2010年04月10日
このままでは国家の破産・「首長決起」地方からの叛乱
本日発売の文藝春秋に、山田宏(杉並区長)・中田宏(前横浜市長)・齋藤弘(前山形県知事)の連名で、「このままでは国家の破産・『首長決起』地方からの叛乱」と題する小論が掲載されています。「よい国つくろう!日本志民会議」の政治委員で結成する予定の、いわゆる「首長新党」の指針・結成宣言のようなものです。
「一般会計の総額は過去最大の約92兆円。税収が約37兆円と落ち込む中で、新規国債発行額は過去最悪の約44兆円にのぼる。・・・戦後、どれほど景気が悪くとも、当初予算の段階で借金が税収を上回ったことなどただの一度もないのだ。」
ちょうど今日の「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ)でも、我が国の借金についての特集がされていました。
「ウェークアップ!ぷらす」では、国の財政状況は、家庭にたとえると、年収370万円の家庭が、年間900万円支出する計画を立て、すでに9200万円の借金を抱えている状態と説明。異常な状態であることは誰の目から見ても明らかです。
エコノミストは、「長期金利が低いお陰で、国債の利払いが少なくてすんでいるが、首の皮一枚でつながっている状態だ」と警告。早く手を打たないと、破綻は目前のようです。
上記の小論を書いた3人の首長・元首長は、いずれもそれぞれの自治体で借金を減らした実績があります。何とかその経験を活かして、国の借金も減らしてほしい。
「首長新党」は、経済の自立・地方の自立・国家の自立の3つの基本方針の下、志ある国民各層との議論を通じて具体的な政策を決めていくとのこと。
「今、日本を依存型から自立型に変えなくては、本当にこの国は沈没してしまう。」・・・国民の側にも、自らの頭で考え、立ち上がらなければならない時期が来ています。
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既成政党に期待できる党がないのが、なんとも皮肉な結果に。
民主党にも自民党にも入れたくない国民が多くさまよっています。一般市民にわかりやすい具体策例えば国家財政についての健全化への道筋と達成年数目標などを語って下さい。この難題の解決具体策がいち早く提示できれば、国民の支持は飛躍的に伸びます。なぜなら他党には解決策がないからです。膨大な負債と増加し続ける負債、遠くない将来やりくり不可能となることはテレビでもさんざん叫ばれ今や周知のです。その責任も長期自民党政権のその場主義のつけが原因ということも周知の事実です。しかし政権奪取した民主党も軌道修正できていません。 やがて、安易に税収増をにらんだ消費税という大ナタに向かおうとするのでしょうが成功は簡単なものではありません。国民は消費税には抵抗感が依然強い。マスコミ誘導で最近はヨーロッパとの利率比較がされ日本の利率の低さが強調されていますがしかし今になって急になぜ頻繁にヨーロッパと比較するのでしょうか?唐突な感じがします。ヨーロッパの古き物を大切にする風潮国家と、いつの時世からか安易な使い捨て社会の日本(物を大切に使い続ける美徳は影をひそめた)、製造企業も孫子の時代まで使える頑強な良い製品づくりというプライドより安価を歌い文句に目先使えればいいという安易な製品ばかり。そして廃棄物の山。つまり日本は安易な買い替え消費国に洗脳されたのである。またそこに経済活性化の活路を目論んできた。そんな日本で消費税が10%を超えようものなら消費サイクルは格段に低下する。物を大切という美徳は多少復活するかもしれないが消費大国に支えられた日本の経済は急降下する恐れがある。消費税は両刃の剣である。上げれば必ず税収増となるわけではない。更に最近は論議されなくなった益税問題。きっちり消費税が国に徴収できる仕組みが確立されているのか甚だ疑問である。最近はあちこちの店舗でレシートを客から回収する技が繰り広げられている。出し渋るところさえある。レシートは不必要な場合がほとんどだが安易に店に残して帰ったらだめなのだ。後でレジを打ち直し丁寧に売上分から抜くのである。売上分が脱税できる上客から預かったはずの内税分は全額ピンハネしているのである。消費税が上がるとピンハネ額は更に増す。この仕組みは今全国店舗で蔓延している。レシートを義務づけ客も必ず受け取る。これだけでも民主党の仕分け以上の税収が回収できるはずだ。
良い国つくろう!日本志民会議のリーダー達には真面目なほとばしる情熱と体力的パワーを感じる。変革には大切な要素の一つだと思う。
たちあがれ日本、武士のような平沼、与謝野両氏だが大病しているからおしい。使命感で立ち上がったのたろうが体がついていかないだろう。見ていて痛々しい印象だ。両氏はどこかの助言的存在の位置どりで経験と頭脳を発揮され体は相当ご自愛されたほうが良さそうだ。日本にとっては元気でいてほしい両氏だ。
みんなの党、民主党、自民党がボロボロの中、漁夫の利でどこまで勢力を拡大するかというところ。他党の批判はうまい。
社民党は民主党にすりより見苦しい。自分の国を守ってもらうのに、うるさくて危ないから自分の国からは出て行けと。それではアメリカも気分悪いだろう。出ていってもらうなら自国で防衛する覚悟がいる。他国相手にだだっ子のような行儀の悪い首突っ込みはやめてほしい。日本の恥だ。
亀井は一度干されても信念を貫き通し復活しただけに存在感は強い。郵政は疑問も感じるが。
共産党はいつも我が道、かやの外。しかし外野席の声もある程度必要。一部の根強い人気にはいつも支えられている。
公明党は政権党にすり寄る風見鶏。あれだけ自民党と組んでいたのに民主党にすり寄ろうとしている。その姿勢は汚い。日蓮さんが泣く。
自民党は舛添が待望されているが、舛添には人を束ね従えていく器がない。舛添ではうまく行かないだろう。未完だが河野ぐらいに思い切って任せてみたらどうか。小泉の息子も人心を掌握する器がある。なかなかの大器だ。河野〜小泉を看板にベテランが支えたら自民党にも票が戻り参議院選挙は結構戦える。ただ東北の美人市議を看板にたてるのはいただけない。厳しいようだが演説がまるで学芸会だ。天下の自民党が薄っぺらく見えてくる。
民主党は小沢党だ。政権奪取時からそう思っていた。自民党を倒した功績は小沢あってこそだ。小沢抜きの民主党政権は潰れる。小沢は功罪、清濁、併せ持った印象だが功を重く評価するか罪を重くとらえるかは見解が別れるところだろう。ただ言えることは一般国民から人望が薄いということだ。ここがが田中角栄とは全く違うところ。
勝手な政治評論より。
既成の政党の混沌ととした状況に振り回されるのは懲り懲り。
北岡さん頑張って!
今の近隣諸外国の状況、日本との信頼関係の度合いなどを考慮すると、外国人参政権は相当時期尚早だと思う。
国民新党亀井、自民党大島、たちあがれ日本平沼、みんなの党渡辺らがともに反対表面している。
志民会議も反対側なのだと思う。
外国人と仲良くという考え方は概念的にはそのとおりであるが、だからといって参政権付与とは別次元の問題だ。
日本人の主権の根幹に関わる重要なことだ。
良き外国人とは友好的に接したいが、この部分にまで門戸を開くべきではないと思っている。。きちっと線引きをすべきだ。
永住外国人参政権付与に賛成している政党は危機意識が薄いのではと私は思っている。
(22.4.17)