2016年12月10日

【元AETへの不当労働行為】労働委員会の命令を受け入れ早期解決を図ってもよかったのでは?

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12月議会の初日に3件の即決議案が審議・採決されました。その最初は市長の専決処分に関する報告。オーストラリア人の元英語指導助手(AET)らを卒業式に出席させなかったこと等が、大阪府労働委員会から不当労働行為と認定され、謝罪の文書を手交するように命じられたのですが、この命令を取り消すことを求める裁判を、議会にかける時間がなかったので、市長の専決で起こしたというのです。

<提起の要旨>
高槻市立小学校の卒業式に英語指導助手(AET)2名が出席を認められなかったことに係る不当労働行為救済申立事件において、大阪府労働委員会の命令(平成28年10月14日)を不服とし、取消訴訟を提起したもの。
<専決処分理由>
本件提訴について、市議会を招集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったものである。


なお、府労委が手交するよう命じた文書の内容は以下のものです。

 当市が行った次の(1)及び(2)の行為は、大阪府労働委員会において、それぞれ、労働組合法第7条に該当する不当労働行為であると認められました。今後、このような行為を繰り返さないようにいたします。

(1)平成27年3月19日に高槻市立■■小学校及び同■■小学校において行われた卒業式について、貴組合員である■■氏及び同■■氏の出席をそれぞれ認めなかったこと。(労働組合法第7条第1号、第3号及び第4号該当)
(2)平成27年3月18日に行われた高槻市議会本会議での答弁において、当市教育委員会教育指導部長が、同月19日に高槻市立■■小学校及び同■■小学校において行われる卒業式について、貴組合員である■■氏及び同■■氏の出席をそれぞれ認めないことに関連して、貴組合が不当労働行為救済の申立てをしたことや貴組合及び組合員らが行ったビラ配布、要請行動等の活動を批判する発言を行ったこと。(労働組合法第7条第3号該当)


大阪府労働委員会の命令が不当なものであれば、この議案に賛成したのですが、議会で質問してみると、どうも市の提訴のほうが妥当性を欠くと考えられたので、賛成しませんでした。

以下は議会でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので、本番の発言とは違う部分もあることをご了承ください。

■報告第9号 不当労働行為救済申立事件の大阪府労働委員会の命令に対する取消訴訟の提起の専決処分報告について

<1回目>

1.先ほど高木議員の質問にもありましたように、訴訟の当事者である労働組合やその組合員である元AETらが、不当労働行為救済申立て、春闘集会、記者会見等を行ったことも問題になっているようですが、これらのことについては、何らかの違法性があったのでしょうか?

⇒英語指導助手が行った活動に違法性があるという捉えはしておりません。

2.その労働組合や組合員が配布したビラには、市の業務を妨害したり、卒業式等の運営に支障をきたしたりするような内容が書かれていたのでしょうか?

⇒配布したビラにつきましては、市の業務を妨害するような内容ではありませんでしたが、事実とは違う内容が一部ございました。

3.元AETが職員室内で校長に断りなくビラを配布したといったことがあったようですが、市や教育委員会の許可を受けて機関紙やビラの類を配布している職員団体や労働組合はどれだけあるのでしょうか?

⇒3団体と認識しています。

4.元AETが教職員や保護者に主張を訴えたりしたことはあったようですが、児童らに直接そういったことをしたことはあったのでしょうか?

⇒学校からそのようなことがあったという報告は受けておりません。

5.卒業式に出席したいという元AETに対しては、卒業式の日は、児童の目につく場所で活動等を自粛するようにとお願いすればよかったのではないかとも思いますが、そのようなお願いも聞いてくれるような方々ではなかったのでしょうか?なかったのであれば、何故そのように考えるのか、お答えください。

⇒教育活動として行う卒業式の出席者や具体的な実施方法につきましては、校長や設置者である教育委員会の判断にゆだねられております。新しい生活への動機づけを行う機会となる卒業式は、厳粛かつ清新な雰囲気をつくり出すような工夫が極めて大切でございます。
 したがって、式の実施に際して多少なりとも混乱が予見されるのであれば、事前に最善の対処を行うことが、執行責任者としての校長及び指導助言を行う教育委員会の責務でございます。

<2回目>

1.配布したビラについては、事実とは違う内容が一部あったということですが、どのように事実と違っていたのでしょうか? また、それは、卒業式等の運営に支障をきたしたりするようなものではないような答弁でしたが、市に何らかの影響を与えるようなものなのでしょうか? それぞれお答えください。

⇒英語指導助手を突然廃止する方針を決定したと書かれておりましたが、今回の見直しは、国の計画に基づいて、小学校の英語の教科化を見据えた計画的なものでございます。
 なお、ビラの内容自体は、市の施策に影響を与えるようなものではございません。

2.ご答弁によると、卒業式の実施に多少の混乱が予見されたということですが、なぜそのような予見がされたのでしょうか? 元AETに何らかの問題があったのでしょうか? 具体的にお答えください。

⇒卒業式の直前である2月末から3月にかけて、教職員の勤務時間中に行われた研修会で突然自らの主張を述べると言ったことや、職員室内で校長に断りなくビラの配付を行なったことがございました。
 卒業式、あるいは、その前後でも類似の行為が行なわれることにより、混乱が式場にまで及ぶことを懸念しておりました。

3.市や教育委員会の許可を受けて機関紙やビラの類を配布している職員団体や労働組合は3団体だということですが、元AETの所属している労働組合も、ビラ配布の許可を申請すれば、市や市教委は許可をしたのでしょうか? しないのであれば、何故しないのか、お答えください。

⇒違法な態様でなされる場合を除けば、組合の活動は基本的に制限できるものではないと考えております。

4.英語指導助手が行った不当労働行為救済申立て等の活動には、教育委員会としては、違法性があるとは捉えていないということですし、他の3団体については学校での機関紙等の配布を許可されているということです。労働組合ですから、場合によっては使用者側を批判するようなビラを配ったりするのは当たり前ではないかと思います。そういうことを、卒業式に出席させなかった理由として議会でも答弁しているわけですから、不当労働行為といわれても、私は仕方がないと思います。大阪府労働委員会の命令を受け入れるという選択肢もあったかと思いますが、なぜその選択をせずに、提訴をしたのでしょうか? 裁判で負ければ恥の上塗りみたいになってしまいかねませんが、裁判で勝訴できる見込みはどれだけあると考えているのでしょうか? それぞれお答えください。

⇒2点目でお答えしたような状況から混乱を懸念し、指導助言を行いました。しかし、労働委員会は、学校および教育委員会が考えるような懸念について、現実的かつ具体的な事実はなかったとして不当労働行為を認定しました。また、労働委員会の判断は、学校長の責任と権限を狭く解釈する判断をしたと考えております。そこで、労働組合に関連する法令と、学校教育や地方教育行政に関連する法令の解釈に基づく判断をしていただくため、司法機関である裁判所での判断を求めるものでございます。

<3回目>

1.元AETは、研修会で自らの主張を述べたということですが、その研修会はどんな内容のものだったのでしょうか?
2.元AETは、その研修会の中で、どのような時に、どのような態度で、自分の主張を述べたのでしょうか?研修会の冒頭で、研修を邪魔するようにして、したのでしょうか?それとも、研修の後半に、研修があらかた終わったところで、紳士的に述べたのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒市内の小学校で勤務時間中に行われた英語科の研究会の終了間際に、スーパーバイザーが突然前に出て、参加していた教員の前で自らの主張を述べたものでございます。

3.そのことによって、元AETは、処分等はされたのでしょうか?されたのであれば、どのような処分等がされたのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒処分につきましては、教育委員会はそのような権限を有していないため、行っておりません。

 あとは意見です。
 元AETが、研修会のどんなタイミングのときに自分の主張を述べたのか分かりませんけど、勤務時間中であっても、職場内で、自分の待遇について不満を述べるということも、一般的に、ないこともないと思います。そんなことは絶対にやってはいけない、というほどのものでもないですよね。
 学校外での元AETの活動については、教育委員会としては、違法性はないという認識のようですし、職員室内でビラを配布したことについても、許可をとれば配布してもよかったというような答弁でした。
 元AETは、授業中や、児童に対しては、そういうことはしていないということなので、TPOはわきまえていた感じもします。そうすると、卒業式でも、児童らの式を邪魔するようなことはしなかったのではないでしょうか。
 勝訴の見込みをお聞きしたら、それについては明言せずに、労働委員会は、学校長の責任と権限を狭く解釈する判断をしたので、裁判所に対して、あらためて、労働組合や学校教育などに関する法令に基づく判断を求めたいということでした。
 卒業式というのは、児童にとっては、さよならと旅立ちの儀式であるわけですけれども、教職員の皆さんにとっても、さよならの儀式であると思います。その卒業式には、我々議員や地域の方々といった、直接、学校教育に関係のない、いわば部外者もお招きいただけるわけです。なのに、違法行為もしていないのに、勤務時間中に自分の主張を述べたりしただけで、児童と教育現場で直接かかわってきたAETを、卒業式に出席させないという権限・裁量まで、学校長にあるのかどうか。仮にあったとしても、社会常識的にそんなことをやっていいのかどうか。私は疑問です。
 AETについては、今回の件も含めて、いろいろと報道されて、大きな問題になりました。その原因はAETにあるのか?市や教育委員会のほうにあるのか?・・・報道のされ方や、労働委員会の決定から見ると、市や教育委員会のほうが、分が悪いと思います。労働委員会の命令を受け入れて、早期に解決を図ってもよかったのではないでしょうか。
 以上です。



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2016年12月06日

【特別休暇訴訟】次回は来年1月24日

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本日は大阪地方裁判所で、13時30分から特別休暇訴訟(高槻市の特別休暇や病気休暇に関する住民訴訟)の弁論準備がありました。

次回は来年1月24日ですが、弁論準備のため傍聴できません。


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posted by 北岡隆浩 at 20:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月02日

【旅費詐取訴訟】地裁で一部勝訴!

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旅費訴訟地裁判決主文

本日は12月議会の2日目の本会議。私も3つの議案について質問しました。

午前中で議会は終わり、その後、大阪地方裁判所へ。13時10分から、旅費詐取訴訟の判決言渡しがありました。元校長の不法行為や、大阪教育委員会の運用が条例違反であることが認定され、報道されたとおり、一部勝訴となりました。

主文のとおり金額は少ないのですが、これは、平成23年度と24年度で計372件の虚偽申請があったのですが、裁判上の事情で、39件に絞ったことや、その39件の中でも、期間徒過で15件が却下されたこと(裁判所の期間徒過の判断には納得がいかないところもあるのですが・・・)、そして、自家用車で出張した場合の旅費から通勤手当を差し引くべきだというこちらの主張が認められなかったためです。

額は少ないですが、元校長の指示で教職員らが虚偽の旅費を申請したこと、つまり学校ぐるみで旅費を詐取したことや、それをかばうために府教委が突然言い出した特異な運用(出張先から自宅へ直帰したにもかかわらず、学校へ戻ったものとして、学校と出張先の往復の距離の旅費を支給するという運用)が府の条例に違反することは認定されたので、こちらの主張のほとんどが認められたと考えています。

なお、金額的には、
・元校長に対して807円を請求せよ。
・8517円の追加支給をしてはならない。
ということになります。

この裁判は、弁護士さんががんばってくれなければ、勝てませんでした。弁護士の岡本大典先生、福井健先生、坂本団先生には大変お世話になりました。


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posted by 北岡隆浩 at 23:01| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月01日

【市有地不法占有訴訟】勝訴確定 【市道不法占拠訴訟】次回は2月2日

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昨日から12月議会が始まりました。市長は冒頭の行政報告で、市有地不法占有訴訟について・・・

次に、下田部町2丁目内の里道・水路が不法に占有されているなどとして提起された住民訴訟の一審判決の一部に不服があったため、控訴しておりましたところ、遺憾ながら、本年10月6日に大阪高等裁判所において、控訴は棄却され、この判決が確定いたしました。


・・・と、市側が最高裁に上告しなかったために、判決が確定したことを認めました。地裁・高裁で勝訴しましたが、これでこちらの勝訴が最終的に確定したわけです。

本日は大阪地方裁判所で、10時30分から市道等の不法占拠に関する住民訴訟の第3回口頭弁論がありました。

今回から宗教法人が補助参加。

次回は、来年2月2日11時から大阪地裁806号法廷とされました。ぜひ傍聴にお越しください。


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2016年11月25日

【老人クラブ補助金等訴訟】判決言渡しは3月9日

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今日は10時から、大阪地方裁判所で、老人クラブ補助金等訴訟の口頭弁論がありました。

本日で弁論終結に。判決言渡しは来年3月9日13時10分から大阪地裁806号法廷とされました。ぜひ傍聴にお越しください。


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2016年11月18日

【生活保護費過払い訴訟控訴審】判決言渡しは2月2日

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本日14時から大阪高等裁判所で生活保護費過払い訴訟控訴審の口頭弁論がありました。

裁判所からは和解の提案がありましたが、高槻市側は拒否しました。

今回で結審となり、判決言渡しは来年2月2日13時15分から大阪高裁82号法廷となりました。ぜひ傍聴にお越しください。


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2016年11月10日

【遅刻救済訴訟】次回は12月27日 【生活保護費過払い訴訟控訴審】次回は11月18日

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本日、10時10分から大阪地方裁判所で遅刻救済訴訟の第7回口頭弁論が、13時20分から大阪高等裁判所で生活保護費過払い訴訟控訴審の第1回口頭弁論が、それぞれありました。

次回は、遅刻救済訴訟が12月27日10時10分から大阪地裁806号法廷、生活保護費過払い訴訟控訴審が11月18日14時から大阪高裁82号法廷です。ぜひ傍聴にお越しください。


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2016年11月07日

【安満遺跡公園】未だに維持費も算出していない高槻市

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先週金曜日の11月4日に開かれた史跡整備等特別委員会では、市民参加の取組内容、公園整備・関連事業、公園運営等について質問しました。

上の資料の冒頭には「公園を経営する」という姿勢を念頭にと書かれていますが、質問をしてみると、公園の維持費の算出や収支予測などはまったくしていないということでした。

以下は当日のやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

★市民参加の取組内容(資料p2〜4)

【1回目】

■(1)それぞれの取り組みに要した費用はどれだけだったのでしょうか?内訳をお答えください。

市民活動プロジェクトに伴う費用については、4回開催しました講座の講師には、謝礼としてそれぞれ9,100円お支払しておりますが、基本的にはメンバーのボランティアです。

■(2)パークヨガは、ラジオ体操なんかとは違って、ヨガの指導者が必要だと思いますが、どのような方が指導されたのでしょうか?無料で指導していただいたのでしょうか?今後は料金等は必要ないのでしょうか?

パークヨガについては、ヨガの知識があるメンバーがボランティアで実施されております。今後については、プロジェクト内で検討されております。

■(3)古代米を観賞したり栽培したりしたということですが、古代米というのは具体的にどういった品種なのでしょうか?公園の整備後に栽培する品種はどのようなものになるのでしょうか?

古代米については、今回はベニロマンやツクシアカモチ等の赤米を試行的に栽培されています。公園整備後に栽培する品種については、今後検討される予定です。

■(4)カブトムシの生息状況を調査したということですが、どこにどれだけのカブトムシがいたのでしょうか?また、そのカブトムシは京大農場内で卵から孵化したものなのでしょうか?公園整備後は、カブトムシの生息環境は、どのようになるのでしょうか?

公園計画地のカブトムシについては、調査によると、農場内の北側フェンス沿いで5匹発見されましたが、農場内で孵化されたかどうかは分かりかねるとのことです。

【2回目】5点

●(1)講座の講師には謝礼を支払ったということですが、どういった講座の講師の方だったのでしょうか?また、謝礼は公費でまかなったのでしょうか?お答えください。

公園、防災、市民協働、冒険遊びに関する学識経験者等を講師として講座を実施しており、謝礼は市からお支払いしております。

●(2)市民活動プロジェクトに関する費用はすべて公費でまかなっているのでしょうか?公園開設後も公費でまかなうのでしょうか?会費制や料金制にするといった考えはないのでしょうか?お答えください。

基本的には市民活動プロジェクトメンバーの自己負担で実施されております。
参加費等については今後プロジェクト内で検討される予定です。

●(3)古代米をレストランで提供するという話も事前に伺ったのですが、どの品種について、どれくらいの栽培量を見込んでいるのでしょうか?レストランへはどれだけ提供できるのでしょうか?お答えください。

農場本館のレストランの形態については今後具体的に検討してまいります。

●(4)公園整備後に、公園で何らかの活動をしたい場合には、市民活動プロジェクトのメンバーにならなければならないのでしょうか?市民活動プロジェクトのメンバーと、そうではない一般市民の間には、公園での活動において、どのような違いがあるのでしょうか?具体的にお答えください。

本公園では市民活動プロジェクト以外の様々な活動も想定しており、本公園における市民活動のあり方については現在検討しております。

●(5)カブトムシの生息環境は分からないということですが、公園整備によって、盛土がされたり、樹木の種類が変わったりするわけです。カブトムシを含め、京大農場に生息する他の生き物の生育環境はどのように変わるのでしょうか?棲めなくなってしまったり、数が減ったりする生き物もいるのでしょうか?具体的にお答えください。

公園整備により、一定、生育環境は変わりますが、将来的には生物生息に配慮したオープンスペースが創出されることを目指しております。

【3回目】5点

▲(1)市民活動プロジェクト以外の様々な活動も想定しているということですが、具体的にはどのような活動を想定しているのでしょうか?お答えください。

他の市民団体等による活動が考えられます。

▲(2)平成25年の高槻市制施行70周年記念セレモニーで「安満遺跡 青銅祭」が市民会館で開催されました。その後、「安満遺跡青銅祭」は、毎年、市民グラウンドや桃園小学校で開催されてきましたが、安満遺跡公園の開園後は、公園で開催されることになるのでしょうか?お答えください。
▲(3)高槻まつりやジャズストリートなども安満遺跡公園で行われることになるのでしょうか?

主催者が考えられると思っています。

▲(4)こうした複数のイベントを毎年定期的に行う場合には、舞台を常設するほうが費用の節約になるとも考えられますが、常設の舞台を設置するという考えはないのでしょうか?

東エリアにステージを設置する予定です。

▲(5)京大農場における生態系調査で確認されたケリという鳥は、準絶滅危惧種だということですが、ケリの生育環境はどのようになるのでしょうか?ケリの繁殖には水田が必要だということですが、公園ができると水田がほとんどなくなってしまうことになります。京大農場のケリについてはどうなるのか、お答えください。

個別の生物については分かりかねます。

【4回目】要望

◆参考資料2の15ページと16ページには、公園の未来予想図として、市内のイベント開催ということで、舞台の上で演奏する様子の写真があったり、グルメの大型イベント、クラシックカーの展示、婚活イベント、パークウェディング、仮装パーティなんかのイメージ写真が載っています。「決まったものではありません」という注意書きがありますが、様々なこうしたイベントを開催するのであれば、常設の舞台を置いたほうがいいかもしれません。先ほどのご答弁では、市民活動プロジェクトの様々な活動以外の活動については、他の市民団体による活動がありますとか、具体的な活動内容はお答えいただけませんでしたし、安満遺跡青銅祭についても主催者が考えることだということでした。舞台の設置については、東エリアに設置するということでいいんですね?常設の舞台ということでしょうか?答弁原稿をいただいていないので、よく分かりませんが・・・資料にステージと書いてありますか・・・ということのようで理解しました。
舞台の設置については、どういった舞台がいいのか、しっかりと検討していただきたいと思います。
◆生き物については、カブトムシがいるとか、バッタも育つとか、資料には書いてあるんですが、そういうことを謳うのであれば、公園開設後も、生き物の生息状況・生態系を調査して、京大農場のときと比べてどう変わったのかということを公表していただきたいと思います。
以上要望しておきます。

★公園整備及び関連事業(資料p5〜11)

【1回目】5点

■(1)5ページには防災公園区域の工事個所が示されていますが、具体的にはどのような工事を、どれだけの費用で行うのでしょうか?入札等はいつ実施されるのでしょうか?それぞれお答えください。

防災事業区域の今年度の工事については、URが7月19日に入札を実施し、7月25日に37,908,000円で契約しています。工事の内容は、敷地造成、植栽、施設整備等でございます。

■(2)7ページは京大農場建物群の活用計画として、歴史関係のものだけではなく、本館の1階と2階をレストランとするとされています。レストランという計画は、今回初めて出てきたかと思いますが、どのような経緯で決まったのでしょうか?また、レストランとなれば、水道やガスを多く使用することになると思いますが、本館の下には環濠集落の遺構が埋まっています。影響はないのでしょうか?レストランのトイレや下水はどのようにされるのでしょうか?それぞれお答えください。

京大農場建物群の活用についてですが、平成26年度策定の「史跡安満遺跡整備基本計画」において、本館を安満遺跡の歴史ガイダンスや食体験ができる「史跡安満遺跡のガイダンス機能と憩い」の場として位置づけています。今回、この食体験や「憩いの機能」の具体的な内容としてレストランを想定し、検討してまいります。
次に、農場建物群の上下水道等についてですが、既存設備の活用や保護盛土内の設置など、地下遺構の保存を最優先に計画してまいります。

■(3)8ページには、PR看板を、昨年度のものに加えて、今年度も公園計画地に設置すると記載されています。この目的と費用についてお答えください。

PR看板については、本公園の取り組みを広く周辺地域の皆さんにお知らせするために設置したものであり、費用は、2箇所あわせて約40万円です。

■(4)9ページには雨水貯留施設について記載されています。地面を掘り返して、地下に雨水貯留施設を設置するわけですが、それによって発生した土砂はどれだけなのでしょうか?また、公園全体に必要な土砂の量はどれだけなのでしょうか?11ページの全体スケジュールには流用盛土受入とありますが、不足分は、いつ、どこから、どのように調達するのでしょうか?それぞれお答えください。

本公園における現時点の概算土量は、公園整備に必要な土量が約12万m3であり、その内、雨水貯留施設の掘削に伴う発生土は約3万m3で、搬入する土は約9万m3でございます。
これらの土は、他の公共事業等の発生土を活用し、各事業と時期を調整しながら、搬入する予定です。

■(5)10ページには、周辺道路について、「事業用地の取得に向け、地権者への丁寧な説明を重ねながら、用地測量及び家屋調査を実施」とあります。立ち退く意思のない地権者の方もおられると聞きますが、そういった方々に対しては、どれだけの説明をされたのでしょうか?また、ご理解は得られたのでしょうか?用地測量と家屋調査の進捗状況はどのようなものなのでしょうか?全体を100%とすると、何パーセントくらい進んだのでしょうか?それぞれお答えください。

地権者の皆さま方には、丁寧な説明を重ねながら、ご理解いただけるよう進めております。用地測量等につきましては、ご協力いただけたところから適宜進めております。

【2回目】5点

●(1)防災事業区域の今年度の工事については、URが7月19日に入札を実施したということです。その入札の状況はどのようなものだったのでしょうか?何社が応札や辞退をしたのでしょうか?落札率はどれだけだったのでしょうか?お答えください。

防災事業区域の今年度の工事入札について、6社が応札し落札率は88%、辞退はございません。

●(2)レストランの事業者の選定はどのように行うのでしょうか?また、レストランの内装や機材、ガスや水道の配管の費用などはどこが負担するのでしょうか?それぞれお答えください。

レストランの事業者の選定や負担区分等については、今後検討してまいります。

●(3)PR看板は本公園の取り組みを広く周辺地域の皆さんにお知らせするためのものだということです。事前のお話では、公園の来場者を年50万人と見込んでいるということですが、50万人の来場者を集めるために、どのようなPRを考えているのでしょうか?また、以前は100万人という数字が挙げられていましたが、なぜ50万人なのでしょうか?それぞれお答えください。

本公園整備構想では、都市公園利用実態調査を踏まえて年間来園者数を50万人と想定しております。今後、情報誌なども含め市内外にPRしてまいります。

●(4)流用盛土については、他の公共事業等の発生土を活用するということです。新名神関連の工事の残土等だと事前の説明でおききしましたが、具体的にはどの公共事業のどこの土なのでしょうか?お答えください。

流用盛土について、現在は、新名神関連工事や大阪広域水道企業団から発生土を受け入れており、今後も引き続き、他の公共工事等と調整を進めてまいります。

●(5)周辺道路については、ご理解いただけるよう進めているということです。全ての地権者に対してしっかりと説明をしたのでしょうか?未だにご理解いただけていない地権者は、そのうち何件なのでしょうか?理解いただけていない地権者の方々は、どういった主張をされているのでしょうか?それぞれお答えください。

地権者の皆様方には、ご理解をいただけるよう、丁寧な説明を行っております。

【3回目】2点

▲(1)資料の5ページからは公園整備及び関連事業ということで、安満遺跡公園、(仮称)高槻子ども未来館、雨水貯留施設、周辺道路という4つの項目が上げられていますが、このそれぞれの年間の維持費はどれだけかかるのでしょうか?

維持管理費については適宜算出していきます。

▲(2)あらためておききします。周辺道路については、ご理解をいただけるよう、丁寧な説明を行っているということですが、全ての地権者に対してしっかりと説明をしたのでしょうか?未だにご理解いただけていない地権者は、そのうち何件なのでしょうか?理解いただけていない地権者の方々は、どういった主張をされているのでしょうか?それぞれお答えください。

先ほどご答弁いたしましたとおり、地権者の皆様にはご理解をいただけるよう、丁寧な説明を行っております。なお、個別の地権者との交渉経過につきましては、ご答弁を控えさせていただきます。

【4回目】1点+要望

◆流用盛土に関してはどれくらいの費用がかかるのでしょうか?他の工事現場からの発生土の受け入れについては、1立方メートル当たり、どれだけのお金がかかるのでしょうか?それとも、お金はかからない、タダでもらえる、そういうものなんでしょうか?お答えください。

流用盛土については基本的には無償で提供していただく予定です。

◆平成15年度に奥本前市長によって掲げられたサッカースタジアムの計画の際には、経済波及効果などの数値が示されました。現在は、安満遺跡公園ということで、年間来園者数を50万人と見込んでいるということですが、建設費だけではなく、公園の維持費や収入等についても、しっかりと算出をして、収支予測を当初から出すべきだったのではないのでしょうか?先ほどのご答弁では、維持費について、適宜算出していきますということでしたが、未だに維持費が分からないということですよね。これだけ巨大な公園を造るのに、そういうことすら現在分かっていないというのは、問題だと思います。今からでも収支予測をしっかりと出していただきたいということを要望しておきます。
◆高槻駅高垣線の拡幅については、以前から申し上げているとおり、おかしな話だし、税金の無駄遣いだと考えています。これについてはクドクド言いませんが。残念ながら都市計画決定もされてしまって、用地取得が進められていますけれども、地権者の皆さん対しては、いくら任意買収に応じてくれないからといって、強引なことはしないように、要望しておきます。

★公園運営について(資料p12〜13)

【1回目】2点

■(1)公園内に設置する全天候型「子どもの遊び施設」について、10月13日に(株)ボーネルンドと基本協定書を締結したということですが、どのような内容なのでしょうか?また、ボーネルンドが撤退した場合には、どのようになるのでしょうか?賠償金等が発生するのでしょうか?基本協定書には、撤退について、どのように定めているのでしょうか?

基本協定書は、事業目的や事業者の責務のほか、公園施設管理許可の手続きや役割分担など、事業実施に必要な事項について確認する内容となっております。また、当該協定書では、事業者の責めに帰すべき事由により本市が損害を被った場合は、事業者は当該損害を賠償しなければならないと明記しています。

■(2)公園の管理運営と軽飲食店(カフェ)に関するサウンディング型市場調査を行うということですが、この狙いは何なのでしょうか?公園の管理運営については、「魅力的な事業のアイデア」という言葉も書かれていますが、具体的にはどのようなものを想定されているのでしょうか?軽飲食店(カフェ)の施設は、公金で建設するのでしょうか?それとも事業者の負担なのでしょうか?京大農場本館のレストランとの競合についてはどのようにお考えなのでしょうか?それぞれお答えください。

本調査は、民間事業者との対話によって、市場性やノウハウ・アイデア等を把握することを目的としており、この調査で「魅力的な事業のアイデア」について対話する予定です。
カフェについては、民間事業者の自己資金による建設及び運営を想定しています。
また、本公園はまちなかにある広大な公園であることから、飲食店は複数あってもよいと考えております。

【2回目】6点

●(1)資料には、10月13日に基本協定書を締結した後については、「平成31年のオープンに向けて協議を進める」としか書かれていません。具体的にはどういったことについて協議を進めていくのでしょうか?また、許可や契約の締結等については、今後、いつ、どのようなものを行うのでしょうか?それぞれお答えください。

今後は、工事内容やスケジュール等について協議を進めていきます。なお、事業者の準備工事の前に、事業者において公園施設の管理許可を受けるものとしております。

●(2)「子どもの遊び施設」の建設費や備品の費用、光熱水費等については、どこがどの部分を負担するのでしょうか?利用料金は親子1組1500円(1日フリー)ということですが、それはすべてボーネルンドの収入ということになるのでしょうか?ボーネルンドから市へはどれだけの金額が払われるのでしょうか?それぞれお答えください。

「子どもの遊び施設」については、基本的に施設の建築は市が行い、事業者が利用料金を徴収して事業展開する自主運営とするため、運営にかかる費用を事業者が負担することになります。また、公園管理許可に係る使用料として、ボーネルンドから市に年額約1,400万円納付されることが提案されています。

●(3)「子どもの遊び施設」は市外の方も利用可能なのでしょうか?高槻市民の場合は割引がされるということはないのでしょうか?低所得者の方に対する割引はないのでしょうか?それぞれお答えください。

「子どもの遊び施設」につきましては、市内外の多くの方にご利用いただきたいと考えております。また、事業者からは、市民開放デーの実施などが提案されています。

●(4)資料2の9ページに、ボーネルンドが提案したとされる施設のイメージが掲載されています。アクティブエリア等の記載がありますが、それぞれ具体的にどういったことをするのでしょうか?また、それぞれ何歳くらいを対象としているのでしょうか?それぞれのエリアのスタッフはどれだけなのでしょうか?公園自体は年50万人の来場者を想定しているということですが、「子どもの遊び施設」の利用者は年何人だと想定しているのでしょうか?それぞれお答えください。

具体的な運営内容については、今後事業者において検討されますが、市が求める基本的な考え方である、あらゆる世代の子どもが遊び等を通じて、その能力や可能性を育む施設となることを想定しております。

●(5)ボーネルンドが事業者として選定されていますが、そもそも、選定委員会ではどのように審査したのでしょうか?それぞれの事業者の提案の何をどのように評価したのでしょうか?審査の詳細をお答えください。

選定にあたっては、附属機関である高槻市全天候型屋内施設管理者選定委員会において、施設運営や収支計画、使用料などの内容を審査し、選定しております。

●(6)公園の管理運営と軽飲食店(カフェ)についても、ボーネルンドと同じやり方で事業者を決定するのでしょうか?それとも入札等別のやり方で行うのでしょうか?審査過程を公開するという考えはないのでしょうか?お答えください。

公園の運営管理及びカフェの募集については、サウンディング型市場調査の結果も踏まえて検討してまいります。

【3回目】6点

▲(1)「子どもの遊び施設」の建設費は市が負担するということですが、その費用はどれだけになるのでしょうか?また、年間の維持費はどれだけになるのでしょうか?

現在設計中であり、金額をお示しできる段階ではありません。

▲(2)ボーネルンドが事業者として選定された委員会での審査の詳細については、まともな答弁がありませんでした。この「子どもの遊び施設」のサウンディング調査には、5事業者が参加したということですが、公募にはどれだけの事業者が応募したのでしょうか?また、それぞれの事業者からは具体的にどのような提案があったのでしょうか?利用料金や市への使用料、費用負担等については、具体的にどれだけの金額が示されたのでしょうか?審査の詳細をお答えください。

運営事業者の公募に対する応募者は1社でございます。なお、選定事業者の提案内容や審査結果、選定理由については、市ホームページで詳細に掲載しております。

▲(3)公園の管理運営と軽飲食店(カフェ)について、サウンディング型市場調査を実施するという告知・広報はどのように行ったのでしょうか?

報道提供を行ったほか、市HPや、日本PFI・PPP協会HPにてお知らせしております。

▲(4)飲食店を公募するとなれば、かなりの応募があるのではないかと思われますが、どのような基準で選定するのでしょうか?
▲(6)公園の運営管理について、事前におききしたところでは、単に公園を管理するだけではなく、事業者が、公園での事業での収入を得ることもありえるということでした。具体的にはどのような事業を想定しているのでしょうか?事業者が独自に営利目的でイベントを行うことは可能なのでしょうか?公園や施設のネーミングライツ・命名権で収入を得ることも可能なのでしょうか?公園管理事業者は、どのような営利事業が可能なのか、具体的にお答えください。

サウンディング型市場調査の結果も踏まえて、今後検討してまいります。

▲(5)公園にはレストランや軽飲食店(カフェ)ができるということですが、公園周辺の民間の飲食店との競合はどのように考えているのでしょうか?

これは公園利用者へのサービス施設として設置するものです。

【4回目】意見

◆カフェについては、鳥取にスターバックスができたということで話題になったことがあります。けれども、高槻にはチェーン店のカフェは、駅前にいくつもあります。今さらそういうものが出来ても珍しくはないわけです。公園内にカフェを作って何がしたいのか、何が目的なのか、先ほど公募での事業者の選定基準は今後検討していくということでしたから、現段階では、高槻市の目的というのは不明確ではないかと思います。公園の維持費の足しにするために、高槻市にたくさんお金を払ってくれるところを選ぶというのも一つでしょうし、集客の目玉になるようなところがあれば、それを選ぶのも一つかなと思います。単に憩いの場ということであれば、自動販売機を置いておけば事足りるのかもしれません。
◆一方で、公園の管理運営ということでも事業者を選ぶということです。この公園の管理運営の中に、カフェを入れるということも考えていいのではないでしょうか?
◆例えば、カフェに舞台を設置して、普段はショーを行うエンターテインメント飲食店なんかとして運営して、イベント時にはカフェの舞台も活用するとか。公園運営とカフェを切り離すのではなくて、同じ事業者に運営を任せることで、イベントと、カフェという施設を、一体的に効率よく運営することもできるのではないかと思います。
◆それは、カフェの立地の状況とか、イベントの開催場所とか、事業者の企画力とかやる気次第ですけれども、一体的に運営する事業者を選定するのも一つの選択肢かなと思いますので、提案しておきます。
◆子どもの遊び施設については、設計中で、金額を示せないと、年間の維持費も同様に金額を示せないということなんですが、でも一方で、ボーネルンドからは、年間1400万円払ってもらうということなんですよね。収支を考えたうえで、1400万円を納付させるんだということなら分かるんですけれども、高槻市がどれだけ費用がかかるのか分からないというのは、やっぱりこれも問題じゃないかなと思いますので指摘をしたいと思います。

★「ハーフメイド」について(参考資料2)

【1回目】

■参考資料2の3ページに「ハーフメイドの公園」と記載されていますが、具体的には、公園のどの部分に、どれだけ手を加えられる余地があるのでしょうか?お答えください。

ハーフメイドエリアについては、本公園の西エリア以外の原っぱを中心としたオープンスペースを想定しており、公園の理念や目標像を踏まえつつ、時代やニーズに合わせ、公園づくりを進めていく予定です。

【2回目】

●本公園の西エリア以外の原っぱのあたりがハーフメイドエリアだということです。参考資料1の27ページを見ると、東側に「原っぱ」と書かれたところが2つありますが、上の原っぱは史跡指定された範囲の中にありますし、下の「原っぱ」は、ヘリポートと遊戯エリアの狭いところで、その説明書きには「いろいろな生き物や植物が育つ環境(バッタも育つ環境)」と書かれています。28ページに書かれているとおり、史跡指定地の現状変更は許可が必要ですし、これらの「原っぱ」に何かを造ろうとしても、かなり制限がありそうなんですが、どのようなものを造ることができるのでしょうか?具体的に例を示してください。

具体的な例はございません。公園の理念や目標像を踏まえつつ、今後の時代やニーズにあわせて検討するものであると考えております。

【3回目】

ハーフメイドといっても、ほぼほぼ作り上げられた公園じゃないのかな。あまり何かを作る余地もないんじゃないかなという感想をもちました。



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2016年11月02日

【駐車場訴訟】次回は12月19日 【医科大市有地占有訴訟控訴審】判決言渡しは12月21日

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本日、11時から大阪地方裁判所で駐車場訴訟の弁論準備が、13時20分から大阪高等裁判所で大阪医科大市有地占有訴訟控訴審の第1回口頭弁論が、それぞれありました。

駐車場訴訟は、次回12月19日となりましたが、弁論準備のため傍聴できません。

大阪医科大学市有地占有訴訟の控訴審は、本日で結審となりました。判決言渡しは12月21日13時15分から、大阪高裁72号法廷です。


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2016年10月28日

【京大移転補償訴訟】次回は2月6日

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今日は大阪地方裁判所で、14時から京大移転補償訴訟の証人尋問が行われました。

次回は最終弁論で、来年2月6日13時20分から大阪地裁1007号法廷です。ぜひ傍聴にお越しください。


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2016年10月24日

【高槻市バス売上金不明訴訟】次回は12月26日

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今日は大阪地方裁判所で、16時30分から高槻市バス売上金不明訴訟の弁論準備がありました。

次回は12月26日ですが、弁論準備のため傍聴不可です。


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posted by 北岡隆浩 at 21:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月21日

【市道不法占拠訴訟】次回は12月1日 【特別休暇訴訟】次回は12月6日

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本日は大阪地方裁判所で、10時10分からは市道等の不法占拠に関する住民訴訟の第2回口頭弁論が、10時30分からは特別休暇訴訟(高槻市の特別休暇や病気休暇に関する住民訴訟)の弁論準備が、それぞれありました。

次回は、市道不法占拠訴訟が12月1日10時30分から大阪地裁806号法廷。ぜひ傍聴にお越しください。特別休暇訴訟は12月6日ですが、こちらは弁論準備のため傍聴できません。


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2016年10月15日

【史跡一般開放訴訟】地裁で敗訴・その2

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史跡地の「仮設広場」を、特定の団体だけが無料で独占的にスポーツ等で使用してきたこと、それを私が議会で追及したところ、高槻市教育委員会が「一般開放」した経緯については、2日前に書きました。具体的な場所は前日の記事に記載したとおりです。

今回は地裁判決について。

市教委は、特定の団体に対し、史跡地をスポーツ等に使用するのは、行政財産の目的外使用だということで、地方自治法238条の4第7項に基づく使用許可をしていました。このこと自体は適法であるものの、市民に広く報せず特定の団体にだけ許可し続けてきたことや、無料で許可してきたことは、問題だと思います。

私が議会で追及後は「一般開放」するとしました。「一般開放」ということは、公園のように誰でも自由に使えるということです。しかし、そうすると、別の法律的な問題が出てきます。公園等の類は、「公の施設」という扱いになり、地方自治法244条の2の規定に基づいて、市が条例で設置しなければならないことになっているのです。条例の制定等は議会の議決が必要ですが、市教委は「一般開放」すると特定の団体に告知しただけで、議会の承認は得ていません。条例で設置されていないので、「一般開放」というのは違法だというわけです。

市教委は、「仮設広場」に看板を掲げたというのですが、市民全員に知らされたわけではありません。ボール遊びができる公園が少ないのですから、野球でもサッカーでも無料でできる場所を知れば、そこを利用したいと思う市民の方もいるはず。市教委としては、これまでどおり特定の団体が無料で独占的に使用できるようにしようという思惑があったのではないのでしょうか。

ところが、大阪地方裁判所は、看板を見ている住民もいるし、「一般開放」は史跡地の啓発等に役立っているから行政財産の目的に沿うものだから条例で設置する必要はないとしました。看板を見た市民は限られているでしょうし、特定の団体が使用し続けている実態も無視した不当な判断だと私は思います。そもそも地方自治法に「公の財産」の規定がある以上、「仮設広場」を「一般開放」ということが、議会を通さずにできるのか疑問です。

とはいえ、市民の皆さんは、高槻市も裁判所もこの「一般開放」を適法としているわけですから、利用しても差し支えはないと思います。

なお、裁判所の判断としてはBの仮設広場は一般開放していないとしていますが、平成25年10月15日に市教委が特定の団体に対して交付した通知分にはBも含まれているので、一般開放していると考えられます。これについては市教委に確認してください。

以下は、判決中の「一般開放」に関する判断の部分です。

3 争点1(一般開放措置は違法か)について

(1) 普通地方公共団体は,地域における事務及びその他の事務で法律又はこれに基づく政令により処理することとされるものを処理するものであり(地方自治法2条2項),地域における事務を広く処理する包括的な権能を有していると解されるところ,普通地方公共団体は,法令の定めに反しない限り,その権能に属する事務を自律的に処理することができるのであって,普通地方公共団体がその権能に属する事務をどのような方法によって処理するかは,法令の定めに反しない範囲で,当該普通地方公共団体の合理的な裁量に委ねられているということができる。
 そして,行政財産とは,普通地方公共団体において公用又は公共用に供し,又は供することと決定した財産をいう(地方自治法238条4項。ここに財産とは,公有財産,すなわち,普通地方公共団体の所有に属する財産のうち,不動産,地上権,地役権,鉱業権その他これらに準ずる権利等をいう。同条1項及び3項)ところ,行政財産は,一定の場合を除くほか,これを貸し付け,交換し,売り払い,譲与し,出資の目的とし,若しくは信託し,又はこれに私権を設定することができず(同法238条の4第1項),その用途又は目的を妨げない限度においてその使用を許可することができる(同条7項)にとどまるため,私人が,公共用に供されている行政財産について,公共用物の一般使用(自由使用)として許される範囲を超え,排他的使用をするためには,当該行政財産を管理する権限を有する当該普通地方公共団体の長等(同法149条6号等)から,同法238条の4第7項の規定による行政財産の使用許可を受けることにより,特別の使用権原を付与される必要がある(公物使用権の特許)。
 一方,行政財産について,排他的使用という程度に及ばない,公共用物の一般使用として許される範囲においてどのような使用を許すかについては,その使用に特別の権原を付与することが必ずしも必要であるとまではいえず,当該行政財産を管理する権限を有する当該普通地方公共団体の長等の合理的裁量に委ねられているということができ,公共用物の一般使用について当該地方公共団体の長等が定めた取扱いが違法となるのは,それが普通地方公共団体における当該財産を管理する権限を有する者に与えられた裁量権の範囲を逸脱し又はこれを濫用した場合に限られるというべきである。

(2)ア 上記認定事実(1)ウのとおり,一般開放措置は,本件各仮設広場の管理方法の一態様であって,史跡の維持管理及び普及啓発の観点から,使用目的を限定することなく,また,特別の使用許可を得ることなく仮設広場を利用することができるものとし,施錠する時間帯を定め,開錠された時間帯においては住民らの自由な立ち入りを可能なものとする管理方法であると認められる。

イ(ア)本件各仮設広場は,埋蔵文化財を包蔵する史跡保存地であり,史跡保存地として,地下に包蔵されている遺構や遺物を良好な状態で保存することがその目的とされる。そして,遺構や遺物を良好な状態で保存するに当たっては,地域住民がこれらの遺構や遺物の存在を認識し,適切な理解をすることが必要不可欠であるから,これらの遺構や遺物について,地域住民らに対して普及啓発を図ることもまた必要かつ重要ということができる。とりわけ,本件各仮設広場が所在する史跡鴫上郡衝跡附寺跡及び史跡安満遺跡は,いずれも本件各仮設広場の周囲に及ぶ広大なものであって,未だ公有化の途上にあり,本件各仮設広場の周囲にも埋蔵文化財包蔵地が広がっており,これらについてもなお公有化を進める必要があり,将来的な公園整備が期待される状況にあること(上記認定事実(1)ア,イ)に照らせば,多くの住民が本件各仮設広場の内外に広がる史跡嶋上郡筒跡附寺跡及び史跡安満遺跡の空間的な広がりや,周辺の文化財との関連性等について認識し,関心を抱き,あるいは考察を深める機会を確保することは当該埋蔵文化財の普及啓発の観点から重要であり,このような地域住民の適切な認識や関心が,埋蔵文化財の適切な管理や今後の埋蔵文化財包蔵地の公有化にも繋がるものということができる。

(イ)そして,史跡嶋上郡衙跡附寺跡及び史跡安満遺跡の空間的な広がりや,周辺の文化財との関連性等について認識し,関心を抱くなどするには,これらの遺跡が存在する場所に実際に足を運ぶことが有用な手段の一つと解されるところ,許可等の特段の手続を経ることなく住民らが気軽に本件各仮設広場を利用できるようにすることは,年齢や性別を問わず,幅広く住民にこれらの遺跡への接点を確保するものとして,有用ということができる。
 この点は,本件各仮設広場について一般開放措置が採用される以前においては,本件各仮設広場における埋蔵文化財の普及啓発については,使用許可申請に対する許可書と併せてチラシの配布を依頼するといった方法等が採られ,本件各仮設広場において設置されていた遺跡(埋蔵文化財)の説明看板等もA2版,2色刷のものであったというのであるから(上記認定事実(3)),これを目にする者は限られ,遺跡の普及啓発を図るという観点からは限定的なものであったといわざるを得ないものの,一般開放措置の採用後には,本件各仮設広場に設置された説明看板等がより大きなものに改められ,現に本件各仮設広場に設置されたこれらの看板を注視する住民の存在も確認されている(上記認定事実(3)及び(4))など,本件各仮設広場の利用者等の住民らが史跡鴫上郡衙跡附寺跡及び史跡安満遺跡や,埋蔵文化財包蔵地であることを知り,又は改めて認識するきっかけとしての役割を果たしているものということができる。

(ウ)上記(ア)及び(イ)の一方で,本件各仮設広場について一般開放措置を採用したことにより,本件各仮設広場における埋蔵文化財の保存に支障が生ずる旨の主張はなく,また,これをうかがわせる証拠もない。

ウ 上記イによれば,本件各仮設広場について一般開放措置という管理方法を採用したことは,史跡保存地として埋蔵文化財の適切な保存等といった本件各仮設広場の行政目的に沿うものといえ,一般開放措置を採用したことによって格別の支障もみられないことに照らせば,本件各仮設広場について一般開放措置を採用したことが,普通地方公共団体における当該財産の管理のあり方として,普通地方公共団体における当該財産を管理する権限を有する者に与えられた裁量権の範囲を逸脱し又はこれを濫用したものとは認めることはできないというべきである。(なお,本件仮設広場Bは一般開放措置が採られていない(上記認定事実(2)ウ)。)
 これに対し,原告らは,行政財産である本件各仮設広場の行政目的は埋蔵文化財を良好な状態で保有し,維持管理することであるとし,一般市民が本件各仮設広場を利用することはその目的の範囲外の事象であるとして,このような利用を許容することとなる一般開放措置が許されるためには,目的外使用許可の手続,貸付け又は「公の施設」としての条例の制定といった手続が必要であり,これらの手続を経ていない以上一般開放措置は違法であると主張する。
 しかし,上記(2)のとおり,遺構や遺物を良好な状態で保存するに当たっては,地域住民がこれらの遺構や遺物の存在を認識し,適切な理解をすることが必要不可欠ということができ,このような適切な認識や理解を酒養する一つの方法として,一般開放措置の有用性を認めることができ,他方,これによる弊害もうかがわれない以上,一般市民が本件各仮設広場を利用すること(一般開放措置)が本件各仮設広場の行政財産としての目的に含まれない目的外使用であると解することはできない。また,上記(2)のとおり,一般開放措置は特定の者に本件各仮設広場の独占的利用を認めるものではなく,開錠された時間帯における住民らの自由な立ち入りを是認する管理方法にすぎないのであって,独占的利用等をする場合に別途目的外使用許可等の手続を要することとは次元を異にするものといわざるを得ない。

 加えて,上記認定事実(1)イのとおり,本件各仮設広場は,グラウンド状のものであるが,公有化された時点において既に土盛りがされるなどしていた上,高槻市においてグラウンドとしての整備等をしているものでもない(上記認定事実(2)ア,エ,弁論の全趣旨)。そうすると,本件各仮設広場をもって,高槻市が設ける施設ということはできないから,「公の施設」に当たるともいえない。
 したがって,原告らの主張は採用することができない。
 以上によれば,本件各仮設広場について採用された一般開放措置が違法とは認められない。



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posted by 北岡隆浩 at 23:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月14日

ボール遊びできる高槻市の公園・「一般開放」された史跡

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昨日、サッカーや野球、グラウンドゴルフ等ができる「仮設広場」(史跡で市有地)が存在していることを紹介しました。女子サッカーチームのスペランツァ大阪高槻が練習したり、少年野球チームが試合をしたり出来るくらい広い場所です。平成25年9月まで特定の団体にだけ使用許可がされていましたが、私が議会で追及したところ、高槻市教育委員会は翌月から「一般開放」するとしました。

「一般開放」ということなので、一般の市民の皆さんも自由にサッカーでも野球でもできるはずなのですが、高槻市役所は、広報したりHPに載せたり等していません。市民の方に知らせようとしてこなかったのです。市民に知らせないのは、特定の団体の使用に支障がないようにしようとしているのではないかと考えられます。

さて、高槻市にはたくさんの公園がありますが、その中で、ボール遊びができるのは、議会答弁によると、城跡公園、萩谷総合公園、古曽部防災公園の3つの大きな公園のみ。それ以外にも、スポーツ施設がありますが、「オーパス」というシステムで申し込む必要があります。申込者が複数の場合は抽選となりますし、有料です。気軽にボール遊びというわけにはいきません。

では、「一般開放」されている史跡はどこなのか。以下は大阪地裁の判決文の別紙の図。この@〜Dまで斜線の部分がその場所です。

shimagamigunga.jpg

ama.jpg

@郡家新町、A清福寺町、B川西町、C安満西、D安満東。この5か所ですが、実は、裁判の最終弁論の日に、高槻市側の代理人の弁護士さんが、私たちが嶋上郡衙跡の「仮整備地」こそ一般開放すべきではないのかと述べたところ、「そこは既に一般開放している」旨答えたのです。初耳でした。(「仮整備地」は上の図のAとBの間にあります。)

では、これら以外「一般開放」されている場所はどこなのか。今年の6月議会で質問したところ、史跡今城塚古墳、史跡新池埴輪製作遺跡、史跡阿武山古墳、史跡嶋上郡衙跡との答弁でした。嶋上郡衙跡については、裁判所での発言のとおり、裁判の対象としていない「仮整備地」等も「一般開放」しているということです。

私は平成25年の12月議会で指摘したとおり、公園の類なのに条例で設置等されていないので違法だと考えていますが、裁判所が違法ではないとのお墨付きを与えたわけですし、教育委員会も「一般開放」していると議会や裁判で主張しているわけですから、市民の皆さんがボール遊びをしても、誰も何も文句は言えないはずです。

以下は今年の6月議会でのやり取りです。

平成28年 第3回定例会(第4日 6月28日)

○(北岡隆浩議員) 北岡隆浩です。
(中略)
 次に、史跡の一般開放等についてです。
 法律や条例に基づかずに「一般開放」という名目で、史跡を無料で使用させている問題については、平成25年12月の議会で指摘しましたが、その後、住民訴訟を提起し争っています。その裁判の最終弁論の法廷で、高槻市側の代理人の方が、私たちが訴えているのとは別の場所も「一般開放」されていると発言されました。どこが一般開放されているのかと、情報公開請求したところ、「いましろ大王の杜」と、史跡嶋上郡衙跡附寺跡の文書が公開されました。他には情報提供として、年報の抜粋などもいただいたのですが、よく分かりません。この件について4点伺います。
1点目、情報公開と情報提供でいただいた資料に掲載されている、すべての史跡が、一般開放されているということなのでしょうか?具体的にどこが一般開放されているのか、すべてお答えください。
 2点目、一般開放された史跡では、野球やサッカーなどのスポーツも行ってよいのでしょうか?野球やサッカーなどを行ってもよい史跡と、そうでない史跡は、それぞれどこなのか、具体的にお答えください。
 3点目、一般開放されていない史跡はどこなのでしょうか?具体的にお答えください。
 4点目、これらの史跡を一般開放できる法律や条例上の根拠は何なのでしょうか?お答えください。

(中略)
  〔教育管理部長(中原一行)登壇〕
○教育管理部長(中原一行)
 史跡の開放について、数点のおたずねですが、住民訴訟が継続中ですので、2点目と4点目については答弁を控えさせていただき、1点目の具体的にどこが開放されているのか、3点目の開放されていない史跡はどこかにつきましてお答えをいたします。
 文化財保護法に基づき、文部科学大臣の指定を受けた市内の史跡は5件6か所ございます。
 具体的には、1か所目は昭和33年2月に約8.5ヘクタールが史跡指定を受けた史跡今城塚古墳。これは継体大王の真の陵として学術的評価が定着をしておりますが、平成16年度から22年度にかけて保存整備工事を行い、今城塚古代歴史館を併設し、「いましろ大王の杜」の愛称を付して公開をしております。
 2か所目は、史跡今城塚古墳などに埴輪を供給した一大埴輪工場跡である新池埴輪製作遺跡。これは平成3年7月に史跡今城塚古墳附新池埴輪製作遺跡として約0.4ヘクタールが史跡追加指定を受け、平成4年度から6年度にかけて保存整備工事を行い、新池埴輪工場公園の愛称をもって公開しております。
 3か所目ですが、藤原鎌足の墓とされる阿武山古墳につきましては、昭和58年8月に約0.6ヘクタールの史跡指定を受け、昭和63年度に環境整備工事を行い、公開しております。これら3か所はいずれも整備史全体を公開しております。
 次に、4か所目ですが、近畿地方中央部において最初に確認された奈良時代の郡役所跡である嶋上郡衙跡は昭和46年5月に隣接する芥川廃寺をあわせて嶋上郡衙跡附寺跡として、約9.8ヘクタールが史跡指定を受け、以来、史跡公有化事業に取り組み、現在、4割弱の公有化を行っている状況です。
 次に5か所目ですが、弥生時代の環濠集落遺跡として著名な安満遺跡は、平成5年11月に京大農場北側約6.4ヘクタールが史跡指定を受けました。次いで、平成23年2月に京大農場の一部約6.4ヘクタールが史跡追加指定を受け、史跡公有化事業に取り組む中、現在の公有化率は6割5分といった状況でございます。このように嶋上郡衙跡と安満遺跡は公有化途上にあり、一定のまとまりのある公有地を開放しております。
 最後に6か所目、未盗掘の石室2基が確認をされた古墳時代前期築造にかかる闘鶏山古墳は、平成14年に発見され、同年約2ヘクタールが史跡指定を受け、公有化を図ったところですが、現在保存のための調査中につき公開しておりません。
 以上でございます。



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posted by 北岡隆浩 at 21:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

【史跡一般開放訴訟】地裁で敗訴・その1

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「一般開放」された史跡の仮設広場での野球の試合

本日、大阪地方裁判所で、史跡一般開放訴訟の判決言渡しが。残念ながら敗訴しました。

しかし、ボール遊びができる公園が少ないとお嘆きの皆さんには朗報かもしれません。ボール遊びどころか、野球やサッカーの練習試合くらいならできるのですから。

事件の概要は・・・高槻市教育委員会が、史跡(市有地)のうち5か所を「仮設広場」として、少なくとも5年間、特定の団体(地元自治会やスポーツ団体)に対し、無料で使用許可をしていました。

このことを平成25年9月26日の高槻市議会本会議で追及すると、市教委は、同年10月以降、使用許可をしなくなりました。そして、10月15日、これまで使用許可をしてきた団体に対して「広く一般に開放する」と通知しました。

しかし、一般開放するとはいっても、他の市民には広報など一切していません。つまり、これまで使用してきた団体だけが、無料で使用できることを知ったのです。実態は何も変わらず、以前同様、特定の団体だけが無料で独占的に使用し続けているわけです。仮設広場の入口に掲示がされるようになったので、それを見て利用し始めた人もいるかもしれませんが、ごく少数でしょう。

一般の市民は、有料で市のスポーツ施設を使用しているのに、これではあまりにも差別的です。

この問題については、違法なものを広めるわけにはいかない等と考え、公表してきませんでしたが、大阪地裁は違法ではないという判断を下しましたので公表します。

判決にまで言及すると長くなりますので、今日はまず議会でのやり取りだけ掲載します。

■平成25年 第5回定例会(第4日 9月26日)

○(北岡隆浩議員) 北岡隆浩です。
(中略)
 次に、史跡の利用等について、3点、伺います。
 1点目、史跡の使用許可の状況を調べたところ、自治会やスポーツ団体、民間企業の関係のサークルなどがスポーツや行事などに無料で使用していました。史跡に限らず、行政財産の使用を許可する場合には、公益上の必要がある場合には使用料を減免できるという規定があるものの、原則として使用料を徴収しなければならないとされています。しかし、史跡の使用許可については、ほぼ全ての場合において、使用料が免除されています。市民がスポーツ施設を使用する場合、有料であることがほとんどだと思いますが、なぜ史跡の場合は免除されるのでしょうか。
 2点目、ある史跡の土地については、スポーツをする団体は曜日や時間帯を定めて使用申請しているのですが、地元の自治会は1か月間、曜日や時間帯を定めずに使用申請をしています。その結果かどうかはわかりませんが、スポーツ団体が使用する以外の曜日や時間帯については、その自治会がほぼ押さえる形になっています。その自治会は実際に押さえた全時間帯について、全て何らかの行事などをしているのでしょうか。
 3点目、先ほどの自治会についてですが、もしほかの団体の使用申請がない場合、全部の日を自治会が使用許可されるということになるのでしょうか。
 それぞれお答えください。
(中略)
  〔教育管理部長(上田昌彦)登壇〕
○教育管理部長(上田昌彦) 史跡の使用許可に関するご質問にお答えをいたします。
 史跡の公有化は、史跡の保存と啓発という大きな役割を担っております。公有化が進捗すれば、「いましろ 大王の杜」のように、史跡公園として整備を行い、貴重な遺構を守りながら、市民の皆さんの歴史学習や憩いの場としての利用に供しておりますが、公有化途上の史跡にあっても、未整備の史跡保存地を適切に保存し、啓発を図る必要がございます。
 このような中、公有化の時点で広場の形態に合った史跡保存地について、地域から、地域の児童生徒や高齢者等の野球やサッカー、ゲートボール、祭りなどの活動に使いたいとの要望がございました。
 市といたしましては、史跡の啓発や保存推進への理解と協力を前提に、自治会へ使用許可を与えることで、地域の皆さんに当該地が貴重な文化財であるとの認識を深めていただき、除草やゴミ拾いなど、史跡保存の効果が得られることから、使用許可に係る使用料は免除をしております。
 なお、自治会には地域の窓口として調整役を担っていただいておりますので、使用許可に当たって、曜日、時間は定めておりません。
 以上でございます。
(中略)
○(北岡隆浩議員)
(中略)
 次に、史跡の使用等について、10点、伺います。
 1点目、史跡保存地をスポーツのために使用許可すると、地域の皆さんに、当該地が貴重な文化財であることの認識を深めていただけるというようなご答弁ですが、史跡嶋上郡衙跡は、国の史跡指定も受けて、国からも補助金が出ているわけですから、広く市民に使用許可するほうが、市民全体に貴重な文化財としての認識を深めていただけるのではないでしょうか。なぜ、広報紙やホームページなどに載せて、広く市民に公表せず、一部の方だけに使用許可をしているのでしょうか。
 2点目、貴重な遺跡・遺構が埋まっている土地の上でスポーツをすると、貴重な文化財であることの認識が深まるのでしょうか。
 3点目、地域の方に使用許可をすれば、除草やごみ拾いなど史跡保存の効果が得られるとのことですが、そんな契約を使用者の方としているのでしょうか。
 4点目、嶋上郡衙跡に関しては、シルバー人材センターと約220万円の除草業務に関する契約を結んでいますが、地域の方に除草などをしていただけるのであれば、この契約は無駄だということになるのでしょうか。
 5点目、除草やごみ拾いなどの史跡保存の効果が得られることから使用許可に係る使用料は免除しておりますとのことですが、除草やごみ拾いをすれば使用料が免除となる規定は、条例などのどこにあるのでしょうか。
 6点目、使用料の免除の根拠は、高槻市行政財産使用料条例8条1項であると、行政財産使用許可書には記載されていますが、自治会やスポーツ団体がスポーツを行うことは、この条項に書かれている公益上の目的に該当するのでしょうか。
 7点目、高槻市内のほかの運動場などのスポーツ施設は、高槻市のホームページを見る限り、全て有料でした。スポーツが公益上の目的なのであれば、なぜほかの運動場などは有料なのでしょうか。
 8点目、今城塚古墳や、ほかの史跡においても、こうした使用目的であれば、全て使用料が免除されるのでしょうか。
 9点目、自治会には地域の窓口として調整役を担っていただいておりますので、使用許可に当たって曜日、時間は定めておりませんとのことですが、自治会とそのような契約などをしているのでしょうか。具体的にお答えください。また、なぜ自治会にそのような窓口を委任しているのでしょうか。自治会以外の団体で直接、高槻市教育委員会から使用許可を得ている団体もありますし、全てが自治会に任されていないようですが、自治会というのは、何をどう調整されているのでしょうか。教育委員会では、なぜそのような調整をしないのでしょうか。
 10点目、自治会が窓口で調整役であったとしても、使われていない時間まで自治会に使用許可を与えるのはなぜなんでしょうか。
 それぞれお答えください。
(中略)
○教育管理部長(上田昌彦) 史跡の使用許可に関するご質問にお答えいたします。
 本市は、数多くの歴史的な遺産に恵まれており、史跡の保存、啓発に努めるだけではなく、これらをまちづくりの資産として活用し、豊かな市民生活に役立てていくことが大切であると認識をしております。
 先ほどもご答弁いたしましたように、史跡の公有化が進捗すれば、整備を行い、「いましろ 大王の杜」のように、市民の皆様の歴史学習や憩いの場として、市の内外を問わず、広く一般に利用していただいております。
 公有化がそこまで進捗していない史跡につきましては、文化財保護法の趣旨にのっとり、保存に努めているところでございますが、長期にわたり、未整備の保存地が点在する状況では、地域の皆様の保存に関する理解と協力が必要でございます。
 そのため、公有化の時点で広場としての形態をしていた保存地につきまして、地元の要望もあって使用許可をしているところでございます。
 その使用目的は、スポーツや自治会の祭りなど、さまざまではございますが、土地の使用に当たり、啓発ビラを配布すること等によりまして、当該土地の有する歴史的な経緯に関する知識が深まり、かつ当該土地に対する愛着も育まれるものと認識をいたしております。
 また、ごみ拾いや除草なども、必要に応じて行われ、こうした地元での使用は、史跡を良好な状態で維持、保存するという上で有効であり、これらのことが公益目的にかなうため、使用料を免除しているところでございます。
 当該地は史跡であり、広く市民一般を対象としたスポーツ施設として開放しているものではございません。
 なお、シルバー人材センターとの契約は、当該の史跡につきましては、当該地の外周部分も含めて、保存地全体の約3分の1に当たる約1万2,000平方メートルを除草委託しており、近隣の生活環境を良好に保つ上でも、必要であると認識をいたしております。
 また、自治会への使用許可でございますが、利用団体などの実情や当該地の現状をよく把握されており、地域の催しなどを踏まえて、日程等の調整を効果的に行っておられますので、自治会に対して使用許可をしているところでございます。
 以上でございます。
(中略)
○(北岡隆浩議員) 
(中略)
 次に、史跡の利用等についてです。
 この問題は、1年前に取り上げた、高槻水みらいセンターのテニスコートと同じで、知っている人だけが無料で独占的に使用できるという、市民にとって、極めて不公平、不平等なものだと、私はとらえております。
 昨日、蔵立議員から、野球やサッカーをしようと思っても、それができる公園が少ないという問題が指摘されました。しかし、多くの市民が知らないところで、こうした史跡では、野球やサッカー、グラウンドゴルフがされているわけです。
 上田部長はいろいろと答弁されていましたけれども、ほかの運動場などは有料なのに、ここは無料だというのは、市民の方は納得できないはずですし、スポーツ等の一般的な使用や、使用しない時間までも使用許可がされているのは、公益が目的とは考えられませんので、使用料は免除できないはずです。したがって、使用料の免除を決裁してきた部長の行為は違法であると考えられます。
 ご答弁によると、土地の使用に当たり、啓発ビラを配布すること等によって、当該土地の有する歴史的な経緯に関する知識が深まり云々ということですが、ビラを読んだら土地の使用を無料にしてもらえるのでしょうか。啓発ビラの配布とスポーツなどでの土地の使用は関係ないわけですし、部長の答弁は詭弁にすぎません。
 また、ごみ拾いや除草なども必要に応じて行われていて、それが公益だから使用料を免除しているんだということですが、行政財産使用許可書の使用目的や使用条件にはそのようなことも書かれていませんし、除草などについての自治会との契約も、情報公開請求では出てきませんでした。ということは、そんな契約はないはずなので、やはり、使用料の免除はできないはずです。
 上田部長は、自治会への使用許可は、利用団体などの日程等の調整を効果的にしているからだとおっしゃられていましたが、ということは、自治会が、ほかの利用団体に、行政財産を又貸し、転貸をすることを前提に使用許可をしているということになります。転貸は、使用許可条件によって禁止されていますので、市の設けた条件に反した使用許可が部長決裁でされてきたということになります。これは問題ではないのでしょうか。
 以上のとおりで、上田部長の答弁のとおりだとすると、違法な使用許可がされてきたと言わざるを得ません。
 市民が平等に使用できるように、また、以上の使用許可に係る責任者、使用者に、使用料相当額を賠償・返還させるように要望をして、この件については終わります。
(中略)
○議長(藤田頼夫) 時間が参りました。発言をやめてください。
 北岡隆浩議員の一般質問は終わりました。


■平成25年 第6回定例会(第4日12月19日)

○議長(藤田頼夫) 岡 糸恵議員の一般質問は終わりました。
 次に、北岡隆浩議員。
     〔北岡隆浩議員登壇〕
○(北岡隆浩議員) 北岡隆浩です。
(中略)
 最後に、史跡・公園・スポーツ施設等について6点伺います。
 1点目、教育委員会は史跡嶋上郡衙跡附寺跡や史跡安満遺跡の一部について、自治会やスポーツ団体などに使用許可をし、その使用料を免除していましたが、いつからそのようなことをしてるんでしょうか、具体的な時期をお答えください。
 また、なぜそのようなことを始めたのか、理由もお答えください。
 2点目、その史跡を使用してきた団体には、高槻市の職員や元職員はいるのでしょうか。
 3点目、現在は広く一般に開放するとして、誰でも自由に使えるようにしているようですが、問題はないんでしょうか。市民の皆さんに無料もしくは安価に使用していただくためには、高槻市都市公園条例や高槻市立総合スポーツセンター条例などの条例を改正して規定するか、あるいは新しく条例を制定すべきと思いますが、そのような必要はないのでしょうか。
 4点目、広く一般に開放する場合、普通ならたくさんの市民の方に広報すべきではないかと思いますが、そういうことはされないのでしょうか。
 5点目、嶋上郡衙跡や安満遺跡については、これまで野球やサッカーが行われてきたわけですから、球技が可能であるわけですが、これは一般開放された現在も同様なんでしょうか。子どもたちは、そこで自由にボール遊びができるんでしょうか。
 6点目、使用料の減免の基準についてですが、高槻市立総合スポーツセンター条例について先日お聞きしたところでは、市や教育委員会の主催事業等は全額免除、後援事業等は半額に減額するということでした。ほかに史跡や公園、スポーツ施設の使用料について減免される場合というのは、どういうものがあるんでしょうか、また、どれだけ免除されるんでしょうか。それぞれお答えください。
 以上で1回目の質問を終わります。
(中略)
  〔教育管理部長(上田昌彦)登壇〕
○教育管理部長(上田昌彦) 史跡等に関するご質問にお答えいたします。
 史跡は公有化途上にあっても適切に保存し、啓発を図る必要がございます。公有化を行った時点で地域からの要望に基づき史跡の啓発や保存推進への理解と協力を前提に使用を認めたところでございます。地域の皆さんに、当該地が貴重な文化財との認識を深めてもらい、史跡保存の効果が得られることから使用料は免除しておりました。
 使用許可開始の時期でございますが、関係文書の保存年限が経過しておりますので、平成19年以前の文書はなく、詳細な状況は把握できませんでした。
 次に、史跡を使用してきた団体に市職員や元市職員がいるかどうかにつきましては把握をしておりません。
 次に、条例についてのご質問ですが、今回の対応は史跡の保存と啓発のため市民にお越しいただくためのものであり、高槻市都市公園条例や高槻市立総合スポーツセンター条例において規定することはできません。
 次に、一般開放を広報すべきとのお尋ねでございますが、繰り返しになりますが、史跡保存地を史跡の普及啓発の観点から日常的にご利用いただけるようにするものであり、特段の広報は必要ないと考えております。
 次に、ボール遊びができるかどうかというお尋ねでございますが、他の人に迷惑をかけない範囲で、憩いや交流、遊びの場としてご利用いただいております。
 次に、行政財産の使用料の減額または免除につきましては、高槻市行政財産使用料条例第8条第1号から第4号に該当するときは、これを減額し、または免除することができるとする規定を適用することとなります。
 以上でございます。
○(北岡隆浩議員) (中略)
 最後に、史跡・公園・スポーツ施設などについて6点伺います。
 1点目は、経緯についてです。文書の保存年限が経過したので、当時の文書がないというご答弁ですが、職員の方は記憶しておられるはずです。正直に、なぜこのようなことを始めたのか詳細をお答えください。
 2点目、現在の使用状況の把握についてです。教育委員会は史跡嶋上郡衙跡附寺跡や史跡安満遺跡の一部について、現在は広く一般に開放しているとのことですが、一般開放してから、いつ、誰がどのようにその史跡を使用しているのか、教育委員会では把握しているんでしょうか。
 3点目は、一般開放についてです。そもそも広く一般に開放するというのは、どういうことなんでしょうか。それについてのルールは定めているんでしょうか。許可を得ずとも、違法行為以外なら誰が何をやってもいいのでしょうか。史跡で農産物が販売されたということもありましたが、営業行為も許されるんでしょうか。ある企業が使用許可を得て駐車場などとして使用していたケースもありますが、そのように長期間、何かを放置していてもいいのでしょうか。
 4点目は、史跡の保存と啓発についてです。この一般開放は史跡の保存と啓発のためとのご答弁ですが、教育委員会は保存と啓発について具体的に何をしてるんでしょうか。
 5点目は、行政財産使用料条例2条についてです。高槻市行政財産使用料条例2条には、「市の行政財産を使用しようとする者は、使用日3日前までに市長(教育委員会が管理する行政財産にあっては、教育委員会)に申請し、許可を受けなければならない」と定められていますが、なぜこの規定が、この史跡については適用されないんでしょうか。3日前までに許可を受けなければならないのではないでしょうか。
 最後、6点目は、ボール遊びについてです。一般開放された史跡では、他人に迷惑をかけない範囲でボール遊びができるというようなご答弁ですが、ほかの多くの公園では、なぜボール遊びが禁止されてるんでしょうか。他人に迷惑をかけない範囲でボール遊びなどをしてもよいですよというようなルールにはできないんでしょうか。それぞれお答えください。
(中略)
○教育管理部長(上田昌彦) 史跡等に関するご質問にお答えいたします。
 まず、経緯につきましては、繰り返しになりますが、文書が保存されておりませんので、お答えすることはできません。
 また、いつ、誰がどのように史跡を利用しているのかというお尋ねでございますが、現在は不特定多数の市民の方が利用されております。
 次に、市有地である史跡については使用許可を得ずに長期間放置するような行為をすることは、当然、許されるものではございません。
 次に、史跡の保存と啓発に関するお尋ねでございますが、史跡嶋上郡衙跡附寺跡や史跡安満遺跡は本市の悠久の歴史の中でも、全国に誇る大切な歴史遺産の一つとして保存が図られているもので、その地下には重要な遺構が残っております。こうした史跡は、我々、現代人の共有の財産として大切に保存し、後世に引き継いでいくことが求められております。また、地下の遺構は現地にあってこそ価値が認められますことから、いたずらに現状を変更することなく保存管理をしなければなりません。啓発につきましては、史跡の要所に説明板や案内板を設置し、市民に周知を図っております。
 次に、行政財産使用料条例に関するお尋ねでございますが、地方自治法238条の4第7項の規定に基づきまして、行政財産の目的外使用許可を与える場合にあっては、使用料条例に定める対応を行っております。
 以上でございます。
○都市創造部長(梅本定雄) 公園でのボール遊びについてのお尋ねですが、市内の多くの公園につきましては民家が近接していることや、面積も小さいことから、周辺住民への配慮とともに利用者の安全を重視し、危険なボール遊びはできないものと考えております。
 以上でございます。
○(北岡隆浩議員) (中略)
 最後に、史跡・公園・スポーツ施設などについてです。
 経緯についてお聞きしたら、文書がないのでわかりませんとの答えでした。当然、経緯を知っている職員の方がおられるはずです。長年、文化財課に在籍している職員の方が何人もおられるじゃないですか。使用する側に市職員やOBがいるのかどうかについても答えがないのはなぜなんでしょう。使う側も法令上の問題がわかっている場合などは責任があるのではないかと思います。現在の使用状況についてお聞きしたら、不特定多数の方が利用されているとのことです。つまり、教育委員会では、いつ、誰がどのように使用しているのかを把握していないということです。でも、一般開放については広報などはしていないということですから、実質的には、これまで無料で、その史跡を使用してきた団体が、やっぱり無料でずっと使用し続けてるケースがほとんどではないでしょうか。先日、私は現地を見てきましたが、どうやら、そのように使われているようです。教育委員会の一般開放というのは、これまでの行政財産の使用許可との一貫性がありませんし、特定の団体に無料で史跡を使用し続けさせるための方便としか思えません。やはり、これらは高槻市行政財産使用料条例に反した違法行為であると私は考えております。
 教育委員会は説明板や案内板を設置しているから、それが史跡の啓発になっているのだというようなことをおっしゃられてますが、この史跡を使う人の主たる目的は、説明板や案内板を見に来ることではないですよね。これまでの使用実態を見れば、スポーツか何かをしに来てるわけです。行政財産使用料条例の趣旨からすれば、使用者の使用目的に公益性がなければ、使用料を減免できないというのは明らかです。先日の史跡整備等特別委員会でも言いましたが、条例を制定や改正すれば、スポーツ団体や自治会等に安価、あるいは無償で使用していただくことができたのではないかと私は考えております。教育委員会は、そういうことを怠ってきたのではないでしょうか。
 教育委員会は、ことしの10月にスポーツ団体などに対していきなり使用許可をしなくなりましたが、これは、それまでの使用許可がかなりまずいものだったと、違法、不当なものであったと教育委員会が考えたからではないのでしょうか。ちゃんとした許可をしてきたのなら、幾ら一議員に問題視されようとも堂々と続けられたはずです。もし、教育委員会の措置によって多くの市民の皆さんが迷惑をこうむったのであれば、それはいまだに条例の制定や改正の手続を怠っている高槻市教育委員会の責任です。
 10月15日からは一般開放としていますが、先ほども述べましたとおり、これもおかしい。少なくとも、平成19年度から史跡が使用されてきたようですが、これまで条例を制定や改正することもなく、現在も詭弁、方便を弄して条例を踏みにじって、行政財産を使用させている教育委員会の責任は大変重いと思います。市民全体のために法令上、しっかりとしたことを公正、平等に行うことを要望します。
 あと、公園等のボール遊びについては、危険なボール遊びはできないとのご答弁でした。危険でなければよいのでしょうか、誰が危険かどうかを判断するんでしょうか。
 私は、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」が好きなんですが、この小説の原題は「キャッチャー・イン・ザ・ライ」、直訳すると、ライ麦畑の捕まえ手というほうが正しいんですが、これは友人の受け売りなんですが、なぜこんなタイトルなのかというと、主人公で高校生のホールデン・コールフィールドは大人たちのインチキ、偽善、欺瞞に傷つくんですが、無邪気な幼い妹と話したり、幼くして死んだ弟のことを思い出したりすると、救われたような気持ちになる。妹に語った夢というのが、広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが気づかずに崖っ縁から落ちそうになったときに、捕まえてあげられるような、そんな人間になりたいというものだったんです。だから、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」なんですが、こういうふうに、公園や史跡などで遊ぶ子どもたちを見守り、危険なことはやめさせるような、そんなボランティアを配置するというのはどうでしょうか。その人が何が危険なのか判断し、子どもたちが遊ぶ場所などでけんかなどを始めたら仲裁すればいい、そういうことは昔は餓鬼大将みたいな人がやっていたような気がしますが、教育委員会は青少年のリーダーを育成するための研修をしていますし、ファミリーサポートセンター事業の提供会員のような形にして、公園や施設に派遣すれば、子どもたちは割と伸び伸びと遊べるのではないでしょうか。インチキな行政財産使用許可や一般開放はやめて、条例の制定や改正、あるいは先ほど申し上げましたような、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」のようなボランティアのことを検討していただくように要望します。
 あと、史跡や公園などで子どもたちがけがをした場合の保険がどうなのかわかりませんが、もし、それが不十分なものであれば、それについても検討していただきたいということを要望して、質問を終わります。
(中略)
○都市創造部長(梅本定雄) 公園での遊び方についてご提案いただきましたが、公園の周辺の人々とともに、公園利用者の安全が何より重要と考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○議長(藤田頼夫) 北岡隆浩議員の一般質問は終わりました。
 ここで、午後3時50分まで休憩します。
   〔午後 3時25分 休憩〕



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posted by 北岡隆浩 at 20:32| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月11日

【弁護士費用請求訴訟】判決言渡しは2月23日

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本日、大阪地方裁判所で、14時から弁護士費用請求訴訟の最終弁論がありました。

次回は判決言渡し。来年2月23日13時10分から大阪地裁806号法廷です。ぜひ傍聴にお越しください。


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posted by 北岡隆浩 at 23:18| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

【市有地不法占有訴訟控訴審】高裁でも勝訴

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市有地不法占有訴訟・控訴審判決

高槻市側が市有地不法占有訴訟の地裁判決を不服として控訴し、口頭弁論が1回開かれて結審となった二審。本日13時10分から大阪高等裁判所で判決言渡しがありました。高槻市側の控訴は棄却。高裁も地裁の判決を支持し、こちらの勝訴となりました。


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posted by 北岡隆浩 at 20:15| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

【個人情報紛失】小学校で教務必携簿・保育所でSDカード

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昨日は高槻市立小学校の教員が、児童の学習状況が記載されている教務必携簿1クラス分(37名)を紛失したことが公表され、報道もされました。
★児童の個人情報が自転車カゴから持ち去られる - 高槻市

大阪府高槻市の市立小学校において、教諭が帰宅途中に盗難に遭い、児童の個人情報が記載された書類が被害に遭ったことがわかった。

10月2日に教諭が帰宅途中に美容室に立ち寄った18時から19時までに間に自転車のかごに入れていたバッグを持ち去られたもの。鞄の中には2年生1クラス分の児童37人の個人情報が記載された「教務必携」と、児童が記入した「ワークシート」が入っていた。

被害に遭った「教務必携」には、児童の氏名や学年、クラス、出席番号、成績一覧表などが含まれる。また「ワークシート」は評価の資料として利用するもので、教諭は学校の許可を得ずに持ち出していたという。(後略)


学校では家庭訪問や保護者説明会を行い、説明と謝罪をしたとのことですが、こういう事件が後を絶ちません。美容室に立ち寄ったということですが、バッグを自転車に置きっぱなしにしていたというのは・・・

さらに本日、高槻市立の保育園でも写真データの入ったSDカードを紛失したとのこと。高槻市の発表によると・・・

平成28年9月29日の午前に、園庭で運動会の練習風景を撮影するにあたり、保育室内でSDカードの入れ替えを行った際、撮影済みのSDカードを被服のポケットに収納し、園内でそのまま活動を行っていましたが。同日、午後になって当該SDカードがないことに気づきました。


・・・とのことです。保育所内に落ちている可能性が高いと思いますが・・・2日連続でこういうことが起き、驚いています。管理を徹底していただきたいです。


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posted by 北岡隆浩 at 23:31| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

市政報告会、無事終了!

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本日、恒例の市政報告会を行いました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

議員インターンで来てくれている大学生にも発表をしてもらいました。少し時間が押してしまいましたが、内容の濃い市政報告ができたと思います。


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posted by 北岡隆浩 at 20:57| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月30日

【埋立訴訟】地裁で敗訴

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本日、大阪地方裁判所で、埋立訴訟の判決言渡しがありました。こちらの請求はすべて棄却。全面敗訴です。

判決文の裁判所の判断から抜粋すると・・・

・・・本件里道等は,平成26年10月現在,本件造成地の一部として埋め立てられ,グランド状に造成されているのであって,その位置関係を外観から判断することは不可能な状態にある・・・。すなわち,本件里道等は,公共用に供されていない状況で使用されているのであるから,このような態様で本件里道等を埋め立てるためには,特定公共物の用途,目的を妨げないことを前提とする占用許可ではなく,本件里道等の公用廃止決定(道路法10条1項,河川法4条6項,5条6項参照)を経た上で,普通財産としてその貸付けを受ける(地方自治法238条の5第1項)ことが必要であると解される。

そうすると,■■が本件里道等の埋立てに係る権原を得た場合に高槻市に支払うことになるのは,賃貸借契約に基づく賃料ということになるから,■■が本件里道等を不法に占有したことによって高槻市に生じた損害ないし損失の額は,これを普通財産として賃貸した場合に生ずる賃料の額を基準として算定するのが相当である。

・・・この点,原告は,本件里道等は特定公共物であるから,その占有によって生じた損害ないし損失は,公共物管理条例16条2項が準用する道路占用料徴収条例及び準用河川占用料徴収条例に規定された占用料に基づいて算定すべきであると主張する。

しかしながら,上記のとおり,■■が仮に本件里道等の埋立てに係る権原を得ていた場合に高槻市に支払うことになるのは,賃貸借契約に基づく賃料であって,道路占用料徴収条例及び準用河川占用料徴収条例に規定された占用料ではない。

・・・高槻市及び岡本財産区は,それぞれ,■■に対し,同人が本件里道等及び本件土地を不法に占有したことを原因とする損害賠償請求権ないし不当利得返還請求権(庄本に対する各請求権)を有しているから,高槻市及び岡本財産区の執行機関である被告は,■■に対する各請求権を理由もなく放置することは許されない。

しかしながら,■■に対する各請求権の額は高槻市につき最大で3058円,岡本財産区につき最大で9580円という1万円にすら満たない僅少なものであること,一方で,■■に対する各請求権の算定の基礎となる本件里道等及び本件土地の占有期間及び占有範囲は判然としないこと,■■に対して訴訟を提起するためには原告となるべき高槻市及び岡本財産区がこれらを明らかにするのが原則であること,しかして,これらを明らかにするためには■■による本件造成地の埋立ての状況や,本件里道等及び本件土地の位置,形状,面積等の調査が必要になるところ,かかる調査には多大な労力と費用を要すると考えられること等の事情に鑑みれば,被告が■■に対する各請求権について「債権金額が少額で,取立てに要する費用に満たない」と認めたことを違法であるということはできない。・・・


里道等を、公用廃止をしていないのに、しかも不法占拠している相手に対して有利になるのに、普通財産として貸し付けた場合の額で算定するというのは、あまりにもおかしな話です。しかも、土砂で埋め立てられていて里道等の範囲が分からず、その調査に多大な費用がかかるから、取り立てなくてもよいというのです。

ということは、このような違法な行為をする業者は、市有地を大規模に埋め立てれば埋め立てるほど、得をするということになります。調査に多大な費用がかかるなら、その原因をつくった業者に支払わせるべきです。

このような判決がまかり通れば、ますます山中での違法な残土処分が横行してしまうことになりかねません。

こちらの代理人の弁護士さん達も不当判決だと憤っています。控訴します。


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posted by 北岡隆浩 at 21:03| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする