2010年05月26日
【有給職免訴訟控訴審(教育委員会分)】実質勝訴!
本日13時15分から、大阪高等裁判所83号法廷で、有給職免控訴審(教育委員会分)の判決言渡しがありました。
3月8日に毎日新聞で報じられたとおり、高槻市役所側は、姑息な手段(違法と認定した地裁判決どおりに教育長・職員らが損害賠償・不当利得返還をしたにもかかわらず、控訴を維持し、訴えの利益を無くさせて、請求を棄却させること)をとりました。
大阪高裁の判決ですが……やはり、地裁判決は取り消され、原告・被控訴人(私)の請求は棄却。
ただし、訴訟費用は1審2審とも全額が高槻市側の負担となり、実質的には私の勝訴となりました。
判決の理由は以下のとおりで、大阪高裁も、高槻市側の行為が違法であったことを認定しています。
次の議会の冒頭で、奥本市長はこの裁判の結果を報告するのでしょうけれども、きっちりと、職員らが賠償金等を支払い、訴訟費用も高槻市側の負担となったことを述べるべきです。単に「勝訴した」などと報告するならば、それは市民を騙すことになります。
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裁判所が高槻市側の違法性を認め、裁判費用も1審2審共に高槻市側が支払えということは、明らかに高槻市側に非があったことを物語っている。
すでに違法取得した金は返金したからといって、これで責任を果たした訳では全くない。
これは盗っとがばれて高槻市から盗んだ金をしぶしぶ返したにすぎない。
これは責任を果たしたこととはまるで違う。
奥本市長はこのような違法行為に関わった職員達の処分を明確に発表し実行しなければならない。
その後、自らの監督責任も明確にしその責任をとらなければならない。
市長にそのような当たり前の姿勢がなければ、本件に対し高槻市公行政は信頼回復の唯一の機会さえ失うこととなる。
市費は高槻市市民全体のものだ。
市民は信頼を前提に奥本市長はじめ市職員に大金を託しているのである。
市民から信託された市役所内で、職員同士のなあなあで、市費をくすねとる行為、警官が泥棒するようなものである。
職責を考慮すると一般人が泥棒すること以上にその責任は重い。
政治も行政も「信頼」を失えば、致命傷だ。
奥本市長はじめ関係職員の今後の責任の取り方を注意深く見定めたい。
北岡隆浩議員並びに協力して下さった弁護団の方々、そして北岡議員に協力してきた熱血市民の方々には、同じ高槻市市民として厚く感謝申し上げたい。
高槻市のこのような姿勢、市政を正す北岡議員の身を粉にするような尽力。
我々高槻市民個々は微力であるがしかし無関心はよくない。
蟻のごとく一人でも多くの周りの人達に伝えていく。
そのぐらいの意志は市民として持ち努力していきたいと思っている。
今後も本件に似た構造の裁判判決が続く。
走り続ける北岡議員、市民みんなで応援しよう。
ありがとうございました
高槻市民
最低限、その責はきっちり負うべし。