2006年12月07日
教え子との3年ぶりの再会
今日は、3年前に中学受験の家庭教師をした、現在中学3年生の男の子に再会しました。当時はかわいらしかったのに、今では背なんて私より高くなっているし、すっかり大人びていて、時の流れを感じました。
受験前の小学校6年生の時、この子は塾に通っておらず、中学受験算数特有の鶴亀算などの文章題の解き方さえ知りませんでした。そういうものを教える時間がなかったので、私はこの子に連立方程式などを教えました。
中学生でも、文章題から方程式を立てるのにつまづく場合が多いのですが(等しい関係を見つけて式を立てることができない子が多い)、この子は非常に飲み込みが良く、第1志望の中学校にはわずか7点で落ちたものの、第2志望の中学校には合格することができました。まさか、そこまでできるようになるとは思いませんでした。これはこの子のひたむきな努力の賜物だったと思います。
最近は、高校の数学の範囲の新しい概念に戸惑うことも多いようですが、何とかがんばってほしいと思います。
中学受験で合格するというのは、大きな成功体験の一つになるようです。英検や漢字検定にもチャレンジしているそうですが、これからも成功体験を積み重ねて、自分に自信をもって歩んでいってほしいと願っています。
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