2006年10月24日
100万回生きたねこ
子どもに本を買ってやろうと、この前の日曜日、高槻市のジャスコの本屋さんに家族で行きました。
嫁さんが「評判の絵本があるらしいで」と教えてくれたのが、この「100万回生きたねこ」。絵本に貼ってあった本屋さんの書評に「100万年回生きたねこ」と間違って書いてあったので、「人に薦めといて絵本の題名を間違うか?」とちょっとの間笑いが止まらなかったのですが、「涙がとまらない」という書評のとおり、なかなかいい内容で、並んで一緒に読んでいた嫁さんも、ちょっと目に涙を浮かべていました。
ただ、小さい子どもには、この絵本の良さが理解できないんじゃないかなあ。猫が何回も死ぬのも、子どもには読ませたくないしなあ・・・結局、私は買いませんでしたが、感動することは間違いないので、大人の皆様にはお薦めします。
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100万回生きたねこ/佐野洋子
Excerpt: 100万回生きたねこ/佐野洋子 不屈の名作とはこんな本を指すのでしょうか。
Weblog: 仮想本棚&電脳日記
Tracked: 2006-11-05 18:50
はたして子どもがこの話に感動するかどうか、少し興味ありますね。
このねこは、100万回も死んではまた生まれてきたけれども、それまで、誰かを愛することも、その愛する者を失う悲しみも、知ることがなかった。それを知ることが、本当の人生(猫生?)には不可欠なことだった。だから何度死んでもまた生まれてきたのだ、ということが作者は言いたいのかなあと思いました。
もしかすると、この物語を理解する子どもはいるかもしれませんね。愛する肉親を亡くした子とか。それも少し悲しいですけどね。
そういえば、尾崎豊は子どもの頃、親に「難破船の少年」という絵本を、何度も読んでくれとせがんだそうです。