2017年10月01日

【三島救命救急センター移転】移転先候補は一方通行沿い?

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9月議会では大阪府三島救命救急センターの移転先候補が示されました。大阪医科大学附属病院の中ほどで、一方通行の道路にしか面していない場所です。

大阪府三島救命救急センターの移転先候補

一般質問で、そのことについても質問しました。以下はその時のやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをご了承ください。

■3.大阪府三島救命救急センター等について

<1回目>

(1)情報公開された文書を見ると、今年の5月23日に行われた大阪府三島救命救急センター移転に係る第1回意見交換会の会議録には、主な意見の中に「限られた時間や財源の中で関係者の意見を聞いて早めに結論を出したい」というものがあります。しかし、6月の福祉企業委員会の資料には、その部分だけが抜け落ちていました。何故なのでしょうか?お答えください。
 また、誰がこれを言ったのでしょうか?お答えください。
 「限られた時間」や「限られた財源」というのは、具体的には、どれだけの期間、どれだけの金額なのでしょうか?お答えください。
 「早めに結論を出したい」ということですが、具体的に、いつまでに結論を出したいと言っているのでしょうか?お答えください。

⇒「限られた時間や財源の中で関係者の意見を聞いて早めに結論を出したい」という意見については、第1回意見交換会の中で出たご意見を踏まえたものでございます。
 「限られた時間」や「限られた財源」、「早めに結論を出したい」という言葉は具体的に期限や金額を示したわけではありません。

(2)先日の福祉企業委員会では、移転候補の場所は「病院新本館A棟」だと、具体的に示されました。しかし、大阪医科大学からは3か所の候補が示されたということです。残りの2か所はどこなのでしょうか?お答えください。
 また、なぜ「病院新本館A棟」に決定したのでしょうか?お答えください。

⇒大阪医科大学から救命救急センターの設置場所として示されたのは、北西キャンパス及び本部キャンパス内立体駐車場、病院新本館A棟の3か所です。「病院新本館A棟」以外の2か所は、代替地・代替施設の課題があることから、「病院新本館A棟」が現実的候補であることを確認したところでございます。

(3)「病院新本館A棟」は、大阪医科大学附属病院の中ほどにあって、しかも一方通行沿いにあります。救急車のルートは具体的にどのようになるのでしょうか?お答えください。
 また、現在、附属病院の救急車の出入り口と停車位置は、阪急高槻市駅側、つまり、病院の南側になっていますが、それと比べると、「病院新本館A棟」への救急車の到着時間は、何分何秒、違ってくるのでしょうか?具体的にお答えください。
 あるいは、救急車を停める場所は変わらずに、病棟の中を、患者をストレッチャーに乗せて、運ぶのでしょうか?運ぶのであれば、そのルートや時間はどうなるのでしょうか?お答えください。

⇒救急搬送については、複数の経路から進入できるよう検討を進めているところです。

(4)福祉企業委員会協議会の資料を見る限り、救急車の到着時間や、ドクターカー、初期救急を担う夜間休日応急診療所のことが、何も書かれていません。これらについては、意見交換会等で、何の議論も意見もなかったのでしょうか?あったのであれば、どういうものがあったのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒ドクターカーや高槻島本夜間休日応急診療所については課題の一つとして、救命救急センター移転検討の進捗をみながら、今後、検討していく必要があるとの意見がありました。

<2回目>

(1)「限られた時間や財源の中で関係者の意見を聞いて早めに結論を出したい」という意見を言われた方は、それなりの根拠があるからこそ、こういった発言をされたのではないのでしょうか?市としては、時間・期限や財源について、どれだけに限られていると認識しているのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒1問目で答弁しましたとおり、「限られた時間」や「限られた財源」、「早めに結論を出したい」という言葉は具体的に期限や金額を示したわけではなく、第1回意見交換会の中で出たご意見を踏まえたものでございます。

(2)「病院新本館A棟」は、いつ完成するのでしょうか?お答えください。
 また、市や外郭団体は、その建設等について、どれだけの費用負担をするのでしょうか?お答えください。
(3)そこに三島救命救急センターが移転すると、大阪医科大学附属病院の救急医療部はどうなるのでしょうか?医大としては救急患者や救急車を受け入れないようになるのでしょうか?具体的にお答えください。
(4)ドクターカーや高槻島本夜間休日応急診療所については、救命救急センター移転検討の進捗をみながら、検討していく必要があるとの意見があったということですが、市としては、これらについて、どうするべきだと考えているのでしょうか?「病院新本館A棟」という具体的な移転先が示されたわけですけれども、ドクターカーや夜間休日応急診療所については、どういった課題があると考えているのでしょうか?具体的にお答えください。
(5)「病院新本館A棟」への救急搬送については、複数の経路から進入できるよう検討を進めているということです。具体的にはどういうルートなのか、お答えください。
(6)お答えがありませんでしたので、あらためておききしますが、現在、附属病院の救急車の出入り口と停車位置は、阪急高槻市駅側、つまり、病院の南側になっていますが、それと比べると、「病院新本館A棟」への救急車の到着時間は、何分何秒、違ってくるのでしょうか?それぞれのルートについて、具体的にお答えください。
(7)ルートを変えるということは、道路を広げるということになるのでしょうか?道路を広げるというのなら、どこを、どれだけ広げるのでしょうか?お答えください。
 また、それには、どれだけの用地買収費や工事費などがかかるのでしょうか?時間はどれだけかかるのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒2点目から7点目の、費用負担、医療体制、搬送ルート、ドクターカー事業及び高槻島本夜間休日応急診療所等については、今後、公益財団法人大阪府三島救急医療センター、学校法人大阪医科薬科大学、大阪府、茨木市、摂津市、島本町、本市の高槻市や、医師会等の関係者も参加する意見交換会の中で議論をしてまいりますので、その内容を必要に応じて議会にご報告させていただきます。

<3回目>
 まず、「限られた時間」や「財源」についてですが、金額的なシミュレーションくらい、ある程度はされているんじゃないでしょうか?そういうものがなければ、3市1町が将来的にどれくらいの支出をしなければならないのか、まったく分からないわけですから、財政計画も組めないでしょう。もし本当にないんだったら、3市1町の幹部の皆さんは、どうかしてるなと思います。
 「限られた時間」というのは、三島救命救急センターの時間ではなくて、むしろ、医大のほうの時間ではないのでしょうか?建物を巨費を投じて建てる計画をされているわけですから、建物ができたら、すぐにテナントに入ってほしいというのが普通でしょう。三島救命救急センターについては、耐震化は必要ですけど、何年後までにしないといけないとか聞いたことはありませんし、「限られた時間」というのは、医大の都合についての発言ではないのでしょうか?
 移転候補に決まったという「病院新本館A棟」は、奥まった場所にあって、一方通行の道路にしか面していないんですけど、医大から示された残りの2案の北西キャンパスと本部キャンパス内の立体駐車場は、両方とも高槻駅高垣線に面しています。いずれにせよ、国道には面していないし、駅前のエリアなので、現在の三島救命救急センターの場所より、救急車の到着の平均時間が遅くなるのではないかと心配ですが、それにしても、なぜ一方通行沿いなのか不思議です。2案の代替地・代替施設の課題というのは、案を出す前から分かっていたんじゃないですか?最初から「病院新本館A棟」ありきだったんじゃないですか?
 こうしたことについて、何かおっしゃりたいことがあれば、答弁をよろしくお願いします。議事録や客観的なデータ、シミュレーションをすべてオープンにしていただけるのなら、こんなことを訊く必要もないのかもしれません。
 救急搬送の経路はこれから検討するということですけど、1分1秒の遅れが患者の命を左右する救命救急センターの移転であれば、救急車の経路や到着時間の課題をまずクリアすべきだったはずです。それをこれから検討しますとか、どれくらい時間がかかるのか、同じ医大の敷地の附属病院と比べて、どれだけ時間が変わるのか、ということにも答えないのは、市民の命を軽視しているとしか言いようがありません。
 これまで高槻市が誇りにしてきたドクターカーや夜間休日応急診療所についても、何も答えていただけない。答弁を聞く限り、意見交換会の中での議論の一部だけしか福祉企業委員会の協議会で報告していないみたいですが、それは報告じゃなくて、情報操作じゃないですか。議論をすべて公開していただけないと、その議論の妥当性を議会で検証できないはずです。こういう意見交換会の結果だけを聞かされて、賛成しろと言われても、普通は無理ではないでしょうか?
 
⇒(答弁要旨)意見交換会の中で議論し、その内容を必要に応じて議会に報告する。


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posted by 北岡隆浩 at 21:39| 大阪 ☁| Comment(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする