2023年04月19日

今回の高槻市長選挙も共産党まで濱田市長に相乗り

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今から12年前の高槻市長選挙でも、自民党から共産党まで、濱田市長を相乗りで支援・応援していましたが、今回も同様の状態です。

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ツイッターでも、上の画像とおり、日本共産党の高槻市議選の候補者が、濱田市長への投票を呼びかけています。社民党の川口市議も濱田市長支持とのことでしたので、維新候補vsその他の既成政党という、大阪市長選でも見られた構図となりました。

無料公開中の拙著「高槻市役所の「闇」(1)〜与野党相乗りの弊害〜」で書きましたが、実は、違法な「有給職免」によって、共産党系の労働組合の市職員ほうが、連合系・民主党系の労働組合の市職員より、多額の不当な給与を得ていたことがありました。

第三章 他部署でも違法な有給職免が
(中略)
 労働組合・職員団体には、自治労系(民主党系)と共産党系のものがあり、規模は自治労系のほうが大きい。だが、有給職免については、共産党系の団体がより多く取得していた。
(中略)
市長部局分(平成二〇年(行ウ)第七一号)
(中略)
 ・自治労連(日本共産党系の労働組合)所属の職員一七名に対して、総額126万3502円。
 ・自治労(連合系・民主党系の労働組合)所属の職員九名に対して、総額52万2313円。

過去に遡れば、もっと多額の違法な利得があったと考えられます。行政・市長側とこういった関係にあったわけです。

また、この共産党の候補者は、下の画像のとおり、市バスに関する濱田市長の支援団体のツイートをリツイートしています。

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高槻市長 はまだ剛史 支援団体@新たな飛躍をめざす市民の会
@hamada_koenkai

市バス事業は徹底したコスト削減と効率化による民間並み経営のもと路線を維持し、ライフステージに応じた多様なサービスを提供してきました。今後も高槻の強みである市バスを最大限に生かし、高槻にしかできないオンリーワンのサービスをより充実します。


濱田市長が、非公開で、高槻市バスの民営化を検討中であることは先日書きましたが、これを読むと、まったくそんなことは感じられません。

この文章のポイントは、「市営バスを守ります!」としてはいるものの、「民営化はしません」とか「公営を維持します」とはしていないことと、「市バス事業は・・・民間並み経営のもと路線を維持し・・・てきました。」と過去形になっていることです。

つまり、「市営バスを守るために、今後、民営化が必要です。」という将来もありえるわけです。そうなっても言い訳・逃げができるように、巧みな文章を作ったと考えられます。

濱田市長による高槻市バス民営化検討や、日本共産党による大阪維新の会の市議団への不当な攻撃については、こちらの動画をご覧下さい。



印象操作・情報操作で欺かれないように、ご注意下さい。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 03:37| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月16日

【動画】高槻市役所の「非公開」「非公表」に関するエトセトラ



濱田市長は初当選後、ツイッターで「何事もオープンにオープンに行きたい。コソコソと事を進めるのはもう時代遅れです。」とツイートしていましたが、あまりにも「非公開」「非公表」が多いと感じます。

動画では、
高槻市バス民営化検討の非公開
採用試験の過去問を非公開
債権管理簿の非公開
事務処理ミスの非公表
急死児童のマスク着用を非公表
の5つのテーマでお話ししています。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 06:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月15日

動画【高槻市議会】4年で質問回数30回未満の議員は・・・



この約4年間の高槻市議会での各議員の本会議・常任委員会での質問回数を集計した「市議会議員の通信簿」。「働きマン」ランキングとして国会議員の仕事ぶりが時々週刊誌で発表されますが、地元の市議会議員の議会での仕事ぶりを知る人は少ないのでは?実態は、皆さんのイメージとはかけ離れているかも?

なぜ、4年で質問回数30回未満が目安になるのか?
同じ政党・会派でも、質問回数に極端な差が・・・いったいその理由は?
ぜひ動画をご覧下さい。

市議会議員の通信簿(令和元年5月〜4年12月議会分)はこちら

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 08:08| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月14日

平田裕也市議を名誉棄損等による損害の賠償を求め民事で提訴。刑事告訴に向けても進めています。

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平田裕也市議が私をツイッターなどで名誉棄損等したので、その損害の賠償を求めて、本日、大阪地裁に提訴しました。刑事告訴に向けて、警察にも相談しています。

平田裕也市議がリツイート等しているものの中にも、私の名誉を傷つけ、侮辱するものもありましたので、その方々についても、順次、刑事民事の両面で法的手続きを執りたいと考えています。謝罪は受け入れるつもりではありますが、選挙への影響もありますし、早めにお願いします。

時間がなかったので、自分で訴状を作成し、本人訴訟の形でスタートしましたが、弁護士さんに代理人を依頼するつもりです。

以下は訴状の抜粋です。急いでいたので誤字脱字があるかもしれませんが、ご容赦ください。

訴状

令和5年4月14日
大阪地方裁判所 御中

原告 北岡隆浩
被告 平田裕也

損害賠償請求事件

請求の趣旨

1 被告は、原告に対し、金180万円及びこれに対する令和5年4月10日から年3分の割合による金員を支払え。
2 訴訟費用は被告の負担とする。
との判決並びに仮執行の宣言を求める。

請求の原因

第1 事案の概要

被告(甲8)は、原告が代表である政治団体「高槻ご意見番」が本年4月10日から配布したビラ(甲1)や、同日からの原告の演説の内容が、真実であるにもかかわらず、原告の名誉を棄損しようと企て、同日から、イーロン・マスク氏が保有する企業「X社」が運営する「Twitter」(甲6)や株式会社サイバーエージェントが運営する「Amebaブログ」(甲7)において、同ビラ及び演説の内容は事実無根とかデマであるといった虚偽の情報を送信して掲載し、また、原告を侮辱することを企て、原告に関して、「こんな馬鹿なことを張り切ってする議員が高槻にいるんですよ…情けない。」、「恥ずかしい」、「みっともない」等と書き込み、そのころ、同サービスを利用する不特定かつ多数の者をして、同Twitterやブログに掲載した内容虚偽情報を閲覧させ、もって、公然と虚偽事実を摘示して、原告の名誉を棄損し、もしくは侮辱した。これらの被告の不法行為により、原告の社会的評価は低下し、名誉権・人格権が侵害され、精神的苦痛を受けたので、それらの損害の回復のため、被告に対し、金180万円及びこれに対する令和5年4月10日から年3分の割合による金員の支払いを求めるものである。

第2 当事者

原告は、平成31年4月21日の第19回統一地方選挙における高槻市議会議員選挙において再任当選し、現在、高槻市議会議員の4期目を務めている。
被告は、平成31年4月21日の第19回統一地方選挙における高槻市議会議員選挙において再任当選し、現在、高槻市議会議員の3期目を務めている。
原告も被告も、令和5年4月23日執行の高槻市議会議員選挙に立候補を予定している。

第3 上記ビラ及び演説の内容が真実であること

1 上記ビラの内容が真実であること

原告が代表である政治団体「高槻ご意見番」が本年4月10日から配布したビラ(甲1。以下「本件ビラ」という。)の内容は、令和3年10月に開催された自民党公認の大隈和英候補の演説会において、高槻市議会の会派である「自民・無所属議員団」の市議会議員らが、旧統一教会の信者の方と共に「がんばろー!」と気勢を上げていたというものである。
本件ビラの写真において、壇上で「がんばろー!」と三唱し、被告と共に拳を振り上げている人物は、高槻市在住のA氏であり(以下単に「A氏」という。)、甲第2号証のとおり(中略)。したがって、本件ビラの内容は、真実である。

2 原告の演説の内容が真実であること

また、本年4月10日及び11日に原告がした演説(以下「本件演説」という。)の内容は、「統一教会の方と、自民党の議員・平田裕也議員・こうのきよし議員が、選挙で協力していたことが分かりました。」、「立憲民主党の辻元清美さんも統一教会との接点がありましたが、自民系の議員も統一教会と関係していたというわけです。」といったものであった。なお、「平田裕也議員・こうのきよし議員」と名指ししたのは、両名以外にも高槻市議会には複数の無所属の議員がおり、それらと区別するためである。
上記大隈候補の演説会は衆議院選挙の選挙期間中に行われた。この演説会に市議として公式に参加することは、大隈候補の当選のためであり、参加して、「がんばろー!」と三唱すること自体が、市議ら自身が大隈候補の当選のために頑張ることを明示し、市議らの支持者に対しても大隈候補への支持を呼びかける効果もあるのであるから、選挙協力というべきである。
したがって、統一教会の方と上記市議らとが選挙で協力していたことは事実であるから、本件演説の内容も、真実である。

3 被告においてビラ及び原告演説の内容が真実か簡単に確認できたこと

被告においても、A氏が旧統一教会の信者であるか否かは、A氏本人や大隈和英氏、大隈和英氏の秘書、大隈和英氏の後援会、高槻市の自民党の関係者などに簡単に確認ができたはずである。しかし、被告がそうした確認をした形跡は見られない。
本件のような指摘を受けた場合、立憲民主党の辻元清美議員のように、事実関係を確認したうえで、それに基づいて説明するのが、一般的な政治家の行動である(甲3)。
しかし、被告は真実か否かの確認すらしなかったと考えられる。

第4 被告による「Twitter」及び「Amebaブログ」における投稿

本件ビラ及び演説に対し、被告は、Twitterにおいて、本年4月10日に「これまるで僕が統一協会と関わりあるみたいやん!何度も言いますが、統一協会との関わりは一切ありません。こんな馬鹿なことを張り切ってする議員が高槻にいるんですよ…情けない。」(甲4−1)と投稿したのを皮切りに、同日「大隈さんの集会で「がんばろー」の発声をしたのは事実ですが、私はゲストで呼ばれただけであり、あなたが旧統一協会の信者と指摘される方がどなたなのかそもそも存じ上げません。従って、『旧統一協会の信者の方と協力して』というのはあたりません。」(甲4−1)、「高槻市民として、こんな嫌なことをしている議員がいることが泣けてきます。恥ずかしいです。」とする第三者のツイートを引用して「ありがとうございます!ほんとに恥ずかしい話です😓」(甲4−3)、「こんな幼稚なことする議員がいるのですね😤こんな奴に限ってまともな仕事はできないと思いますよ💀」とする第三者のツイートを引用して「みっともないですよね💦」(甲4−4)、「私と旧統一協会が関係があるというのは明らかなデマなので声明文を発信しました。」(甲4−5)、「似たようなビラ配って捕まったア○議員いたのにこんなことする辺り、余程自分の能力に自信のない対立候補の仕業かただの愉快犯か…どっちでもええし捕まればいい」とする第三者のツイートを引用して「事実ではないことを言いふらされてとても困っています😅」(甲4−6)、「こんな姑息な手段を使ってまで有権者の支持を集めたいなんて、その対立候補の方は余程自信が無いのでしょうね。」とする第三者のツイートを引用して「おっしゃる通り姑息な手段ですよね。ネガティブキャンペーンをすること自体、褒められたことではありませんが、ましてやその内容がデマですからね。悪質です。」(甲4−7)、「ですね!卑劣なやり方に屈するわけにはいきません。」(甲4−8)と投稿した。
4月12日には「『平田は旧統一教会と関係がある』というデマを垂れ流していた議員が向かいで演説していたのですが、私の聞く限りでは、今日はそのことには一切言及されませんでした。なんでだろ?評判悪くてやめちゃったのかな?激励もフォロワーも増えるからどんどんやってくれてもいいのに。」と、原告に対し挑発的な投稿をし、反省もない(甲4−13)。以上のとおり、原告に対してさんざん悪態を吐いておきながら、「人の悪口を言ったり、貶めたりするようなことをせず、市民と爽やかに挨拶を交わしながら、前向きに市政に取り組みたいと思います。」とも投稿した(甲4−16)。
また、Amebaブログにおいて、4月10日に、「【平田裕也、こうのきよしから皆様へ】」のタイトルで、「高槻市議会議員の北岡隆浩氏が、私たちと旧統一教会のつながりがあるかのようなチラシを配り、演説をしていますが、全くの事実無根です。」、「令和3年10月に、衆議院議員候補であった大隈和英氏の個人演説会にゲストとして呼ばれ出席しました。北岡氏のチラシによると、集会の最後に壇上で『がんばろう』の発声をされた方が旧統一教会の方であるとの主張です。北岡氏は、そのことを指して、平田、こうのは旧統一教会と関係がある≠ニ街頭で演説しているのですが、私たちは大隈氏の応援のためにゲストで呼ばれて出席したのであり、北岡氏が旧統一教会の信者だと主張される方のことをそもそも存じ上げません。存じ上げない方と関係があるはずがありません」、「事実でないことを誤解されるような形で主張することは、有権者を惑わすような許されない行為といえます。」等と投稿した(甲5)。

第5 被告による原告に対する名誉棄損及び侮辱

1 名誉棄損

上記のとおり、大隈候補の演説会で壇上から「がんばろー!」と三唱したA氏は旧統一教会の信者であり、本件ビラ及び演説の内容は真実である。
したがって、この真実を否定する被告の投稿の内容は、虚偽である。
また、被告は、単に壇上の人物を「存じ上げない」と主張するだけで(甲5)、壇上の人物が旧統一教会の信者であることについて、まったく反論していないし、それを調査した形跡もない。つまり、何の根拠もなく、本件ビラ及び演説の内容を虚偽だと主張しているのである。よって、原告は公人であるが、公共の利害に関する場合の特例にも該当しない。
被告の前項の投稿のうち、本件ビラ及び演説の内容を「事実無根」、「事実ではない」あるいは「デマ」とするような類の部分は、原告のほうが嘘をついているかのような誤解を与え、原告の社会的評価を著しく低下させるものといえる。
また、上記投稿は、不特定多数の者が自由に閲覧可能であることから、被告は、公然と虚偽の事実を摘示したといえる。
したがって、被告の上記行為は、原告個人の名誉権、人格権を著しく棄損するものである。

2 侮辱

上記の被告の投稿のうち、「こんな馬鹿なことを張り切ってする議員が高槻にいるんですよ…情けない。」、「高槻市民として、こんな嫌なことをしている議員がいることが泣けてきます。恥ずかしいです。」、「ほんとに恥ずかしい話です😓」、「こんな幼稚なことする議員がいるのですね😤こんな奴に限ってまともな仕事はできないと思いますよ💀」、「みっともないですよね💦」、「似たようなビラ配って捕まったア○議員いたのにこんなことする辺り、余程自分の能力に自信のない対立候補の仕業かただの愉快犯か…どっちでもええし捕まればいい」、「こんな姑息な手段を使ってまで有権者の支持を集めたい・・・」、「おっしゃる通り姑息な手段ですよね。・・・ましてやその内容がデマですからね。悪質です。」、「卑劣なやり方・・・」と、自身が投稿したり、第三者の投稿を引用して表示させたりしたことは、原告を侮辱するものである。単に一度、侮辱の言葉を投稿しただけではなく、複数の第三者の侮辱に、さらに自身による侮辱の言葉も連ねるなどして、侮辱の上に侮辱を重ねているのである。
また、上記投稿は、不特定多数の者が自由に閲覧可能であることから、被告は、公然と、原告を侮辱したといえる。
従って、被告の上記行為は、原告個人を酷く侮辱するものである。

第6 原告が被った損害

上記被告の投稿は、令和5年4月16日告示の高槻市議会議員選挙の直前に行われた。同選挙において再選を目指す原告にとって、選挙前にこのような投稿をされたことで、原告のイメージダウンは免れえない。現に、被告がリツイートで引用し表示しているとおり、第三者らは原告に関して否定的な投稿をしている。
被告による本件投稿によって、原告の信用が棄損され、また、精神的苦痛を被ったことによる損害を金銭的に評価すれば、金180万円は下らない。
よって、原告は被告に対し、不法行為に基づく損害賠償請求として金180万円及び本件投稿が開始された日の令和5年4月10日より年3分の割合による金員の支払いを求める。

以 上


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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 13:23| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月13日

平田裕也市議を刑事告訴へ。利益団体との選挙協力が意味するものとは?

「旧統一教会との接点が判明した自民・無所属議員団(福井浩二・まなべ宗一郎・平田裕也・こうのきよし・中村明子の各市議)@高槻市議会」と4月10日のブログに書き、ほぼ同じ内容のビラも配布しています。立憲民主党の辻元清美参議院議員も、旧統一教会と接点があったことが大きく報じられましたので、それよりもさらにひどい実態が自民党にあったことを、市民の皆さんにお知らせするためです。

こういうことを指摘されたら、辻元清美議員のように、事実関係を確認したうえで、それに基づいて説明するのが、一般的な政治家の行動ではないかと思います。辻元清美議員は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体の勉強会に参加していたことを認め、会費2千円の領収書も公開し、「領収証の内容を十分認識しないまま受け取っていた。今後、一層慎重に対応する」と説明しました。

同じような対応がされると予想していたのですが、平田裕也市議の対応は、私の想像の斜め上を行きました。私の言っていることを、いきなり事実無根・デマだとして、「こんな馬鹿なことを張り切ってする議員が高槻にいるんですよ…情けない。」「恥ずかしい」「みっともない」等と悪態を吐き出したのです。

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私は、「事実でないというなら、何が事実でないのか、具体的に教えてください。」等と問いましたが、まったく説明はありません。

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普通なら、仮に壇上の人物のことを知らなくても、大隈和英氏らに、その人物が旧統一教会との信者であるかを確認したうえで、「自民党公認の大隈和英候補を選挙で当選させるため、大隈さんの集会に参加し、旧統一協会の信者の方と『がんばろー』と発声して選挙に協力しましたが、その方が信者とは知りませんでした。」といった説明をするべきではないかと思います。こうした集会に参加すること自体、選挙協力以外の何物でもありませんので、参加していた市議らは、旧統一協会の信者の方と選挙で協力していたといえます。

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私は「事実なのに、『事実ではない。デマだ。』と言って、その虚言を根拠に、相手方を『恥ずかしい』人物だとしているのであれば、非常に問題だと思いますよ。」と警告したのですが、私への悪態はやまず、非常に挑発的な投稿までされました。

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さすがに堪忍袋の緒が切れました。名誉毀損か侮辱に該当すると思いますので、平田裕也市議を刑事告訴する方針です。こちらの動画のとおり、ネット中傷については、警察に相談しても、すぐに告訴を受理してくれるわけではありませんので、告訴しましたと直ちにはいえないと思いますが、告訴を前提に、警察に相談したいと思います。

他の自民党の市議らは、私が見る限りダンマリのようですが、自民党の関係者からも裏を取っています。

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さて、何が問題なのか、よく分かっていない方もおられるようなので、私も説明が足りなかったと反省しているのですが、要は、団体から選挙協力があるということは、一般的には、その見返りが、政治家の側からあるということです。

こうした団体を「利益団体」「圧力団体」といい、商工会議所や労働組合、宗教団体、職業団体、地縁組織、NGO、NPOなどだとウィキペディアでは解説されています。

濱田市長の街頭活動のスタッフの方が私の知り合いだったので、話をすると、「私は○○から動員された」とおっしゃられていました。この○○等には市から補助金が出ていたりするわけですが、上記の利益団体に所属する皆さんが、現職の市長である濱田市長を支援していると考えられます。こういう構図が全国的にも一般的なものでしょう。

当然、市長だけではなく、国会議員や地方議員も、選挙協力を受け入れているということは、そういうことだと推察されます。

だから、自民党・自民系の議員らが参加する集会で、壇上でがんばろうコールをするくらいまでの立場の方であるということは、辻元さんが参加した勉強会を主催したのとは、訳が違う影響力があると考えられるわけです。

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大隈和英氏は、4月3日に上記のツイートをしていました。「こども家庭庁」の名称変更については、旧統一教会が・・・選挙協力の影響があったのか、なかったのか、私には知る由もありませんが。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2023年04月10日

高槻市立小中学校の児童・生徒1100人分以上の通知表に記載ミス

高槻市立の小中学校の児童・生徒に今年手渡した通知表・あゆみの3項目に誤りがあり、後日、差し替えたことを、高槻市教育委員会が認めました。

つい先日も、「指導要録」に誤記載・差替えがあったことが発覚したばかり。

誤記載があったのは・・・
中学校の「通知表」と小学校の「あゆみ」(通知表に該当するもの)について
1.授業日数の記載ミス 中学校4校580名分、小学校8校537名
2.中学校の保健体育科の評価に誤記載 1校29名分
3.中学校の総合的な学習の時間の所見に誤り 1校32名分
・・・とのことです。

教育委員会は、この件を「指導要録」のときと同じく、これまで公表していません

公表しない理由を、教育委員会は、「事務処理ミス等の公表に関する要綱」2条(2)ウの「市民の権利、利益又は生活に具体的な影響を与えた事象」には当たらないからだとしています。
 
しかし、卒業後に、個別に学校に来てもらったり、教職員が家庭訪問をしたりしており、児童・生徒や家庭に迷惑をかけているわけですから、市民の生活に影響を与えたのではないでしょうか?

教育委員会は、今後も、公表する考えはないということです。

教育委員会は、再発防止に努めるとして、(1)複数の職員での確認、(2)校務支援システムの研修の実施、を行うとしています。しかし、校務支援システムには、日数の間違いがあっても、エラー表示が出る機能等は無いとのこと。指導要録にもミスがあったことを考えると、人的なミスというよりも、システムにミスを防ぐ機能がないことが、ミスを招いているのではないかと疑われます。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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旧統一教会との接点が判明した自民・無所属議員団(福井浩二・まなべ宗一郎・平田裕也・こうのきよし・中村明子の各市議)@高槻市議会

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詳しくは、ユーチューブの動画「【市政報告会】高槻市や市議会議員との宗教団体・旧統一教会・創価学会・池田大作氏の関係やネット中傷など」をご覧下さい。


高槻市議会の自民・無所属議員団の会派代表者である議員の方からは、これまで、個人攻撃といえるような議会質問やビラの配布をされてきました。

その自民・無所属議員団の市議会議員の皆さんが、旧統一教会の信者の方と共に「がんばろー!」と気勢を上げていました。この会場には、壇上の方だけではなく、複数の旧統一教会の信者の方がおられたそうです。会の締めの「頑張ろうコール」を任されるということは、自民等の方々にとって、それだけ重要な人物で、「がんばろう」と声をかけ合ったわけですから、旧統一教会の方々と共に、一緒にがんばっておられたのだろうと推察されます。

この会は、平成3年10月に開催されたものですが、応援に訪れた山際大志郎・衆議院議員は、その後、旧統一教会との関係が次々と表面化し、経済再生担当大臣を辞任。地元支援者へ一連の経緯を説明しました。

辻元清美・参議院議員も、立憲民主党の調査で、旧統一教会の関連団体の勉強会に秘書と参加したことが明らかとなり、説明しています。

自民・無所属議員団の皆さんも説明が必要では?

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
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2023年04月04日

【高槻市バス民営化検討】民営化賛成の維新市議の質問だけ攻撃?現職の濱田剛史市長は非公開で民営化検討中ですが?

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たつみコータロー大阪府知事候補が、ツイッターに、高槻市バスについて「維新の会の議員が民営化せいという質問をやっている。これは絶対にさせたらあかんと。黒字経営をしてたわけですよね。絶対に民営化させたらアカンでと。」と発言する動画を投稿されていました。この発言は、維新の会の政治家が、高槻市営バスに関する権限を有するようになれば、高槻市バスは民営化されるが、民営化させてはいけない、という趣旨だと思います。

私はこれに非常に違和感を覚えました。というのは、現職の濱田剛史市長は、非公開で市バスの民営化を検討しているからです。一般的に考えれば、現段階で市議会で過半数の議席を占めているわけでもない維新市議らより、現職市長のほうが、民営化させる可能性が高いはずです。

たつみコータロー候補は、なぜ、高槻市バスのことをネタに、維新の市議の質問だけを攻撃するのでしょうか?維新憎しなのかもしれませんが、こと高槻市バス民営化の件で維新を批判するなら、現職の濱田市長が非公開で民営化検討を推し進めていることを、まず批判すべきです。むしろ実現性の高いほうを責めるべきでしょう。

濱田市長が非公開で民営化の検討を進めていることは、令和2年3月議会で、高木市議が質問したことで明らかになりました。先日、高木市議には賛辞と、ツイッターで引用させてもらったお礼を述べさせてもらったのですが、本当に素晴らしい質問です。

高木市議の質問で判明したことを、ツイッター用にまとめたものが次のものです。

高槻市営バス民営化の流れ

●濱田市長が設置した「みらい創生審議会」が平成28年度に民営化の検討を答申

●検討委員会を非公開で3回開催
・大阪市バスの民営化も聞き取り調査
・黒字のうちに高槻市バスを民間事業者へ譲渡との発言も

●令和2年3月議会で、民営化も研究・検討が必要と答弁


高槻市議会の本会議でこの質問がされたわけですから、当然、他の市議の皆さんもご存知のはず。

ところが、「2023年高槻市議会議員予定候補者」と自己紹介されている日本共産党高槻市会議員団事務局の方は、たつみ候補が上記と同旨の発言をする動画等を引用し、「これ実は高槻市民にもあまり知られていません 維新は議会で市バス民営化求めはりましてんと言うと、皆さん大抵『なんぼなんでも、維新もそんな酷いことせんやろ〜』と言われます いやいや、大阪市バス、地下鉄民営化なりましたやんってお伝えした時の皆さんのハッとしたお顔 すごい衝撃です #高槻市」とツイッターに投稿されています。現職の市議ではないとしても、事務局で勤務されていて、市議会議員に立候補を予定されているわけですから、ご存知なのではないでしょうか?しかし、私が引用ツイートで民営化の流れを教えて差し上げても、何の反応もありません。

たつみ候補にしても、日本共産党の高槻市会議員か事務局からの情報で、市バス民営化の件をお知りになったのでしょうし、ご自身で、少し議事録を検索すれば、認識しえたはずです。

上記のとおり、高槻市バスの民営化の検討に関しては、濱田市長が設置した「みらい創生審議会」が平成28年度に答申したわけですが、日本共産党高槻市会議員団の「市政資料No.480 2020」によれば、令和元年12月26日に高槻市長に対して提出した要望書の重点要望の中に、市営バスについて「◎民営化の検討は行わないこと。」が含まれているということです。

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つまり、共産党の市議団の皆さんは、濱田市長が民営化の検討を行っていることを認識したうえで、それを行わないよう要望さえしていたわけです。

しかし、令和2年3月議会の高木市議の質問のとおり、濱田市長は検討をやめず、非公開で検討委員会を少なくとも3回開催し、大阪市バスの民営化に関する聞き取り調査等も行っていました。同委員会では、黒字のうちに高槻市バスを民間事業者へ譲渡するといった発言もあったということです。さらには、民営化も研究・検討が必要だといった旨の答弁をしています。つまり、今後も民営化を検討していくということです。

この事実は、「◎民営化の検討は行わないこと。」と濱田市長に対して要望した共産党市議団の皆さんにとっては、仮に知っていたのなら別ですが、すごい衝撃で、まさにハッとしたお顔をされたのではないのでしょうか。

しかし、それ以後の議事録を調べてみましたが、共産党市議団の皆さんは、濱田市長の市バス民営化の検討を批判するような発言をされてはいないようです。何故なのでしょうか。

決して批判をする機会がなかったわけではありません。

令和3年3月議会では、日本共産党の強田純子市議が代表質問をしていますが、市営バスの運営について、山間部などの不採算路線等については地元や利用者の声を聞くことや、生活交通維持路線への補助金を一旦100%に戻すべきだという趣旨の発言があっただけ。市バスの民営化の検討に関してはまったく触れてもいません。

令和3年3月議会日本共産党強田純子市議代表質問

令和4年3月議会では、日本共産党高槻市会議員団を代表して中村玲子市議が質問をしていますが、市営バス路線の維持について、コロナの影響への補助をすべきである、バス路線の見直しはすべきではない、今後の計画は市民生活を維持させる方向で取り組むべきである、利用者の利便性を考慮した運賃制にすべきであるといった趣旨の発言をされただけで、やはり、市バスの民営化の検討については一切言及がありませんでした。

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市バスの民営化検討という経営の根幹の部分に、どうして触れられなかったのでしょうか。濱田市長は検討をやめるとは議会で言っていないのに。

代表質問だけではなく、一般質問や予算質疑等で、いくらでも濱田市長の市バスの民営化検討をやめるよう議会で求めることができたはずです。にもかかわらず、何故、そうした質問や意見を議会でされなかったのでしょうか。

そうした姿勢からは、むしろ逆に、濱田市長が推し進める市バスの民営化の検討について、議会での発言を避けてきたようにも見えます。

では、大阪府知事候補のたつみコータロー候補が批判している維新の会のほうは、どんな質問をしたのか。

同じく代表質問で見てみると、令和元年6月25日の高槻市議会で、大阪維新の会高槻市議会議員団の代表の木本祐市議が、以下のとおりに質問しています。

 木本祐です。市長が示されました令和元年度施政方針大綱に対して、大阪維新の会高槻市議会議員団を代表して、質問をさせていただきます。
(略)
 最後に、市営バスについて質問します。人口減少が進行するにつれ、有償乗客数が減少し、経営は悪化の一途をたどり、事業見通しでも近年中には赤字経営が予測されています。公営企業の意義に甘えることなく、民間事業者並みのコスト構造に転換していくことが不可欠であり、まずは現在取り組まれている自立経営の徹底をさらにしていただきたいと考えています。
 では、現実的に民間並みのコスト構造に早急に転換できるのかといえば、困難なはずです。したがって、将来的には抜本的な改革の必要性があると判断され「高槻市みらいのための経営革新」に向けた改革方針において、市営バスの民営化を検討すると示されたと理解しています。民営化を検討されると示された、その真意と目的をお答えください。
 私たちは、基本的には民営化には賛成です。しかし、民営化といっても形態は公設民営、市出資株式会社、民間資本株式会社などがあり、どの経営形態が最適かということは、地域特性等から一概に言えません
 また、超高齢化社会において公営交通の果たす役割や重要性が見直されているのも事実です。だからこそ、経営形態のあり方なども含めて、さまざまな観点から、比較考量するための分析や調査を実施することが必要だと考えます。
 このことが、ひいては市民の足を守ることにつながるのではないでしょうか。そして、答えを決めるのは行政ではなく市民ですので、市民に政策判断をしていただくための分析や調査の実施、そのためのプロジェクトチームなどの設置を要請しますが、見解をお答えください。


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この代表質問のとおり、確かに「基本的には民営化には賛成」としています。しかしそもそも、濱田市長が「高槻市みらいのための経営革新」に向けた改革方針において市営バスの民営化を検討すると示したことから、こうした質問を行っているわけです。代表質問は、市長の方針に関して行うものなので、維新の方針を勝手に述べただけということではありません。

また、濱田市長のやり方との違いは、「市民に政策判断をしていただくための分析や調査の実施、そのためのプロジェクトチームなどの設置を要請」しているところです。非公開で検討を推し進める濱田市長とは、相容れないのではないでしょうか。「市民に政策判断をしていただく」ともしているので、都構想のように、住民投票などで市民の判断を仰ぐつもりなのかもしれません。

代表質問でこのように述べているわけですから、これが、大阪維新の会高槻市議会議員団の総意であるといえるはずです。

今日はツイッターで、私はどうかと尋ねられたのですが、たとえば令和4年3月1日の本会議では次のとおりに述べています。

 私は、市バスの民営化には反対です。以前のように、労使が癒着して幽霊運転手、代走など様々な違法行為をして公金をだまし取るようなことをするのであれば、民営化もやむなしかもしれませんが、そういう労使関係も解消して、全職員が市民の皆さんのため、乗客の皆さんのためにと意識を高くして経営や業務に当たれば、民間に負けないよりよいサービスを提供できると思います
 国鉄はJRになってサービスがよくなったといいますが、高槻市営バスは民営化しなくても運転手さんの接客態度は昔と比べてかなりよくなりました。業務の改善にも、以前と比べて意欲的に取り組んでいるように感じます。
 市営バスであれば、議会からもチェックや提案ができます。そういう市営のメリットをやりようによっては今後もっと生かせるはずです。今回みたいに、故意に交通部に損害を与えるようなことをして、民営化へと推し進めるようなことはやめてください。強く要望しておきます。


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高槻市バス「幽霊運転手」事件をはじめとする一連の問題については、本を無料公開しましたので、是非そちらをご覧ください。

経営側にも労働者側にも違法行為を行うような体質があり、おまけに、そんな労使が癒着するなら、そのような方々には、公金を扱う資格も、公営事業を経営する資格も、公務員でいる資格もないはずです。そういう体質や問題を市長が解決できないのなら、民営化しかないと思います。けれども、本に書いたとおり、私が議会で質問し、住民訴訟を起こし、かなりのものは解決してきました。まだ他にも問題はありますが・・・

高槻市バス(高槻市交通部)の労使の高槻市職員は、市長の部下であり、その労働組合は、市長の支持団体です。一連の問題が起きたことについては、歴代市長にも重い責任があるはずです。公営を維持するに相応しい、市長と市職員と労働組合であってほしいものです。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 11:33| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月01日

市政報告会、無事終了。

市政報告会

本日、恒例の市政報告会を行いました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

次回は9月下旬〜10月上旬を予定していますので、よろしくお願いします。

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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 19:39| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする