事故を起こした消防職員の自家用車は、事故の半年前から車検が切れており、自賠責保険にも入っていなかったそうです。
消防本部に聞いたところでは、さらに別のトラックが、被害者の乗用車に追突し、多重事故になったと。幸い、乗用車はその時無人だったそうですが。
事故の内容が複雑だったので、警察の捜査が長引き、刑事処分が下されたのは今年の1月7日。自動車運転過失傷害罪で罰金20万円の略式命令が下されたとのことです(車検切れ等は、故意を立証できなければ立件されないようです)。
2月25日には90日間の免許停止処分を受けたとのこと。
そして本日3月1日に、高槻市は職員を減給1か月(10分の1)の懲戒処分に(上司の署長らも処分したというのですが、非番の職員が私有車で起こした事故で、なぜ処分しなければならないのでしょうか?)。
事故を起こしてからは、職員に消防車等を運転させていなかったとのこと。その分、他の職員の負担が増えていたのではないかと思うのですが、消防本部は業務に支障はないとしています。
この事件、少なくとも、自動車運転過失傷害罪が言渡された1月初旬に、公表すべきだったはずです。それを3月に処分したから発表というのでは、遅い。
濱田市長は、3月議会初日の2月27日に、開会のあいさつで・・・
・・・今後は、処分の公表等について、庁内統一基準を設けるなど、検討してまいります。
と述べましたが、その時には、消防職員の自動車運転過失傷害罪も90日免停も確定していたわけですから、あいさつの中で、事故や刑事罰等の件も報告できたはずです。
昨年も、戸籍関係書類を誤って交付したり、スピード違反したりした市職員を処分したことも公表しなかった高槻市役所。今年は「処分の公表等について、庁内統一基準を設けるなど、検討してまいります。」ということで、一歩前進したのかなとも思ったのですが、対応はまだ遅いようです。
「検討してまいります。」とお茶を濁すのではなく、(1)事件発生、(2)刑事処分、(3)懲戒処分の、それぞれの段階で、直ちに公表することを、濱田市長がトップダウンで決定すればいいだけの話なのではないのでしょうか?
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お題目でなく、実行せにぁ、話にならんわ。
市長の号令ひとつで直ぐにできるでしょ。
情報隠し、隠蔽は、正義とはほど遠い市政運営だよ。
濱田市長の「正義と信頼」が揺らいでますね。
オール与野党に囲まれて、やりたいことも中途半端にならないように、市民から真の信頼を得られるようにトップダウンで決定してほしいですね。
これが高槻市行政の姿。
市民からかき集めた税金で給料もらっておきながら。
呆れますな。
これがわが高槻市じゃ!
その市バスの監督最高責任者だった者が、副市長に成り上がるようなまち。
これがわが高槻市じゃ!
濱田とか言う既得権者らに担がれたよそ者が市長になるようなまち。
これがわが高槻市じゃ!
この市長に多くの市会議員が迎合するまち。共産党まで迎合じゃ!
これがわが高槻市じゃ!
北岡氏が、司法の場に訴えざるを得ない気持ちがよくわかる。
まして、公務員なんだから、市民のお手本になるべき。
不祥事が多いですね。高槻市は。