2009年06月15日

【公用車】何故か副市長用件と秘書課用件を一緒にした高槻市



一般的には、行政というのは、「不透明だ」と問題を指摘されれば、情報の公開度を高めたり、詳細を具体的に記載したりするものではないのかなと思うのですが、高槻市は、「専用車」と呼ばれる市長・議長・副市長等の最高級幹部が乗る運転手付きの公用車の取扱いについては、私の予想とは真逆のことを行っていました。

市長・副市長・秘書課職員が「専用車」を使用する場合、秘書課(市長公室)から車両チーム(総務部)へと依頼がされるとのことです。以前は、「運転日誌」や運転手の残業の実施状況を記録する「時間外等勤務実施簿」には、それぞれ「市長用件」「副市長用件(助役用件)」「秘書課用件」というように分けて記載がされていました。

3月議会で、事前に職員から聞いたところによれば、例えば、秘書課長が専用車に乗って、VIPを駅まで迎えに上がることもあったとか。そうした場合には「秘書課用件」と書かれていたのですが、私が以前指摘したとおり、教育長や交通部の管理者が京都の高級料理店に行った場合も「秘書課用件」と記載され、実際には誰がどこに行ったのか分からないようにされていました。

誰が何のために公用車を使用したのかが分からないような記録は、運転手さんの残業代を計算するくらいしか意味がなく、市有財産を適正に管理しているとは到底いえないわけで、これについて反省しているならば、具体的な記載を行うようにすべきだと思うんですが、高槻市はそうはしませんでした。

高槻市が私の指摘を受けて、今年度から行ったこと。それは、これまで「副市長用件」と書いていたものまで「秘書課用件」と書き、「副市長用件」と「秘書課用件」を一元化することでした。

こんなことをすれば、後で記録を見返したとき、副市長が乗っていたのか、秘書課の職員が乗っていたのか、分からなくなります。誰が乗ったか分からないようにして、どうするつもりなのでしょう?今後もおかしなことに使うつもりなんでしょうか?呆れてものが言えません。

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平成21年 第1回定例会 (第6日 3月27日)
No.63 北岡隆浩議員

 北岡隆浩です。大きく8点について質問いたします。
(中略)
 7番目は、専用車と呼ばれる公用車の使用についてです。平成17年から現在まで、運転手職員の時間外等実施簿の勤務内容欄に記された用件の種類はどのようなものがあるのでしょうか。全種類をお答えください。
(中略)

No.66 総務部長(上田豊喜)
(中略)
 次に、公用車に関するご質問でございます。平成17年度から時間外等勤務実施簿に記された専用車を運転した職員の勤務内容の種類でございますが、少し羅列になりますけれども、議長用件、議会用件、議会事務局用件、議員用件、市長用件、秘書課用件副市長用件、助役用件、収入役用件、庶務用件、建設部建築室用件、人権課用件、生涯学習センター用件、教育長用件、教育委員長用件、監査委員用件、監査用件などでございます。このうち、秘書課によりまして、市長以外の公用車の使用に関しまして、依頼を受けて運行した場合の表現につきましては、秘書課用件と副市長用件の2種類を用いておりましたけれども、今年度より秘書課用件に一元化を図ったところでございます。
(中略)

No.68 北岡隆浩議員
(中略)
 次に、専用車と呼ばれている公用車の使用についてです。
 1点目、副市長用件と秘書課用件を今年度より一元化したということなんですけれども、なぜなんでしょうか。私の指摘を受けて変更したというふうに聞いたんですけれども、ならば、むしろ透明化するために細分化、具体化した記述に変更すべきだったのではないでしょうか。一元化で、より不透明になったとしか考えられませんが、一元化した理由についてお答えください。
 2点目、秘書課用件として公用車を使用したのは具体的にどういった場合なんでしょうか。秘書課長が来賓を出迎えに行ったときとか、市の幹部が料理店での宴会に出席した場合、そういったこともあるらしいんですけども、類型でお答えいただきたいと思います。
(中略)

No.71 総務部長(上田豊喜)
(中略)
 それから、専用車の件ですけれども、秘書課用件と副市長用件の2つの表現を秘書課用件に統一した理由は何なのかということでございますけれども、これは秘書課用件と副市長用件というのは、どちらも秘書課より依頼を受けて副市長の公務を対象として運行する場合に用いております。同じ内容をあらわすものでございますので、これらの統一を図り、秘書課用件としたものでございます。
 それから、どこに行ったのかというような類型でというようなお話でしたけど、ちょっと事前にそういう資料の積算をしておりませんが、秘書課より市長以外の専用車の使用に関して依頼を受けた場合で、ほとんどが市内ですね、市内が圧倒的に多いわけですけれども、市外としましては、大阪市だとか吹田市、神戸市、茨木市、摂津市、京都市、三田市、豊中市という、運転日誌の記録によればそういうことになります。
 以上でございます。
(中略)

No.74 北岡隆浩議員
(中略)
 次に、公用車の件ですけれども、秘書課用件の名目で最近はどこに行かれたんでしょうか。料理店に行った実績はあるのでしょうか。ことしに入ってからはどうでしょうか、お答えください。
 以上です。
(時間切れ)


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posted by 北岡隆浩 at 23:59| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
奥本務高槻市行政は、腐っとるな。世間の常識ではこれを、焼けぶとり、という。襟をただそうという気持ちのかけらもない。逆行しているではないか。先の高槻市高官の、公用車で、はぶりをきかせ乗りつけた料亭ツアー。その反省どころか、なんやこれ。居直りもはなはだしい。いかにすり抜けやすくするか、また市民から実態をめくらましにするか、そんな悪知恵に心血注いでいる人間が今の高槻市役所では重宝され出世するのか?これが現市長への忠誠心なのか?嘆かわしい。公職に仕えそれを誇りに市民に胸張って、市民のためにまっとうなことをする常識ある上級幹部は高槻市役所にはおらんのか?他の市会議員もなにしとんねん。
Posted by 高槻市民 at 2009年06月24日 01:12
秘書課用件
これで料亭でコンパニオン宴会の「足」代わりが通用するのだから高槻市もいい加減なものだ。
Posted by 市民 at 2009年06月24日 22:08
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