2011年10月28日
熊本市のブランド戦略を視察
総務消防委員会の行政視察2日目・10月28日は熊本市。都市ブランド推進についてです。その際撮影した動画をまとめてみました。
熊本市議会の委員会室にて、パワーポイントで、熊本シティブランド戦略プランについて説明していただきました。窓からは熊本城が見えました。
熊本市役所では、熊本城の一口城主を募集していました。
熊本市では平成18年からブランド戦略に着手。博報堂の元社員の方(「そうだ 京都、行こう。」等のCMの制作を手掛けた方だそうです)を中心に、熊本市にはどんな魅力があるのか等の現状や課題をまとめ、戦略を練ったそうです。
熊本市のロゴはハート3つと「わくわく都市」。ハートマークを使う自治体は他にないとのことですが、その他のPR手法についても「行政がそんなことをやるか?」と市職員の方が感じるくらいのものだそうです。
熊本城は日本三名城の一つだけあって、平日にもかかわらず、多くの観光客で賑わっていたのですが、そんな観光スポットがあるうえに、一般的な自治体ではされていないような思い切ったPR方法をとっている。さらには、飽きられないように、「新規、新規、新規!」と、常に新規性を意識しているそうです。
「熊本城のようなメジャーな観光資源がない高槻市はどうすればいいのかアドバイスを下さい」とお願いすると、衆知を集め斬新なPR手法を、というような答えでした。
しかし、斬新なPRをしても、中身がなければ、訪れた方を失望させるだけ。高槻市は、ブランド戦略の前に、しっかりとした中身を作るところからはじめないといけないと思います。
熊本城前の加藤清正公像。
お土産屋には、熊本県のゆるキャラ「くまモン」が目立ちます。熊本城を模した「ひごまる」が熊本市のキャラなのですが、人気が今一つなので、市役所にはくまもんで行こうという声もあるそう。県と市の仲は良いそうです。
こんなお土産も。
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・・・九州新幹線・熊本駅を造る時に行政は、駅周辺の商店街などを立ち退かせた。ところが、近くの小学校が国宝級?の校舎があるため移転できず、周囲の開発が制限され、結局、宅地としてしか利用出来ない。政令指定都市の玄関口の九州新幹線の駅前に、住宅地って・・・「役人なら最初から分かってなおかしいやろ!」と運転手さんは熊本弁で怒ってました。
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