今城塚古墳の周辺住民の方々が、350名の市民の皆さんの署名を携え、第4次工事の工期延長と工法変更、そしてテレビ報道された不透明な随意契約などについて住民説明会開くよう求める要望書を、高槻市教育委員会に提出したことについて以前書きましたが、高槻市は、上の写真のとおり、住民説明会を行わないという回答書を住民の方に送付しました。
まったく住民軽視も甚だしいと言わざるをえません。
高槻市の回答書には、
今回の工期延長においては、工事内容自体の変更はありません。(中略)このため、改めて説明会を開催する予定はありません。
とあります。
また、
なお、今城塚古墳の整備事業を市民の皆さんにより深く知っていただこうと、近く本市のホームページに整備事業の概要や経過を掲載する(後略)
とありますが、このホームページを見てみると、
内濠部の地盤が予想外に軟弱だったため、仮設道路の工法を一部、変更しました。
そのため第4次整備工事は当初の工期を変更して、本年9月末までの予定で進めています。
工法を変更したため、当初の工期を延長したと書かれています。
つまり、住民の方に対して行った上の回答は、嘘だということです。
これは、住民の皆さんを完全になめきっているとしか言いようがありません。
こんな高槻市の姿勢では、今後も、住民の皆さんの理解や協力を得られないのではないでしょうか?
高槻市は、一刻も早く住民説明会を開き、この回答書の嘘も含め、しっかりと説明責任を果たすべきです。
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全ての市民がインターネットを活用出来るわけではありませんし、広報で一方的に説明されても困ります。署名された方は、そんなことを要求しているのではなく、市側と話し合いというコミュニケーションをとりたいと考えておられるのであり、一方通行の市の説明を求めておられるのではないことをなっきりさせておかなければなりません。
市側がこんな不誠実な態度では、第5次整備計画の遂行がさらに困難になっていってしまいます。そのことがわからないとしたらバカとしかいいようがありません。
350筆の署名も、みんなが何もかも反対と言っているのではないと思います。「説明をしてほしい。この間の出来事について謝罪してほしい。」そういう方も多いはずです。
もともとこの工事、市側が古墳の敷地を市有地にしたところまでは正しかったと思います。その後、近隣住民の方々と信頼関係を築かずに工事を強行してしまったのが問題の発端だと思います。
ここらでこのボタンの掛け違いをただしておかないと古墳に眠る方を泣かすことになると思いますがいかがでしょうか。
何を今更付け加えたような嘘を塗り重ねるんだ?
地域住民の気持ちを踏みにじってないか?