人気もないのに、こうした組織票で上位になったとして、果たして公正な投票がされたといえるのかどうか。人気の捏造ともいえるような行為を、行政がするのはいかがなものでしょうか。
もし全国の自治体が同じようなことをすれば、人口の多い自治体のキャラクターが有利になり、ゆるキャラの本当の人気度が分からなくなってしまいます。
高槻市の文書によると、「はにたん」をゆるキャラグランプリにエントリーさせたのは「高槻市を全国へ発信することを目的」としているとのことですが、組織票で上位へ押し上げるようなやり方が正しいとは思えません。キャラクターに創意工夫を凝らしたり、汗をかいてがんばって活動をしたりして、知名度を上げてきた他のキャラクターに対して、失礼なような気がします。
「はにたん」も、もっと独創的なキャラ作りや活動をして、人気を集める工夫をすべきで、その効果を検証する意味で、ゆるキャラグランプリの順位を物差しにするのはよいと思うのですが、実力もないのに組織票に頼るのは、邪道でしょう。
私は、「はにたん」は、以下の「ゆるキャラ3カ条」の2と3に該当しないので、いわゆる「ゆるキャラ」ではなく、ただのマスコットキャラクターだと考えています。
1.郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
2.立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
3.愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。
様々な思惑に汚されることなく、ゆるキャラ好きの人々によって、本当に人気のあるゆるキャラが上位にランクインすることを祈っています。
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私も好きです。かわいいと思いますよ。