大阪市が「海遊館」を民間企業に売却するという記事を目にし、昨年子供と海遊館に行ったことを思い出しました。
高校のとき以来ぶりで海遊館に行ったのですが、大変良かったです。子供も喜んでいました。
私的にお薦めなのが、この「たんけんノート」です。入り口のところで数百円で売っていたのを適当に買ったのですが、これがヒットでした。
子供はこれを読みながら、真剣に質問に対して答えを出そうとしていました。単に魚などを眺めるよりも、こうしたものがあった方が、楽しく学ぶことができるようです。
完全に民営化されたときに、果たしてどのような運営がされるのか。ジンベイザメがいるなどという話題性・エンターテイメント性だけではなく、学びや、環境に対する公共心の涵養の場であり続けてくれたなら、嬉しいですね。
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★大阪市、「海遊館」売却交渉へ 社会性は考慮
海遊館などを運営する大阪市の第3セクター「大阪ウォーターフロント開発」の民営化を進める市港湾局が、民間企業との本格的な株式売却交渉に入ることが3日、分かった。港湾局は市の保有株について、現在の株主への売却が望ましいとの見解を示しているが、「透明性を確保するため公募売却すべき」との意見もあり、弁護士ら専門家の意見を聴いたうえで、近く譲渡方法を決定する。
市は現在、同社の株式の25%を所有する筆頭株主。このほか、近畿日本鉄道と大阪ガスがそれぞれ8%、京阪電気鉄道が5%保有している。
近鉄は、海遊館を沿線に持つ市営地下鉄中央線と相互乗り入れ。京阪はグループ会社が大阪湾内でクルーズ事業をするなど、海遊館と関連のある事業を展開している。
市は昨年、3セクなど外郭団体の整理統合の一環として、大阪ウォーターフロント開発の民営化方針を決定。株主との調整をはかるため、市OBの淡居毅氏が社長に就任した。現在、19年度内に市の保有株を売却し、経営を民間主体に切り替えることを目指している。
港湾局によると、遅くとも3月中には、公募か相対かの売却方法を決定。その上で、売却する株式数や価格などの本格交渉を行う。
ただ、株式の売却にあたっては、水族館という社会教育施設が持つ特性も考慮。経営主体は民間に譲るものの、株式すべてを譲渡するのではなく、数%の株式保有は継続する見通しだという。★
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