新聞各紙で報道されたとおり、高槻市が不正請求を行っていたマッサージ事業者を刑事告訴しました。この不正請求事件は、以前私がブログで書き、議会でも追及したものです。
★【産経新聞】高槻の業者 国保も不正請求 市、名前を公表せず
高槻市内で公的医療保険を用いてマッサージを行っている事業者が、後期高齢者医療保険の療養費を不正請求していた問題で、高槻市は28日、この事業者が受け取った療養費は336万円にのぼるが、市は「業者側の個人情報を守りたい」として、業者名を公表しなかった。
(中略)
市はこの期間に事業者が受け取った336万円を返還請求するとともに、有印私文書偽造・同行使罪で高槻署に告訴した。
多くの自治体では不正が発覚した場合、事業者名や代表者の名前を公表している。しかし市国民健康保険課は「市としては、業者の個人情報を守りたい」とした。(後略)
この問題は、市民の方が、昨年から高槻市役所に相談していたもので、私も告訴を市に要望しておりました。やっとか、という感じです。
記事には「有印私文書偽造・同行使罪」の記載しかありませんが、高槻市の資料によると、詐欺罪でも告訴しているとのことです。
高槻市が事業者名を公表しない理由は不明です。「個人情報を守りたい」としていますが、こういう事件を起こした場合は、ペナルティとして、事業者名が公表されるのが普通なのですが・・・
あとは警察にお任せすることになるわけですけれども、不正に支出された療養費や医療助成費を取り戻すのは、依然として高槻市役所の仕事です。しっかりと返還させるよう、担当課にはがんばってもらいたいと思います。
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