高槻市役所内でセクシャルハラスメントとパワーハラスメントがあったとの情報がありましたので、19日の本会議の一般質問で質問しました。また、高槻市営バスで、女性の運転士を採用したと聞きましたので、それについても質問しました。ただ、今回も時間切れで、最後の質問に対する答弁を聞くことはできませんでした。今回は10項目予定していた質問を9項目にしたのですが、1人で取り組むには問題が多すぎます・・・
セクハラ等について、高槻市役所側の答弁は、適切に対応し、当事者の方も納得されているといったものでした。被害を受けた方から直接話を聞いたわけではないので何とも言えませんが、今後も、立場の弱い方が泣き寝入りということにならないよう適切な対応を要望しました。
女性運転士の方についても、働きやすい環境であるよう、祈っております。
以下はそのやりとりです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。
<質問1回目>
■2 セクハラ対策等について
高槻市職員のとある組合の機関誌に、市役所内でセクハラやパワハラがあったと書かれていることもありますので、まず、セクハラ等全般について4点伺います。
(1)セクハラ等には、どの部署がどのように対応しているのでしょうか?
(2)セクハラ等で職員が処分されたことはあるのでしょうか?あるのであれば、これまでどのようなものがあったのでしょうか。
(3)職員に対する研修はどのように行っているのでしょうか?
(4)再発防止のためにどのようなことをされているのでしょうか?
■3 交通部における女性職員への対応等について(3点)
(1)最近、女性の運転士を採用したと聞きましたが、何故これまでは女性を採用しなかったのでしょうか?
(2)女性職員に対する配慮が必要だと思いますが、勤務内容や勤務時間、休憩所やトイレ等、労働条件や職場環境等に関して、何か特別な対応をされるのでしょうか?
(3)他の部署ではセクハラやパワハラがあったようですが、交通部では研修や防止策等について、具体的にどのようにされるのでしょうか?
<答弁>
■2 セクハラ対策等について
(1)各人事担当部局が対応しているほか、当該所属を中心に、セクハラ相談員を設置し、対応しています。
(2)平成20年に、消防本部で発生したセクハラ事案については、セクハラを行った職員に対し停職6ヶ月の処分が行われました
(3)若手職員に対し、セクハラの基本概念や本市の相談体制などを中心とした研修、新任係長級職員には、基本概念の再確認をする他、部下から相談を受けたときの留意点などについての研修を行っています。
(4)当事者、その他所属長を含む関係職員からも聞き取り行ったうえで、セクハラを行った職員への指導を行うなど事案に応じた措置をとっています。
■3 交通部における女性職員への対応等について
まず、女性職員採用の件ですが、以前、交通部には車掌業務に従事する女性乗務員がおり、また、現在も女性の事務職員が複数名在籍していることから、各営業所には女性用のトイレや更衣室、休憩室等が設置されており、職場環境も配慮されていると考えております。
そういった環境の中、また、雇用機会均等と謳われる昨今、女性運転士を意図的に採用しようとしなかったことはありません。これまでは、運転士の募集において女性の受験者が極めて少なかったこともあり、結果として女性運転士がいなかったものです。
また、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントにつきましては、交通部におきましても、従前から必要に応じ職員研修を実施しております。加えて、女性運転士向けにセクシャルハラスメントをはじめ業務上の様々な事項に関して相談窓口となる職員を配置したところです。
<質問2回目>
■2 セクハラ対策等について
(1)平成20年にセクハラで停職になった職員がいるということです。そういうことを見聞きしたり、研修を受けたりすれば、職員の方にセクハラをしてはいけないという認識が広がるのではないかと思いますが、過去5年度の状況はどうだったのでしょうか?セクハラやパワハラの相談件数は、それぞれどれだけあったのでしょうか?
(2)組合の機関誌に、セクハラやパワハラがあったと書かれたのは、市の対応に不満があったからではないのでしょうか?市の対応に対する当事者の納得度はどれくらいなのでしょうか?市の対応後、当事者が不満を訴えた割合はどれだけなのでしょうか?
■3 交通部における女性職員への対応等について(2点)
(1)運転士の職員の方に対しては、これまで、いつ、どのような、セクハラに関する研修を行ったのでしょうか?
(2)具体的なお答えがなかったので、あらためておききしますが、女性職員に関して、勤務内容や勤務時間について、何か特別な対応をされるのでしょうか?
<答弁>
■2 セクハラ対策等について
(1)相談員に正式な相談があり、記録として残っている過去5年間の相談件数は平成26年度に1件、平成24年度2件、平成22年度に1件となっています。
(2)今回の事案については、事案の起こった所属、人事課ともに相談や解決に向けた措置を講じ、セクハラにあった職員の納得も得ながら一定の解決を得たと認識しています。過去、相談を受けた事案についても、当該職員の意見を踏まえて、様々な措置を講じてきたもので、納得を得られなかったことはないと考えています。
■3 交通部における女性職員への対応等について
まず、運転士を対象に行ったセクシャルハラスメントに関する研修についてですが、平成22年度及び平成23年度に研修用DVDを用いて実施しております。加えて、常に新採職員の研修の中にも採り入れております。
次に、女性乗務職員の採用に関してですが、先ほど申し上げたとおり、必要な配慮はなされており、それ以上の特別な対応は必要ないと考えております。
<質問3回目>
■2 セクハラ対策等について
ご答弁によれば、当事者の方も納得されているということです。今後も、立場の弱い方が泣き寝入りということにならないように、適切な対応をよろしくお願いします。
■3 交通部における女性職員への対応等について
セクハラについてはDVDで研修を行ったということですが、全ての職員がそうした研修を受けたのでしょうか?それとも、研修を受けていない職員もいるのでしょうか?研修を受けた職員と、研修を受けていない職員は、それぞれ何名なのでしょうか?お答えください。
今回、女性の運転士を採用されたので、いろいろと質問をしましたが、女性職員がより働きやすい職場環境となるよう適切な対応を要望しておきます。
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研修や指導を実施して対策にあたっているという答弁ですが疑問です。