任期満了も近いので、質問回数を集計してみました。期間等については上の図のとおりです。
「働きマン」ランキングとして国会議員の仕事ぶりが時々週刊誌で発表されますが、地元の市議会議員の議会での仕事ぶりを知る人は少ないのでは?もちろん、質問回数の多さだけで測れるものではありませんが、少な過ぎるのはいかがなものかと。
上の図の質問回数の対象には、今年の3月議会は含まれておらず、年4回の定例会(本会議4〜5日、常任委員会1日)15回分+臨時会分となっています。1議会につき1回も発言していない議員も割といますね。本会議と常任委員会で各1回でも質問していれば、4年間で質問回数が30回にはなる計算です。それ以下の議員はいかがなものでしょうか?なお、正副議長は本会議で、委員長は委員会で、それぞれ質問しないのが慣例のようなので、そこは割増してお考え下さい(委員長でも質問している議員を見たこともありますが)。
質問回数をあらためて集計してみると、同じ政党・会派であっても、質問回数の多い議員・少ない議員が。議員個人の資質に拠るところも大きいということなのでしょう。
質問回数は私が突出していますが、かつては私と同じくらい質問をする議員が2人いて、さほど抜きん出てはいなかったのです。しかし、その2人の議員は落選。高槻市以外でも、議会でがんばっていた議員が落選するケースが見られます。もし議会での努力がまったく評価されないのであれば、議会で手を抜く議員が増えるのではないでしょうか。
質問の内容を評価することも考えてみましたが、非常に難しいです。ネットでも議事録が公開されていますので、もし公平公正な尺度で評価できる方は、私に結果と共にそのやり方を教えていただければ幸いです。
以下、画像の記載内容です。
【市議会議員の通信簿】
この約4年間の高槻市議会での本会議・常任委員会での高槻市議会議員の質問回数を集計しました。「働きマン」ランキングとして国会議員の仕事ぶりが時々週刊誌で発表されますが、地元の市議会議員の議会での仕事ぶりを知る人は少ないのでは?実態は、皆さんのイメージとはかけ離れているかも?
※カッコ内は会派の略称。「公明」=公明党議員団、「維新」=大阪維新の会高槻市議会議員団、「自民」=自民・無所属議員団、「市連」=市民連合議員団、「共産」=日本共産党高槻市会議員団、「立民」=立憲民主党たかつき、「立憲」=立憲主義を守り・憲法を活かす会。
※本会議と常任委員会での質問の回数は、令和元年5月議会から令和4年12月議会までの議事録から集計。
※質問の回数からは、会派を代表しての代表質問、意見・要望・態度表明だけのもの、単なる発言の類は除いています。1回の質問の中に複数の項目がある場合でも、1議案又は1回の一般質問につき、1回として数えています。複数の議案についてまとめて質問している場合も1回、当初予算や決算等の分割審議されているものについては、分割されたそれぞれを1回として数えています。
■謝罪の要求
土下座や倍返しで話題になったテレビドラマが放送された令和2年、高槻市議会の議会運営委員会で、当時の委員長(公明党)が、私に対して、池田大作氏への謝罪を要求するということがありました。
単独の議題として質疑できた外郭団体の予算・決算の報告に対する質疑を廃止するというので、「議会改悪だ。池田大作氏に賞を渡すよう推薦した外郭団体もあったのだから、今後もしっかりチェックすべきだ」と反対。すると委員長は「住民訴訟で明確に結論も出ている。発言を撤回し、池田大作氏に謝罪を」と要求。私は「住民訴訟で敗訴したからといって問題は問題だ。一般常識で考えて、高槻市民の皆さんが、そういう賞(国際文化交流貢献賞。詳細は下のQRコードを)を贈ったことをどう感じるのか。その行為と同じようなものが追及できないとなれば大いに問題だ」と、謝罪を拒絶しました。ドラマの影響も多少あったかもしれません。
なお、住民訴訟の原告勝訴率の全国平均は約4%。裁判所が、行政の裁量の範囲を広く認めるので、住民訴訟等では圧倒的に行政側が有利。原告が裁判で負けたケースでも、常識的に見て問題のあるもの・おかしなものは結構あるのです。
■みんなで「公金チューチュー」?…与野党相乗りの弊害
「高槻市役所の『闇』」の第1巻を、ネットで無料公開!
http://tsuu.com/?page_id=13
国会では鋭く対立する与野党が、なぜ地方議会では相乗りするのか?・・・マスコミで取り上げられた高槻市バス「幽霊運転手」事件等の労組厚遇、農協ビル違法補助金事件、池田大作氏への密かな贈賞など、これを読めば、一連の問題から、その謎が見えてくると思います。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
議員名 本会議 常任委員会 合計 備考
1 北岡隆浩 143 56 199
2 木隆太(立憲) 71 21 92
3 川口洋一(立憲) 51 40 91
4 中村玲子(共産) 64 18 82
5 強田純子(共産) 24 29 53
6 市來隼(維新) 26 16 42
7 遠矢家永子(立民) 18 21 39
8 出町ゆかり(共産) 20 17 37
9 中村明子(自民) 15 19 34
10 三井泰之(公明) 20 13 33 ※令和2・4年度委員長
10 島佐浪枝(公明) 10 23 33
12 鴻野潔(自民) 15 15 30
13 岡田安弘(維新) 10 15 25
14 森本信之(立民) 11 13 24
15 甲斐隆志(維新) 11 12 23
15 吉田章浩(公明) 8 15 23 ※令和元年度議長
17 真鍋宗一郎(自民) 18 3 21 ※令和2・3年度委員長 4年度副議長
17 岩為俊(市連) 14 7 21
19 岡井寿美代(立民) 8 12 20 ※令和元年度副議長
19 江澤由(維新) 7 13 20
21 竹中健(維新) 11 8 19 ※令和元・4年度委員長
21 笹内和志(公明) 7 12 19
23 五十嵐秀城(公明) 12 4 16 ※令和3・4年度委員長
24 福井浩二(自民) 5 10 15 ※令和2年度議長 4年度委員長
25 中浜実(市連) 0 14 14 ※令和3年度委員長
26 宮本雄一郎(共産) 6 7 13
27 平田裕也(自民) 7 4 11 ※令和3年度副議長
28 吉田忠則(公明) 5 5 10 ※令和元年度委員長 3年度議長
28 山口重雄(市連) 4 6 10 ※令和4年度議長
30 灰垣和美(公明) 1 7 8
31 木本祐(維新) 5 2 7 ※令和元・2・3年度委員長
32 久保隆(市連) 1 5 6
33 吉田稔弘(維新) 2 2 4 ※令和2年度副議長
34 宮田俊治(公明) 1 2 3 ※令和元・2年度委員長