【スポニチ】理科実験でペットボトル破裂 中学生2人けが
24日午前11時半ごろ、大阪府高槻市の市立第三中の理科室で、実験中にドライアイスを入れた500ミリリットルペットボトル6本が次々に破裂し、生徒2人が顔を切るなどの軽いけがをした。他に18人が耳鳴りや打撲を訴え病院で診察を受けた。
市教育委員会によると、1年生38人がボトル計9本にドライアイスを入れて質量の変化を見る実験をしていた。破片が生徒に当たった。
教科書でドライアイスの量は1本につき1グラムとなっており、同校では以前から同じ実験をしていたが、今回担当した教諭は経験がなかった。市教委はドライアイスの量が多かった可能性があるとして、高槻署に通報。同署が詳しい原因を調べている。
大した怪我もないようなのでよかったのですが、ドライアイスを入れたペットボトルは「ペットボトル爆弾」とも言われていて、同様の事故は度々起きていますし、教科書にもドライアイスの入れ過ぎには注意するよう書かれていたということですから、この実験の危険性を知らなかったということではすまされないと思います。
皆さんは、絶対に真似をしないでください。下手をしたら死ぬかもしれません。
市民の方からは・・・
くだらん実験を教科書に載せるから、バカが真似して事故るんや。
角砂糖入れて溶けても一緒やんけ。泡が出るだけの違い。
という声をいただきました。私も同感で、材料の入手も作り方も容易なので、危険性は教えないといけないと思いますが、実験については、別のやり方を考えたほうがよいと思います。
この事件について、昨日、教育委員会に詳しく報告してほしいと頼んでいたのですが、先ほど以下のFAXが届きました。
第三中学校の件については、新聞報道にもありますように
10月24日(月)の3時間目の11時30分ごろ、1年2組(38名)が理科室において、理科担当教諭(20代・男性)の指導の下、実験を行いました。
実験内容は、教科書(啓林館発行)にある状態変化で体積や質量が変化するかどうかを調べる実験で、ペットボトル(500ml)にドライアイスを入れキャップを閉め、時間の経過による重さ質量を見るものです。
この実験で、38人を9班に分けております。この9班のうち6班で次々と破裂し、破片が飛び散りました。
怪我の状況ですが、2名の生徒が負傷し、救急搬送いたしました。いずれも、縫合をするということもなく、病院から学校に戻っております。また、破片に当たったと訴えた生徒8人も病院で診察を受けており、特に異常はないということで、学校に戻っております。さらに、耳鳴りがするという6人の生徒に関しても、近くの耳鼻科を受診しました。耳のことでもありますので、経過観察を行う生徒もいたと聞いております。
原因は、ペットボトルに入れるドライアイスの分量を間違えたのではないかと考えております。また、警察による現場検証、事情聴取を行っており、現在も捜査中ということです。
刑事事件になるのかどうか分かりませんが、捜査の行方を見守りたいと思います。
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