2010年04月18日

日本創新党、結成!

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「首長新党」と仮称されていた「志民」による新党が、本日正式に結成されました。その名も「日本創新党」。

本日15時から記者会見が行われ、党名や基本理念などが公表されました。来る参議院選挙には10人以上の立候補者を擁立する予定とのこと。

日本創新党は、「よい国つくろう!日本志民会議」の志民が立ち上げた政党で(政党要件を満たしていないので正確には現在は政治団体)、行財政改革の実績がある現役首長や首長経験者だけでなく、地方議員約100人も参画予定。

昨日はTBSの「報道特集」で報道されましたが、今日はテレビ朝日の「サンデー・フロントライン」で、結党までの舞台裏が特集されました。

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テレビ報道されたとおり、かなり以前から水面下で準備がされてきており、私も地方議員の集まりがある度に、東京などに足を運びました。

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国はどこまで借金ができるのか・・・このことが、常々疑問だったのですが、エコノミストの田代秀敏さんが文藝春秋5月号に寄稿された「あと4年、財政と年金は同時に破綻する」という論文によれば、「遅くとも十年後、早くて3〜4年後には国債破綻は現実のものとなる」とのこと。

このままいけば、日本政府の資金繰りが行き詰まり、国債が暴落するXデーが必ず来る。国債購入の原資は年金の積立金や郵貯・簡保。つまり国債暴落が起これば年金制度も崩壊する。日本国民は、年金も貯金も失くした状態でハイパーインフレを迎えるのか、それとも危機に目覚めて方向転換の舵をとるのか…

国民は、日本の財政問題について、もっと危機感をもつべきです。

私は地方議員という立場ですが、このように日本が沈みゆくときに、地元のことだけを考えている場合ではないと思っています。もちろん、地元のことも改革していかなければなりませんが、国が滅びれば、地方でいくら努力しても、水泡に帰してしまいます。夕張のように自治体が破たんすれば、別の自治体に引っ越せばいいのかもしれない。けれども、国が破たんすれば、多くの国民にとって、逃げ場はありません。

私は、次の参議院選挙は、日本創新党に賭けてみたいと考えています。


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posted by 北岡隆浩 at 22:54| 大阪 | Comment(7) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日、読売系テレビ番組ミヤネ屋に、日本創新党の前山形県知事の斎藤さんが出演され、質問にもハキハキしたことばで堂々と受けこたえされていました。とても誠実なさわやかな感じでした。
Posted by 志を感じました。 at 2010年04月19日 17:01
良いですね。
地域から今の政治を憂い、声をあげる。
北岡議員もどうぞ頑張って下さい。
応援しています。
Posted by 応援する at 2010年04月19日 19:04
日本創新党の3人のリーダー、輝いてるなぁー。高槻市の奥本市長とは、月とスッポンやね。奥本さんも昔、教師やってたらしいが信じられんわ。この正義感のなさ。反面教師ならぴったしやけど。ええもんみたらつまらんもんが余計さえなく見えてきた。 地元にも輝くようなリーダーを…。
Posted by 旋風を。 at 2010年04月19日 20:12
既成政党が期待外れのために無党派が増え続ける。
それら無党派の受け皿になってもらい、今の閉塞感漂う政治を変えるきっかけになってほしい。
Posted by 政治が変わる at 2010年04月20日 13:21
もう国の政治腐敗は明らかなようですね。
これだけ新党ができるとは…新しい風が吹くことは間違いないと思うが、選挙の結果また連立政権ができ、右往左往することが予想される。
そうなれば新党の意味はあるのだろうか…

日本創新党にはきっちりと実行可能なマニフェストを出してもらいたい。
また、中田氏らが出馬するのかも気になるところ。

Posted by 台風の目に at 2010年04月21日 22:11
日本創新党の党首、山田宏氏の著者このような本がありました。

『前人木を植え、後人涼を楽しむー杉並改革手帳』
とても立派な考え方だと思います。

この季節、全国各地で後人のために植えられた桜の花々にどれだけの人が心和まされたことでしょう。
私はこの題目を見て脳裏をよぎる事があります。

高槻市の今城塚古墳には50年程前に地元青年団の方々が植樹した桜の木々がありました。

桜の木々は青年団の方々の思いを代弁するかのように50年の時を過ぎ立派に育ち、この季節になると池のほとりに満開に咲き誇っていました。その美しい風情に心惹かれ毎年多くの人が足を運んでいました。

ところが数年前から今城塚古墳の整備がはじまり、高槻市はなにを血迷ったのか、この思いのこもった桜の木々をバッサリ切り倒すというのです。
驚いた地元住民は伐採に反対しました。当然のことです。

桜の木々が原因で整備ができなくなるというものではありません。

なのに高槻市は地元住民の嘆願にも「当時の古墳に桜はなかった」とおかしな理屈をたて耳を貸しませんでした。

歴史ある桜の木々をいとおしく思う地元住民、子供達は、「きらないでほしい。」と、いてもたってもおられず悲鳴にも似た思いをたんざくに託し桜の木々にかけ抵抗しました。

それでも高槻市は強行に及び、たんざくもろとも桜の木々を切ってしまいました。

50年前の地元青年団の思いは、思いもよらないあっけない結末となりました。

もし高槻市長が山田宏さんのような考え方のできる人だったら今年も今城塚古墳の、古池のほとりの桜は見事に咲き誇っていたことでしょう。

その古池も貴重なメダカや多くの魚の生息地でしたが整備とやらでブルドーザーであっけなく池もろとも魚も生き埋めにされました。

これが今の高槻市行政のやり方です。

私は非情だと思いますが皆さんはどう思われますか?
私はこの蛮行を風化させず語りつぐべきと思っています。

当時の地元青年団の方々の無念な思い、察するに余りあります。

50年前の青年団の皆さん、皆さんが植樹された桜は見事に育ち、毎年多くの花を咲かせ市民を楽しませてくれていましたよ。
本当にありがとうございました。

高槻市行政に関わる人達には山田宏さんの精神をしっかり学んで二度とこのようなことはしないで下さい。
Posted by 山田宏氏の著者より at 2010年04月24日 20:40
山田さんが腹を固めたようです。
夏の参議院選に出馬?
大きなうねりになること間違いないです。
期待しております。
Posted by 期待 at 2010年05月25日 11:20
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