2019年12月20日

【芥川水難事故】「小さな子どもでも川に入ることができます。」と高槻市の施設が企画・編集の「芥川の本」に

「小さな子どもでも川に入ることができます。」と市の施設が企画・編集の「芥川の本」に

これも12月議会の一般質問で取り上げたもの。

市民の方から情報が。高槻市の施設である芥川緑地資料館(現在の高槻市立自然博物館)が企画・編集したとされる「芥川の本」というタイトルの本は、市内の小学校にも貸し出され、授業でも使用されているのですが、その47ページには、今年9月に死亡事故が現場周辺について「・・・浅瀬の親水公園になっているので、夏は小さな子どもでも川に入ることができます。」と書かれているというのです。

図書館で現物を確認すると、確かに、上の写真のとおりの記載が。9月議会でも水難事故等を取り上げましたが、今週火曜日の議会では、この本や芥川の状況について質問し、最後に以下の意見を述べました。

 最近、浚渫工事で浅くなった場所で、子供達が遊んでいるのを見かけた方がいます。今は安全かもしれませんが、今後も河床が変化して、深堀れする可能性もあるわけですから、その危険性を周知し続けなければならないはずです。
 9月議会で紹介しましたが、茨木市では、安威川の水難事故を受けて、当時の市長の決断によって、川の水深が測量されて、深みがある部分には、その水深を知らせる看板が設置されたということです。高槻市も同様の決断をすべきです。
 「芥川の本」についても、少なくとも、学校や図書館で貸し出すものについては、「小さな子どもでも川に入ることができます。」という記載を訂正するべきです。何年かすれば、事件が風化するかもしれませんので、特に学校で「芥川の本」を貸し出す際には、先ほどの記載の訂正の理由として、事故の経緯や、川底が深くなった原因を書いたものも、一緒に配布してください。要望しておきます。
 「芥川の本」は、「あくあぴあ芥川共同活動体」が、自主的に作成・発行したということですが、何回も申し上げているとおり、高槻市立の施設である芥川緑地資料館が企画・編集したと書かれています。これを見れば、市が企画して、編集もしたと、誰でも思いますよね。もし、「あくあぴあ芥川共同活動体」が勝手にしたということであれば、何らかの処分が必要なはずです。しっかりと調査してください。要望しておきます。


以下は議会でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをご了承ください。

★令和元年12月議会・一般質問

■4.芥川等について

<1回目>

(1)今年9月の水難事故の後、大阪府が工事したとききましたが、現場は現在どうなっているのでしょうか?お答えください。
 また、市内の河川の水深や危険な箇所の調査はされたのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒大阪府が治水対策の工事として、土砂撤去、河床の敷き均しを実施されております。

(2)水難事故からこれまでの間、市はどういった対応をされてきたのでしょうか?お答えください。

⇒注意喚起看板の追加設置や広報誌による啓発のほか、各小中学校から保護者に対し、水難事故防止についての文書を発出しております。

(3)今から6年ほど前に、芥川緑地資料館(現在の高槻市立自然博物館)が企画・編集した「芥川の本」というタイトルの本が発行されました。市内の小学校にも貸し出されて授業で使用されているようです。この本では、水難事故の起きた現場の周辺について、「・・・浅瀬の親水公園になっているので、夏は小さな子どもでも川に入ることができます。」と書かれています。芥川緑地資料館は、市の施設で、指定管理者が管理しているとも本には書かれているのですが、この本の発行や記載に関して、市に責任はないのでしょうか?誰にどれだけの責任があるのでしょうか?市の見解をお聞かせください。

⇒「芥川の本」につきましては、平成25年度に、「あくあぴあ芥川共同活動体」が作成し発行されたものです。

<2回目>

(1)大阪府が河床の敷き均し等を実施したということですが、増水等で、再び、深い部分ができてしまう可能性はないのでしょうか?お答えください。

⇒今後、河床が変化する可能性はございます。

(2)河川の水深等の調査はしていないということです。なぜしていないのでしょうか?今後、実施する予定はあるのでしょうか?市として調査を求めないのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒水深の調査についてですが、市は河川管理者の判断によるものと考えております。

(3)「芥川の本」は、「あくあぴあ芥川共同活動体」が作成し発行したものだということです。この本の作成・発行にかかった費用はどこから出たのでしょうか?指定管理料に含まれていたのでしょうか?市の公金が使われたのでしょうか?お答えください。
 また、この本は、学校の授業で使用されてきただけではなく、一般にも販売され、図書館にも置かれています。市は、この本の内容をチェックされたのでしょうか?されたのであれば、いつされたのでしょうか?具体的にお答えください。
(4)この本には、先ほど申し上げたとおり、水難事故現場の周辺について「小さな子どもでも川に入ることができます。」と書かれているわけですが、この本を読んで、事故に遭った場合には、指定管理者である「あくあぴあ芥川共同活動体」に責任があるのでしょうか?市にも責任があるのでしょうか?責任の所在について、具体的にお答えください。

⇒3点目、4点目についてですが、「芥川の本」は、「あくあぴあ芥川共同活動体」が、費用を含め、自主的に作成・発行されたもので、本の内容についても問題はないものと考えております。

<3回目>

 順番を入れ替えまして、まず、芥川等について、さらに4点伺います。子どもの命にもかかわってきますので、最初に、しっかりとご答弁ください。

(1)今後、河床が変化する可能性があるということです。「芥川の本」には「小さな子どもでも川に入ることができます。」と書かれていますが、小さな子どもが川に入ると危険な場合も出てくるということでしょうか?お答えください。

⇒河川には危険が内在するものであり、「芥川の本」には、そのことを川へ行くときの注意としてきっちり記載しております。

(2)「芥川の本」は、「あくあぴあ芥川共同活動体」が、自主的に作成・発行したということです。この本には、高槻市の施設である芥川緑地資料館(現在の高槻市立自然博物館)が企画・編集したと書かれていますが、これは間違いだということでしょうか?お答えください。

⇒繰り返しになりますが、「芥川の本」は「あくあぴあ芥川共同活動体」が、自主的に作成・発行されたものであります。

(3)「芥川の本」は、「あくあぴあ芥川」、つまり芥川緑地資料館で販売されていましたが、それは、「あくあぴあ芥川共同活動体」が勝手にやったことで、市としては関与も許可もしていなかったということなのでしょうか?お答えください。

⇒芥川緑地資料館での発売については、市としても承知しております。

(4)「芥川の本」は、学校や図書館で、延べ何冊貸し出されたのでしょうか?お答えください。
 また、何冊売れたのでしょうか?売上はどれだけあったのでしょうか?お答えください。

⇒当該本の貸出件数につきましては集計しておりません。販売数及び売上につきましては市として把握しておりません。

 あとは意見です。
 最近、浚渫工事で浅くなった場所で、子供達が遊んでいるのを見かけた方がいます。今は安全かもしれませんが、今後も河床が変化して、深堀れする可能性もあるわけですから、その危険性を周知し続けなければならないはずです。
 9月議会で紹介しましたが、茨木市では、安威川の水難事故を受けて、当時の市長の決断によって、川の水深が測量されて、深みがある部分には、その水深を知らせる看板が設置されたということです。高槻市も同様の決断をすべきです。
 「芥川の本」についても、少なくとも、学校や図書館で貸し出すものについては、「小さな子どもでも川に入ることができます。」という記載を訂正するべきです。何年かすれば、事件が風化するかもしれませんので、特に学校で「芥川の本」を貸し出す際には、先ほどの記載の訂正の理由として、事故の経緯や、川底が深くなった原因を書いたものも、一緒に配布してください。要望しておきます。
 「芥川の本」は、「あくあぴあ芥川共同活動体」が、自主的に作成・発行したということですが、何回も申し上げているとおり、高槻市立の施設である芥川緑地資料館が企画・編集したと書かれています。これを見れば、市が企画して、編集もしたと、誰でも思いますよね。もし、「あくあぴあ芥川共同活動体」が勝手にしたということであれば、何らかの処分が必要なはずです。しっかりと調査してください。要望しておきます。




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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
posted by 北岡隆浩 at 23:52| 大阪 ☁| Comment(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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