3月2日に行った「校長『中抜け』事件」の住民監査請求の監査結果が、先ほど届きました。
大阪府監査委員の判断は、概ね次のとおりです。
校長は、平成23年12月9日と16日に、研修会等に出席するとしながら、出席せず、私用により、それぞれ3時間45分と2時間45分の合計6時間30分、職務を離脱した。
当該職務を離脱した時間については、事後に年次有給休暇取得の手続きをしていた。
大阪府教育委員会からは、校長の職務離脱行為について、年次有給休暇取得の手続きを取り消し、欠勤扱いにしたとの報告が、平成24年4月5日にあった。
そして、平成24年4月17日支給の4月分給与から、欠勤した時間相当分の減額がされた。
したがって、大阪府知事が違法不当に給与返還請求を怠っているとはいえないので、請求人の請求を棄却する。
高槻市教育委員会は、「有休の届けが遅れただけだ」と校長をかばおうとしましたが、大阪府教育委員会は「中抜け」を欠勤扱いとする真っ当な判断をし、給与の減額を実行してくれました。
なお、校長の懲戒処分については不明です。私用で無断欠勤をしたとの判断がされたわけですから、当然、懲戒処分があってしかるべきだと思いますが。
大阪府のほうは、このように、まともな結論を出してくれるので、大変にありがたい。高槻市の監査委員も、いつもこんなふうにちゃんとした判断を下してくれればいいのですがね。
以上で、校長「中抜け」事件については、一応終了です。
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