※パソコンの不調のためか、12月と1月のファイルが壊れたようなので、議事録から抜粋して掲載しております(平成27年4月10日)。
■平成23年 第5回定例会(第4日12月16日)
○議長(久保隆夫) 会議を再開します。
一般質問を続けます。
次に、北岡隆浩議員。
〔北岡隆浩議員登壇〕
○(北岡隆浩議員) (中略)
最後、大きな4点目は、自殺防止策についてです。
私の10月30日のブログにも書いたんですが、堺市が自殺防止の新たな取り組みを始めました。産経新聞の記事によりますと、堺市は消防局が救急搬送した自殺未遂者の情報を本人や家族の同意を得た上で、市の自殺予防対策チームに提供し、対策チームが自殺未遂者の自宅に出向いて、悩みの解決を図るとのことです。堺市では、既に平成21年から大阪府警と連携して自殺未遂者の情報を得る取り組みを行っていて効果があったということですが、さらに救急隊員とも同様の協力をしていくというわけです。専門家は、自殺のリスクが極めて高い自殺未遂者を支援できれば、対策の突破口になると注目しているとのことです。私は、自殺の予防というのは、なかなか有効な対策がないなと常々思っていたんですが、自殺する可能性の高い方に働きかけることができれば、かなり効果が上がるのではないかと思います。高槻市でも、こうした取り組みをするべきだと考えますが、市の見解をお聞かせください。
以上です。
〔保健福祉部長(三宅清道)登壇〕
○保健福祉部長(三宅清道) 北岡議員の、自殺防止策についてのご質問にお答えをいたします。
堺市における取り組みについては、承知をいたしております。本市におきましても、自殺予防対策には、自殺未遂者への対応が不可欠であることから、消防本部や警察との連携が必要と考え、現在、これら関係機関との協議を進めてきております。ご質問にある取り組みにつきましては、支援対象者の基準の明確化や、対象者から同意をいただく手順の整備などの課題がございますので、関係機関との協議と並行して検討を進め、今後は、自殺未遂者への対応を含めた実効性のある自殺予防対策に取り組んでまいります。
以上でございます。
○(北岡隆浩議員)(中略)
最後に、自殺防止策についてです。
先行事例のあることですので、ぜひ早期に実行してください。
堺市では、警察とは平成21年の段階で連携しています。また、消防局のほうは、救急隊の隊長が精神科医から自殺未遂者への接し方の講習を受けたそうです。高槻市の消防本部では、先日不祥事がありましたけれども、名誉挽回のためにも、こうしたことに協力していただきたいということを要望して、この件については質問を終わります。
以上です。
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2011年12月19日
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