2020年02月27日

【入札】ライバルと一緒の共同企業体になって今度は落札?

高槻市新文化施設新築機械設備工事請負契約締結の入札状況

今日は3月議会の初日。市長の施政方針の説明等がありました。

午後、西面南で男性を襲った犯人が逃走しているとの情報があり、議会は中断。犯人はその後広島で逮捕されましたが、被害者の方はお亡くなりに・・・ご冥福をお祈りいたします。

私は即決の契約案件と補正予算について質問。

上の図は、新しい市民会館の機械設備の工事の入札のものなのですが、1回目に3者が参加したものの、入札額が予定価格よりも高く不成立に。2回目の入札について、高槻市は、予定価格は1回目と同じとしながら、1者でも応札すれば、入札が成立するとルール変更。すると、予定価格の99.98%、つまりほぼ100%の額で1者が応札。その1者というのが、1回目の入札で争った企業がチームを組んだ共同企業体で・・・非常におかしだなと感じ、このことについて以下のように質問しました。

以下は今日の議会でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので、不正確な部分もあることをお許しください。

■議案第1号 高槻市新文化施設新築機械設備工事請負契約締結について(総合戦略部・契約検査課)

<1回目>

 事前の説明によると、入札には、1企業体しか応募がなかったということでした。新文化施設の新築工事の入札に関しては、応札者が1者しかなかったので、不成立にしたということが、以前ありました。今回の機械設備工事の契約については、なぜ1企業体だけの応札でも、締結しようとするのでしょうか?理由をお答えください。

【答弁】

 新文化施設新築に伴う機械設備工事につきましては、令和元年11月18日に1回目の入札を行いましたところ、必要応募者数2者に対し3者の応募がございましたが、開札の結果、入札不成立となったものでございます。
 2回目の入札を実施するにあたり、1回目の入札状況を鑑みまして、成立条件を1者とする等の変更を行った上で公告し、令和2年1月17日の開札の結果、1者の応募があり、予定価格内の有効な入札であったため、成立したものでございます。

<2回目>

(1)1回目の入札では、入札金額はいずれも予定価格を上回っていましたが、2回目の入札では、予定価格が1回目の入札と同額であったにもかかわらず、それをギリギリ下回る金額で入札がされました。具体的に金額を言いますと、予定価格16億2030万9千円に対して、落札価格は16億2千万円。落札率は99.98%です。
 ご答弁では、成立条件を1者とする等の変更を行ったということですが、予定価格の引き上げは考えなかったのでしょうか?お答えください。また、成立条件を1者とすれば、入札価格が予定価格を下回るという目算でもあったのでしょうか?お答えください。

(2)1回目の入札では、別々の企業体を構成していた企業が、2回目の入札では同じ企業体を構成しているようですが、なぜこうしたことがされたのでしょうか?お答えください。

【答弁】
1 入札不成立時においては、予定価格の設定を含めて要因の検証いたしますが、財政規律の観点から、まずは予定価格以外の成立条件の変更を行っております。
2 企業体の結成については、市から公告した共同企業体の構成要件を各企業が検討されたものと考えられます。

<3回目>

(1)1回目の入札では予定価格を非公開としていたのに、2回目の入札では公開したとききましたが、事実でしょうか?お答えください。
 また、1回目と2回目の入札の予定価格について、そのように、非公開あるいは公開としたのは何故なのでしょうか?それぞれについて、理由をお答えください。
(2)2回目の入札については、応札が1者でも成立するということは公表されていたのでしょうか?お答えください。
(3)2回目の入札では、予定価格を公開するだけではなく、1者でも入札が成立するとしたわけですが、予定価格を公開するだけにとどめて、2者以上の応札がなければ入札は成立しないということにしてもよかったのではないのでしょうか?何故そうしなかったのでしょうか?理由をお答えください。
(4)1回目の入札では、別々の企業体を構成していた企業が、2回目の入札では同じ企業体を構成しているようですが、そうだということであれば、1回目の入札に参加していた企業同士が、話し合いをして、2回目の入札では、1つの企業体を結成して、その1者だけが、予定価格をギリギリ下回る額で入札したということになるのでしょうか?お答えください。

 あとは意見です。
 建設業界にも系列というのがあって、言ってみれば、一緒にお仕事をする仲良しのグループですが、そのグループの中のいくつかの企業がチームを組んで、企業体・JVとして、入札に参加したり、仕事をしたりするというのが、一般的ではないかと思います。そういうふうに、一度、仲間として、一緒に企業体を組んで、入札に参加した企業が、入札で争った別の企業体の企業と組んで、次の入札では、その新たな1企業体しか応札せず、予定価格とほぼ同額で落札したということがあったわけです。
プロ野球で例えれば、日本シリーズで、巨人とソフトバンクが戦うべきなのに、巨人とソフトバンクの選手からメンバーを選抜して、新たなチームを作って、その選抜チームが、何の試合もせず、優勝だ、日本一だという感じでしょうか。そんなことになれば、熱い戦いを期待していた観客はズッコケますよね。
 2回目の入札にあたっては、企業の皆さんも、当然、話し合いをされたと思います。グループを抜けて、入札で争っていた企業と一緒にやろうというわけですから、充分に相談し合って、入札額や入札する企業体について決定されたはずです。
 今回の入札では、適切な競争が行われたといえるのでしょうか?
 高槻市のほうも、なぜ2回目の入札では、応札が1者でもOKとしたのでしょうか?1回目の入札では3つの企業体が参加したのだから、2回目の入札でも、複数の参加者があるのでは考えるのが普通ではないでしょうか?それを1者でも成立するとしたというのは、1者しか応札してこないと市のほうも分かっていたということなんでしょうか?落札率が低ければ結果を認める余地もあるかもしれませんが、99.98%、ほぼ100%です。
 今回の契約額については、消費税込みで17億8200万円と、少なくない額ですし、先ほど申し上げたような疑問もあります。企業や担当職員に聞き取りを行うなど調査をするべきではないでしょうか?私としては、現段階では、この議案に賛成できないということを表明して、質問を終わります。

【答弁要旨】
 1点目、2点目のご質問にまとめてお答えいたします。
 入札手続きにおきまして、入札金額が予定価格を超えて不成立となるケースがありますので、開札後に予定価格を公表することで、入札の透明性、公平性の確保を図っております。このため、2回目の入札にあたり、予定価格の設定を変更しない限り、入札公告時に同額の予定価格を公表して、入札を実施するものでございます。また、成立条件についても、入札公告時に公表しております。

 3点目、4点目のご質問にまとめてお答えいたします。
 2問目でお答えいたしましたとおり、入札不成立時に要因を検証した結果、まずは予定価格以外の成立条件の変更を行ったものでございます。
 また、2回目の入札の落札金額につきましては、参加業者が検討され、応札されたものでございます。
 北岡議員から意見があったが、入札は適正に行われた。



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posted by 北岡隆浩 at 23:26| 大阪 ☀| Comment(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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