1月25日にツイッターに書きましたが、高槻市総務部収納課の職員が、市税徴収の際に請求があった場合には提示しなければならない「徴税吏員証」を紛失しました。18日に紛失したことに気付き、21日に本人から申し出があって判明したとのことです。今朝やっと朝日新聞が報道してくれました。
これを拾った人が悪用する可能性もなくはありませんのでご注意ください。
市役所の掲示板には、1月22日付で、この「徴税吏員証」を1月17日から無効とすると告示していますが、高槻市は議員に対して口頭で説明したのみで、マスコミには公表しませんでした。私は、口頭だけではなく、文書であらためて報告がほしいと申し出たのですが、何故か高槻市は拒否しました。いつもなら、こういう不祥事の連絡はFAXでくるのですが・・・
今回の事案は「徴税吏員証」が悪用されるおそれがあったのですから、市民に広くお知らせするために、マスコミ各社に報道してもらうべきだったはずです。なぜマスコミに公表しなかったのか、まったく訳が分かりません。高槻市のホームページにすら掲載されていないというのはどういうことなんでしょうか。
大阪府警が配信している「安まちメール」では、1月29日付けで以下の注意の呼びかけがありました。
最近、高槻警察署管内において、市役所職員等を名乗って「医療費を還付します」という名目で、高齢者宅に電話をし、お金を騙し取る還付金等詐欺の被害が急増しています。この様な電話が掛かってくれば直ぐに高槻警察署072−672−1234へ連絡してください。
犯人グループは、「医療費の払戻金があるので、ATMへ行ってから電話してください。」と「03もしくは0120」から始まる電話番号を伝えてきます。ATMで医療費などの払戻金が支払われることは絶対にありませんので、注意してください。
先日、高槻市立消費生活センターに行って話を伺ったのですが、まさにこの「安まちメール」と同じ話をしていただきました。「押し売り」ならぬ、「押し買い」という貴金属等を強引に買い取る業者による被害もあるとのことです。特に高齢者に被害が多いと。
高槻市内ではこういう状況なのですから、やはり「徴税吏員証」の紛失については、迅速に公表すべきだったはずです。
物を強引に売りつけたり、買い上げたり、金をだまし取ったりするだけではなく、次のような被害もありますので、皆さん是非ご注意ください。以前の件もこれと同様の犯行の手口だったのかもしれません。
★【産経新聞】衆院選、街で声かけ投票させる 「投票干渉」容疑で女2人書類送検 - MSN産経ニュース
昨年12月の衆院選で、街頭で声をかけた大阪府高槻市内の有権者を期日前投票所に連れて行き、比例代表で公明党に投票させたとして、大阪府警捜査2課が公選法違反(投票干渉)容疑で、同市の60代と70代の女2人を書類送検していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。(後略)
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不祥事でも事故でも公表することで市民の信頼を得るようにするべきです。
徴収吏員証を紛失されて、悪用の可能性は否定できないのですから広く知らせるべきです。
不安ばかり募ります。
どこが正義と信頼なのか!
バスの巨額売上金はどこ消えた?。
信頼の証まで紛失か。
どれもこれも隠蔽体質。
奥本市政の悪しき継承。
これ高槻市、負のブランド。