吉田康人さんが次の土曜日(5月13日)に「こうしたらええねん高槻」と題する年1回の市政発表会をされるので、私のこのブログも、今週は高槻を主なテーマにしたいと思っています。
さて、以前も書きましたが、私は有志の方々とチームを組んで(参加者募集中です!)、高槻市政を情報公開請求をするなどして調べているのですが、昨年末、高槻市役所におけるガソリンや軽油などの燃料の購入について問い合わせたところ、写真の資料を市役所からいただくことができました。
資料をよく見てみると、写真で「B社」としている会社からの軽油の購入費がかなりおかしい。A社、C社に比べて、単価が約3倍になっています。(下の表は平成16年度の軽油取引のものです)
購入先 | 合計 | 単価(1リットル当たり) | |
A社 | 数量 | 784,000L | 74.01円 |
金額 | 58,020,879円 | ||
B社 | 数量 | 246,000L | 210.88円 |
金額 | 51,876,954円 | ||
C社 | 数量 | 835,000L | 74.06円 |
金額 | 61,844,070円 |
B社との異常な数値は、過去5年間にわたっています。どうしてこのような異常な数値なのか、現在さらなる資料の提供を求めているところです。また詳しいことが分かり次第お知らせいたします。
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<追記>
B社との取引における異常な数値ですが、高槻市交通部に確認したところ、資料が間違っていたとのことでした。高槻市が、間違った資料を市民に出してきたということに、大変驚きました。某職員に資料をまとめさせた際に間違ったと言うのですが、指示を出した上司は数字をチェックしなかったのでしょうか。
一応この表の基にしたという伝票類も情報公開請求で取り寄せましたが、その伝票類のほうは、契約書どおりの価格のようでした。
ただし、高槻市が少なくとも5年にわたって数社の特定の業者とだけ随意契約で取引をしていることは間違いありません。こちらにも書きましたが、一般競争入札を実施している大阪市や東京都と比べると、年度の平均単価は1リットルあたり3〜6円高くなっています。
随意契約する理由はまるでありません。高槻市は早急に一般競争入札を実施すべきです。
★高槻市は特定の業者から高い軽油を随意契約で購入している!
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飛鳥会がらみかどうかというのは、今の段階では分かりませんが、その可能性は少ないと思います。
ただこの資料から一つはっきりしているのは、軽油の取引に関しては、3社が独占しているということです。16年度の取引総額は約1億7千万円ですが、競争入札もされておらず、随意契約でされています。
これからさらに詳しい資料を求めようと考えております。