2014年02月02日

【高槻市全域大防災訓練】参加率約5%。参加者を増やす工夫が必要では?

1週間前に、高槻市全域・全市民を対象とした「高槻市全域大防災訓練」が行われました。参加された皆様、誠にお疲れ様でした。

この防災訓練に関する高槻市役所のまとめはこちらに掲載されています。1月27日の読売新聞では・・・

★緊急メール 1万9000人避難 ◆高槻市、市民対象の防災訓練

 災害に対する意識を高めてもらおうと、高槻市は26日、全市民を対象にした総合防災訓練を初めて行い、地震発生を伝える市の緊急メールを携帯電話に受けた市民ら約1万9000人が、最寄りの公共施設に避難した。消防や医療関係など66機関も参加し、人命救助や負傷者の手当てなどの訓練も行った。

 同市中央部の東西に有馬高槻断層帯が走り、市は直下型で最大震度7の地震の発生を想定。死傷者5200人以上、避難所での生活者6万人を見込んでおり、市制施行70年を機に全市的な訓練を企画した。市の人口は約35万6000人(昨年12月末現在)で、参加率は約5・3%だった。(後略)


比較の対象として適切かどうか分かりませんが、ダイヤモンド・オンラインのこちらの記事によると・・・

東日本大震災からもうすぐ1年半が経つ。・・・調査期間は、2012年8月17日〜22日。全国に暮らす10代〜60代の男女が対象。・・・調査によれば、「最近1年間で防災訓練(避難訓練)に参加した経験がありますか?」という問いに、「参加した」と答えた人は24.7%で、全体の4分の1に満たない数字となった。


とのこと。仕事の都合や身体の具合などの事情で参加したくてもできなかった方もおられると思いますが、高槻市の今回の約5%という数字は低いように感じます。

これは何が原因なのか?市役所はちゃんと広報しておりましたし、市民の皆さんの意識が低いことが主な原因ではないかと思います。

とはいえ、もっと多くの方に参加していただきたい。参加率5%では、残り95%くらいの方は、効率的に避難等ができない可能性があります。

今日テレビを見ておりましたら、このようなニュースがありました。

★【TBS】津波の教訓を生かす 住宅地から高台まで競走

震災の教訓を祭りとして残そうと、住宅地から高台へと駆け上がる速さを競うお祭りが、岩手県釜石市で初めて開かれました。

この「韋駄天競走」は、津波避難の大切さを伝えるため、市内のお寺・千寿院が節分の行事として始めました。

住宅地から高台の寺までのおよそ300メートルを、男女合わせて40人が全力疾走。1番早く辿り着いた人は、「福男」と「福女」として認められました。(02日16:50)


西宮神社の開門神事「福男選び」のようなものですが、市民の皆さんに関心を寄せていただくために、こういうイベントもよいのではないかと。避難のために、普段から体力を養っておくべきだという意識付けにもなるかと思いますし。

今後も大規模な防災訓練を行うべきだと考えておりますが(高槻市がやるか分かりませんが)、もし行うなら、参加者を増やすために、何らかの工夫が必要ではないかと思います。


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posted by 北岡隆浩 at 22:11| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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