝えてくれています。
 そこでお聞きします。改めて、当時の状況と高槻市の災害対応について伺いたいと思います。
 以上で、1問目の質問といたします。
    〔危機管理監(中川洋子)登壇〕
○危機管理監(中川洋子) 平成30年台風第21号の災害対応に関するご質問について、消火・救助部、給水部の災害対応を除く主な災害状況及び災害対応について、私のほうからご答弁申し上げます。
 初めに、平成30年台風第21号の災害状況についてですが、同年6月18日に発生した大阪府北部地震からの復旧や被災者支援が続く中、台風は非常に強い勢力を保ったまま、9月4日12時頃に徳島県南部に上陸、14時頃には神戸市付近に再上陸し近畿地方を縦断したもので、本市に甚大な被害を与えた災害となりました。
 本市では台風の接近、通過に伴い非常に激しい風雨となり、最大瞬間風速で秒速54.7メートルを記録し、市内全域で倒木や看板、瓦等が飛散するなど、市民から1,000件を超える通報があり、住宅被害については全壊4件、大規模半壊2件、半壊60件、一部損壊が6,757件発生し、森林の風倒木被害については613ヘクタールに及びました。
 また、ライフラインの被害としましては、倒木や電柱の倒壊により市域の広範囲で停電や断水等が発生し、特に樫田地区では停電復旧まで15日間、水道復旧まで12日間を要したことや、携帯電話や固定電話等の通信手段も途絶するなど、市民生活に大きな影響を与えました。
 加えて、道路についても甚大な被害を受け、同地区につながるアクセス道路である枚方亀岡線や茨木亀岡線などの大阪府道や京都府道が大規模な倒木や電柱倒壊により通行止めとなったほか、市道や林道でも各所において倒木や土砂流出により道路閉塞となりました。
 特に出灰地区では、市道樫田2号線の全線にわたる森林の風倒木の発生や電柱・電線の倒壊などにより、住民が孤立する事態に至りました。
 次に本市の災害対応についてですが、台風が接近する9月4日の7時に、第1回災害対策本部会議を開催し、16か所の台風等初期避難場所を開設するなど早めの避難を促しました。
 12時には樫田地区を含む北部山間地域において土砂災害のリスクが高まったことから、避難準備・高齢者等避難開始を発令し、避難場所を3か所追加するとともに、樫田支所には消防隊を進駐配備し、地区内の巡回や広報活動を実施いたしました。
 その後、さらに風雨が強まり、夕方には市街地から樫田地区に続く大阪府道枚方亀岡線等が倒木の影響で通行止めとなり、被害状況の把握が困難な状況となりましたが、深夜に復旧部において京都縦貫自動車道を経由し、亀岡市側から樫田地区に入り、被害状況や出灰垣内地区の住民の孤立状態を確認いたしました。
 写真や現地の状況を踏まえ、市道樫田2号線については9月5日から道路啓開作業に着手し、翌6日には出灰地区の南側の入り口となる両国橋から北に1,500メートルまでの作業を完了させ、関西電力による電気の復旧作業につなげるとともに、北側についても12日に浄水場までの啓開作業を終え、水道の復旧作業につなげたものでございます。
 さらに翌13日には、出灰垣内地区まで道路啓開が完了し、緊急車両の通行が可能となり、孤立状態が一定解消されました。
 また、被害が長期間に及んだことから、樫田地区内の道路の通行止めの状況をはじめ、様々な情報の共有や、住民ニーズを把握するため、地区コミュニティの会長との緊密な連携の下、被災者支援を行いました。
 主な支援としましては、健康医療支援として医療が必要な方だけではなく、体調に不安のある方の状況把握や個別訪問に加え、避難所の衛生状況の確認や、樫田診療所の早期再開に向けた調整などを行ったほか、高槻森林観光センターにおいても臨時の健康相談を行いました。
 個別訪問や健康相談に当たっては、大阪府北部地震での経験を生かし、医療対策部だけではなく、福祉事務所等と合同で実施し、福祉ニーズにも対応するなど、きめ細やかな対応に努めました。
 また、ごみ収集及びし尿くみ取りについても、亀岡方面からの収集ルートを確保するとともに、ごみの臨時収集も実施するなど、台風第21号の大災害に対し、地域住民のご協力の下、市職員が一丸となって災害対応に当たってまいりました。
 以上でございます。
     〔消防長(松村賢一)登壇〕
○消防長(松村賢一) 平成30年台風第21号の災害対応につきましてご答弁申し上げます。
 消火・救助部では、9月4日に開催されました第1回高槻市災害対策本部会議におきまして、濱田市長から、今回の台風については非常に強い勢力のため厳重警戒し、対応に万全を期すようにとの指示を受け、体制強化のため非常招集を実施いたしました。
 樫田地域への道路通行障害が懸念されたため、9月4日12時発令の避難準備・高齢者等避難開始に合わせ、樫田支所を拠点に消防隊1隊を進駐配備させ、地域内の巡回、広報及び避難誘導等の活動を実施いたしました。
 台風の影響で樫田地域では停電、断水、通信の途絶などが発生するとともに、広範囲にわたる倒木が至るところで発生し、アクセス道路となる府道枚方亀岡線及び茨木亀岡線等が通行不能となりました。
 これらのことで樫田地域が孤立したため、進駐配備させておりました消防隊と地元消防団が連携し、火災等が発生した場合に備えるとともに、倒木の撤去、住民の安否確認及び避難誘導等を実施いたしました。
 9月5日、亀岡市側の府道枚方亀岡線の一部復旧によりアクセスが可能となったことから、消防隊1隊を亀岡市経由で増強配備し、2隊体制で火災等の警戒に当たらせました。
 市道樫田2号線では倒木被害が甚大で、人も通ることができない状態となり、出灰地区全域が孤立した状況であったことから、人が通れるだけの倒木の撤去を行い、住民の安否確認、食料等の配給、住民の健康状態、ライフラインの復旧状況の確認等を行いました。
 また、通信手段の確保といたしましては、消防無線を活用し、樫田支所を拠点に消防本部、現地消防隊及び地元消防団と連絡体制を構築するとともに、定期的な巡回を実施いたしました。
 救急事案発生時への対応といたしましては、京都中部広域消防組合消防本部との消防相互応援協定に基づき救急応援を要請し、重篤な傷病者にはドクターヘリを活用する体制を整えました。
 府道枚方亀岡線が全線復旧した9月11日以降も、水道断水、孤立地域等への対応といたしまして、9月18日までの間、水槽車を含む消防隊2隊を、樫田支所へ進駐配備を継続させるとともに、消火・救助部として災害対応に備えました。
 今回の台風では、9月4日の上陸から9月6日までの3日間の活動が非常に困難を極めるもので、特に出灰地区の活動では、地元消防団、地元自治会、駐在所の警察官、市樫田方面隊、関係対策部の相互連携がなくてはならないことを実感いたしました、この災害対応であったと再認識したところでございます。
 以上のとおり、消火・救助部が進駐した期間は9月4日から9月18日までの15日間で、車両延べ35台、人員は延べ125名で対応したものでございます。
 なお、幸いにも台風に関連する樫田地域の住民の方の死者、負傷者及び行方不明者は発生いたしておりません。
 以上でございます。
   〔水道事業管理者(上田昌彦)登壇〕
○水道事業管理者(上田昌彦) 給水部の活動状況につきましてご答弁申し上げます。
 平成30年の台風第21号の被害によって、樫田地区の全域が停電となり、樫田浄水場では非常用発電を試みようといたしましたが、アクセス道路が倒木等で通行不能となったことで、資機材を運び込むことができず、職員全員が悔しい思いの中、機能停止に追い込まれました。
 台風通過の翌日には、断水となることが見込まれたため、応急給水隊3班、計6名を派遣いたしました。同日から樫田小学校において簡易の仮設貯水槽を設置して拠点給水を行うとともに、地元自治会の協力をいただきながら杉生、二料、中畑地区において巡回による運搬給水を実施いたしました。
 活動2日目には、樫田地区全域で断水となったことから、9月17日まで延べ13日間にわたって、水道部職員の約6割に相当する延べ59人が現地に赴き応急給水活動を継続いたしました。
 特に運搬による給水活動においては、樫田地区は高齢者世帯が多いことから、戸別に給水袋をお届けするとともに、倒木などの被害で給水車が進入できない出灰地区では、職員が倒木などの障害物をかき分け飲み水をご自宅までお届けするなど、住民の皆様のライフラインを守る者として職員が一丸となって取り組みました。
 一方、停電により機能停止となっていた樫田浄水場の応急復旧につきましては、9月12日に浄水場までの通行が可能となったことから、非常用発電機を搬入設置し、設備点検後に浄水工程の運転を再開いたしました。
 これにより、翌13日から樫田配水池への送水を開始するとともに、3日間をかけて配水管内への注水、水を入れ替える洗管、水質検査を実施し、17日に水道水の安全宣言を発出し、これをもって応急給水活動を終了いたしました。
 その後も引き続き浄水場での設備の点検や水質確認を行い、10月3日に電力の安定と通信の復旧を確認した上で、非常用発電機を停止し、浄水場を通常運転させることができたものでございます。
 以上でございます。
○(山口重雄議員) ただいま当時の状況と災害対応について説明いただきました。
 当時の厳しい災害支援状況が改めて目に浮かんできます。あえて今説明いただいたことについて、要約等をいたしません。皆さん、当時の状況を十分ご理解いただいたのではないだろうかと、このように思います。
 復旧作業に当たっていただいた作業員の皆さんは、重なり合った倒木がいつ崩れるのか、いつ崖崩れが再発するのか等、本当に命がけの作業が続きました。残念ながら、倒木作業で兵庫県養父市から支援に来ていただいた方が1人亡くなっています。
 当時、水道職員は倒木をかき分け必死に浄水場の復旧のために努力されていた時期であります。何が隠蔽か、当時の厳しい状況を踏まえ質問しろ、これが私の思いであります。
 先日、北岡議員になぜあのような質問をされたのかと伺いました。北岡議員は出灰に住んでおられる知人から水が臭うとの相談を受け、今回質問しているんだと、こういうことでありました。
 当時、浄水場敷地内の雨水も利用した、浄水場南側の出灰川から仮設のポンプを設置して取水する等、私も報告を受けていました。
 改めて水道管理者にお聞きします。
 樫田の住民の方から飲み水が薬品臭い等、苦情や問合せがあったのかどうか。
 2点目に、北岡議員が数点指摘されています、側溝からの取水、仮設ポンプの設置等、あの災害時、樫田の皆さんに飲み水を供給するに必要な対策であったのかどうか、これについて伺います。
 できるだけ議員の皆さん、今日は傍聴に来られてます傍聴の皆さんにも分かるように説明してください。
○水道事業管理者(上田昌彦) 樫田地区における水道水に関するご質問にご答弁申し上げます。
 まず、水道水の苦情や問合せの有無についてでございますが、樫田浄水場から給水している地域から水道水の臭い等に関する苦情を受け付けたことはございません。
 続いて、樫田地区に水道水を供給するため取り組んできた対策の必要性についてでございます。
 まず、樫田浄水場の概要と、その取り巻く環境についてご説明をさせていただきます。
 樫田浄水場は樫田地区に給水するための唯一の浄水場でございます。浄水場付近を流れる出灰川を水源として取水し、浄水場でろ過、消毒した後、樫田配水池へ送り、樫田地区の皆様へ水道水をお届けしております。
 この出灰川では、他の河川と同様に大雨が降りますと土砂などにより濁りが生じますが、濁りがひどい場合には現在の浄水処理で対応することが困難であるため、濁度が下がるまで取水を停止し、浄水場と配水池に貯水している水で給水を行うこととなります。
 このように樫田浄水場は天候などの自然環境の影響を受けやすく、大雨などで長時間にわたって河川に濁りが継続しますと給水に影響が生じるというリスクを抱えておりますことから、雨天による川の濁りが想定される前には、配水池や浄水場を満水にして2日程度の水量を確保しながら運用しているところでございます。
 このような中、平成30年の西日本豪雨の際には、7月5日からの72時間の雨量が400ミリに達するなど、大雨が長時間にわたり降り続きました。当時の気象情報では、台風第7号の影響を受けた梅雨前線が西日本に停滞するとされたことから、長時間の取水停止により給水の継続が困難となる危機的な状況となりました。
 そこで緊急避難的な対応として、雨水を利用する手法を導入することとし、有り合わせの備品を組み合わせて浄水場内に降った雨水が集まる集水ますより取水し、浄水処理を行い、何とか断水を回避することができました。
 なお、この場内の雨水につきましては、道路の側溝からのものではなく、主に屋根やコンクリート、アスファルト上に降ったものであり、濁りが少ないものを浄水処理し、24時間連続測定している高感度濁度計や残留塩素の監視を強化し、水質の安全性を確認しております。なお、その後、西日本豪雨のように長時間の取水停止によって給水できなくなるという状況に至ったことはございませんが、近年頻発する豪雨災害も踏まえると、樫田地区の安定給水を維持するための有用な設備であると考えております。
 その後、1問目にございましたとおり、同年9月4日に台風第21号が神戸市付近に上陸し、本市と隣接する枚方市で最大瞬間風速40.2メートルを記録するなど猛烈な暴風に見舞われ、本市の北部山間地域では大規模な倒木等の被害が発生いたしました。この被害が最も大きかった樫田地区にある樫田浄水場では、浄水場の北側に位置する取水場とをつなぐ里道が倒木や斜面崩落によって多大な被害を受けることとなりました。
 幸いにも取水場の取水設備が奇跡的に被害を免れ、取水が可能であったものの、浄水場につながる里道の通行が困難となったことにより、取水施設の維持管理が困難な状態となりました。
 このような状況の中、さらなる土砂崩れの発生や、復旧にも相当な期間を要することが見込まれたことから、浄水場南側に臨時の取水設備を設置することとし、平成30年12月議会の福祉企業委員会協議会において報告を行っております。
 この後、令和2年7月8日の大雨によって被害のあった里道が完全に崩落したことで、取水場から浄水場に水を運ぶ導水管が破損するとともに取水地点も土砂に埋まり、本来の取水場からの取水が完全にストップしたため、臨時の取水設備からの取水を開始して現在に至っております。
 結果的には臨時の取水設備を事前に設置していたことで断水を回避し、安定給水を維持することができました。
 また、樫田地区では平成30年の台風第21号で、国の局地激甚災害の指定を受け、元の取水場の周辺部や出灰川の上流でも倒木の撤去等が行われ、作業による河川の濁りに対応するため、浄水場に濁りを取り除くための除濁装置を1年間設置したことで、この期間の河川の濁りにも十分対応することができたと考えております。
 このように、樫田浄水場の置かれた状況等を踏まえ、樫田地区において安全で安定した給水を維持するために必要な様々な手段を講じ、住民の皆様の生命と社会生活を支えるインフラを維持するという水道部としての責務を果たしてきたところでございます。
 以上でございます。
○(山口重雄議員) 改めて、今管理者から説明をいただきました。
 あえて北岡議員が指摘されている点について、これはこうだということについては述べるつもりはございません。側溝の水についても汚濁装置についても、さらに浄水場南側に仮設のポンプを設置したのも、今管理者から説明があったように、樫田の皆さんに本当に緊急時に安全な水を届けるためにそういう対応をされたと、こういうことを分かっていただけるのではないだろうかと、こういうように思います。
 樫田の皆さんは、水に対して常に神経を使っておられます。過去に出灰川上流、京都市外畑地区で無許可でグラウンドの開発を進められた件がありました。高槻市水道部とタッグを組んで、京都市と地元の皆さんは厳しく交渉され、開発を止められた経緯があります。
 その後、毎年、樫田連合自治会、そして京都市、水道部、この3者で水源の清掃活動を今もやっておられます。出灰川の源流はポンポン山であります。ポンポン山が樫田地区の水がめになっているわけであります。
 先日の本会議で北岡議員の質問、私は過ぎた言葉に次第に怒りが込み上げてきました。やじらざるを得ませんでした。樫田の災害支援に共に取り組んだ議員の皆さんがおられます。私と同じ思いでおられると、こういうように思います。皆さんはどうでしょうか。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)
 あの状況の下、修繕か工事か、入札か見積り合わせか、そんな手続をやっている暇なんてないんです。到底ありません。
 先ほども修繕か、それとも工事かという質問をされました。当時、一刻も早く人命、そして生活、財産を守るためのライフラインを復旧させる時間がまず優先されるのが災害対策であります。あの被災状況、現実を知っての質問かと、ますます怒りが込み上げてきました。
 先日、改めて樫田地区連合自治会長と当時の出灰の元自治会長に、水道水の臭いについて住民の方から苦情や相談の有無について尋ねました。一言も聞いてないと、こういうことでありました。
 北岡議員の知人が薬品臭いと感じたなら、当然、樫田の住民の方も多く薬品の臭いを感じておられたと思います。なぜ近隣住民や自治会長にも確かめられなかったのか疑問であります。本当に出灰の住民の方なんでしょうか、私は疑います。
 北岡議員は住民監査請求をされ、そして今後、住民訴訟を多分提起されるのでしょう。私は北岡議員に相談された知人自らが、水道水の臭いについて説明を証明されるべきと強く求めておきます。
 加えて、北岡議員が根拠のない住民監査請求、住民訴訟を提起されるなら、高槻市民の血税が費やされ、その無駄な費用と時間は北岡議員が負うべきと私は考えます。
 今日、樫田の皆さんが傍聴に来ておられます。私は樫田地区住民の皆さんが、自然豊かな活力ある樫田の村づくりに取り組まれるためにも、今回、北岡議員が質問に取り上げられている経緯について、地元住民間で厳しく共有していただく必要があるというように考えております。
 濱田市長、ぜひ樫田地区の地域活性化対策に鋭意に取り組んでいただくことをお願いいたします。議員の皆さんにも、今回、北岡議員が質問されている内容について現地を確認し、水道管理者はじめ水道職員が、緊急時への対応を含め、安全でおいしい水を樫田住民に届けるため、日夜奮闘されていることを確認いただきたいと思います。
 あわせて、樫田の村を守るために日夜奮闘されている自治会役員、住民の皆さんの思いに少しでも寄り添っていただきますことを心よりお願いをいたします。
 平成30年の大阪府北部地震、台風第21号災害、そして今日の新型コロナウイルス感染症対策、理事者、職員をはじめ関係者の皆さんがオール高槻で対応いただいていることに心から感謝申し上げ、併せて先ほどもありました松村消防長、そして平野総務部長、そして徳島会計管理者、そして国へ帰られる岡本技監、本当にお世話になりました。市民連合議員団を代表して感謝を申し上げたいと思います。引き続きのご活躍を心より祈っております。
 最後に、水道管理者にお聞きします。
 平成30年21号台風による樫田浄水場の災害復旧は全て終了したのか、今後計画されている事案があるのか、その点についてお聞きし、私の一般質問としたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○水道事業管理者(上田昌彦) 樫田浄水場の災害復旧に関するご質問にご答弁申し上げます。
 樫田浄水場では、台風第21号とその後の大雨により被災した、取水場と浄水場をつなぐ里道の復旧が困難であるため、浄水場南側に安定して取水できる施設を新たに整備することとしております。
 この整備と併せまして、浄水処理能力の向上を目的に、大雨などによる原水の濁りにも対応できるよう、常設の前ろ過設備の導入に向けての検討を進めてまいります。
 今後のスケジュールといたしましては、令和4年度、5年度にこの前ろ過設備の実証実験を行った上で、令和5年度に実施設計を行い、令和6年度、7年度に取水施設と除濁設備を整備し、令和8年度の供用開始に向け取り組む予定としております。
 これらの取組によりまして、樫田浄水場が抱える浄水処理上の課題解決を図り、樫田地区の安定給水の確保を図ってまいります。
 以上でございます。(「議長、私の意見を傍聴者に聞いていただきたい」と呼ぶ者あり)
○市長(濱田剛史) 議員もご指摘のとおりでございまして、私はこの市長をやっている間、台風が来れば、そしてまた長雨が来れば、そしてまた雪が降れば、常に樫田地区のことをいつも念頭に置いてきたこの12年でございました。
 今回の台風21号というのは、本当に想像を絶する威力でございまして、それは議員が先ほどご指摘したとおりでございます。
 風倒木で集落が孤立するということも、全く想像もつかなかった状況でございまして、それほど緊迫した状況でありました。
 先ほどご指摘のとおりでありまして、その安否も、何とか私も災害対策本部で報告を受けたときに、とにかく安否を確認したいということで、消防団はじめ地元の方々にご協力いただいて、命がけで安否を確認していただいて、本当にほっとしたというのが今でも覚えているところでございます。
 その後、速やかに私も現地に入りまして、あの風倒木の状況を見たときに第一に思ったのは、これはどうしようかと、こんなにすさまじい風倒木があるのかと私も思いまして、通常、心のある人間であれば、それ以外の余計なことを考えるような、そんな状況じゃないというふうに私は思っているところでございます。
 私も陣頭に立って、この復旧に全力で尽くしてきましたし、職員も非常に頑張ってくれて、そのかいもありまして、早期に局地激甚災害という、あまり全国でも例の少ない災害指定をしていただいて、そして国の支援もいただけるようになって、復旧に少しはずみがついたところであります。
 その後も毎年私が自ら林野庁等に参りまして、東京に参りまして要望を続けて、今は何とか復旧の道が続いているところでありますけれども、まだまだ復旧半ばであると私は思っているところでありまして、今後も長期にわたってこの復旧の作業をしていかなければならないというふうに思っておりまして、それは私の使命だというふうにも感じているところでございます。
 いずれにしましても、今後も樫田の復旧、そして樫田地区の課題もたくさんございますので、そういった課題も解決すべく、職員と共に私が先頭に立って全力で取り組んでまいりますので、今後ともご理解、ご協力のほう、よろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。(拍手)
○議長(吉田忠則) 山口重雄議員の一般質問は終わりました。



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posted by 北岡隆浩 at 20:59| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月03日

【学校隣接地購入訴訟】実質勝訴

学校隣接地購入訴訟の高槻市側の準備書面

今日は10時から、大阪地方裁判所で、学校隣接地購入訴訟の第2回口頭弁論がありました。上の画像のとおり、高槻市が物件補償についての補償契約等をしないと準備書面に記載したことから、実質勝訴したと判断し、訴えを取下げました。

私は訴状の「請求の趣旨」で・・・

請求の趣旨
1 被告は、別紙目録記載の土地の鑑定、測量、調査及び購入に関して、公金を支出し、契約を締結もしくは履行し、債務その他の義務を負担してはならない。
2 被告は、別紙目録記載の土地上の物件に関して、公金を支出し、契約を締結もしくは履行し、債務その他の義務を負担してはならない。
3 訴訟費用は被告の負担とする。
との判決を求める。


・・・と、1項で土地について、2項で土地上の物件について、それぞれ公金支出や契約等をしないよう、差止めを求めていました。

被告である高槻市側の今回の準備書面には、上記の記載があったので、これを受け、以下の訴えの取下げ書を本日裁判所に提出。被告の同意もあったので、取下げとなりました。実質勝訴です。

令和4年(行ウ)第78号 小学校隣接地購入差止請求事件(住民訴訟)
原告 北岡隆浩
被告 高槻市長 濱田剛史

訴えの取下げ書

令和4年8月3日
大阪地方裁判所 第2民事部 合議1係 御中
原告 北岡隆浩

 令和4年7月29日付被告第1準備書面において、被告は、「本件予算が執行される蓋然性が高い」ものであったものの(2頁下から6行目)、「補償契約の締結及び本市による収入印紙(地権者分)の負担」及び「物件調査のうち、補償契約の前提となる家屋調査」は行わない予定であり、「土壌汚染調査も、現状実施しない予定の可能性が高い。」と主張している(3頁14乃至17行目)。
 つまり、原告の訴えのうち、請求の趣旨1項の一部及び2項の全部が実現する見込みである。
 また、被告は、「原告の主張するとおり、本件土地がなくても認定こども園の設置自体は可能であるものの」(11頁10及び11行目)、本件土地を(仮称)富田認定こども園の仮説園舎の駐車場として活用する必要があると主張する(10頁3行目等)。この駐車場の件については、被告第1準備書面で唐突に主張され、本年3月の議会では被告から何らの説明もされなかったが(甲3及び4)、原告においても一定は理解できる
 よって、本件訴訟については、原告が実質的に勝訴したものと判断し、訴えを取り下げる。
以上



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posted by 北岡隆浩 at 20:25| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月14日

【新型コロナ支援米訴訟】判決言渡しは10月20日

今日は11時から、大阪地方裁判所で、新型コロナ支援米訴訟の証人尋問がありました。

今回で弁論終結となり、判決言渡しは10月20日13時10分から大阪地裁806号法廷とされました。ぜひ傍聴にお越しください。


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posted by 北岡隆浩 at 21:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする