2021年03月10日

【将棋会館の高槻市への移転】移転先のJR高槻西滞留所は市バス運行に不可欠なのですが?

これも昨日の本会議で。

日本将棋連盟は、関西将棋会館を、大阪市福島区から高槻市に移転することを決定。その移転先が、高槻市営バスのJR高槻西滞留所だというのですが、ここはJR高槻駅北側のターミナルを発着する系統にとっては、時間調整や休憩に必要不可欠な場所。

この滞留所はどうなるのか。移転するのか、将棋会館の分だけ面積が縮小されるのか。費用はどこが負担するのか。移転した場合、どれだけ回送時間等が増えるのかなどと質問したのですが、具体的な答弁はありませんでした。

私は最後に以下の意見を述べました。

 将棋会館の移転については、高槻市の知名度向上等につながるのかもしれませんが、市民にとっては市バスのほうが大事ですし、その市バスの運行には、JR高槻西滞留所が不可欠です。
 この滞留所の移転等が、市バスの運行にどれだけ影響を及ぼすのか、まったくお答えいただけませんでしたが、それが明確にならない限り、いくら将棋会館の移転にメリットがあるとしても、市としてはおいそれと判断はできないはずです。市長は何を根拠に移転を承認したのでしょうか。
 濱田市長は、将棋会館の移転を全力で支援するとおっしゃられましたが、それは具体的にはどういうことなんでしょうか。補助金を出すのでしょうか。
 将棋会館の移転が決定された以上は、それらと共に、日本将棋連盟とどういう話になっているのかについても、濱田市長には説明する責任があるということを指摘しておきます。


具体的な移転先も明らかにされているのに、なぜ市は詳細を語らないのでしょうか?

以下は昨日の本会議でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■議案第49号 令和3年度高槻市自動車運送事業会計予算

<1回目>

(1)資料によると、営業外収益については、「生活交通路線維持事業補助金等で増加」とされています。生活交通路線維持事業補助金の増加については、どういった根拠で、どれだけの増加を見込んでいるのでしょうか?

⇒生活交通路線維持事業補助金についてですが、令和2年度補正予算後の金額と同額を計上しており、増加の理由についても補正予算と同様で、新型コロナウイルスの影響により、令和元年度決算の収支が悪化し、補助対象路線が3路線増えたことによるものです。

(2)バスを更新する予定だということですが、何台を購入し、何台を売却する予定なのでしょうか?お答えください。
 また、売却するバスについては、車検で延命して、遅らせることはできないのでしょうか?できないのであれば、その理由をお答えください。

⇒バス車両の更新についてですが、これまで概ね16年で車両更新を行ってきましたが、昨今の経営状況や新型コロナウイルスにかかる収入減を受け、今後は安全性を確保したうえで更新時期を延長し、計画的に更新を行います。その中で、令和3年度については修繕頻度の高い車両8台を優先的に更新するものです。

(3)JR高槻西滞留所は、JR高槻駅の北側のターミナルを発着する系統にとっては、時間調整や休憩に必要不可欠だと思いますが、JR高槻西滞留所と、JR高槻駅の北側のターミナルとの間は、令和3年度において、延べ何回バスが行き来すると見込んでいるのでしょうか?走行距離は延べ何kmになるのでしょうか?それにかかるガソリン代は何円だと見込まれるのでしょうか?
 また、JR高槻西滞留所には、最高で何台のバスが同時に駐停車すると見込んでいるのでしょうか?お答えください。

⇒JR高槻西滞留所についてですが、道路状況や運行状況により滞留所の使用状況は日々異なるため、ご質問内容にかかるキロ算定や軽油費については算出しておりません。
 また、駐車台数については、最大で12両のバスが駐車できるものです。

(4)日本将棋連盟の関西将棋会館が、高槻市バスのJR高槻西滞留所に移転するとの報道がされました。
 日本将棋連盟は市有地を購入するとも報道されていますが、その収入は、自動車運送事業会計に入ることになるのでしょうか?お答えください。
 また、滞留所はどうなるのでしょうか?将棋会館の分だけ面積が縮小されるのでしょうか?それとも移転するのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒先日の市長からの行政報告でもありましたとおり、今後、市と日本将棋連盟とで覚書を締結するなど、取組を進められるものです。

<2回目>

(1)「生活交通路線維持事業補助金等の増加」の理由は、3月1日の補正予算と同様だということです。令和2年度の実績もだいたい見えてきていると思いますが、奈佐原線、富田・芝生線、前島・六中線以外は、3000万円以上の損失にはならない見込みなのでしょうか?令和2年度におけるコロナ禍の影響は元年度と比べてどれだけなのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒生活交通路線維持事業補助金についてですが、令和2年度の収支においては令和元年度決算と比較して新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、全体の赤字額は増える見込みです。

(2)修繕頻度の高い車両8台を優先的に更新するということですが、その8台は、何回修繕されたのでしょうか?修繕頻度が高いということですが、その頻度には、どういった基準があるのでしょうか?乗務員から苦情等が出ているのでしょうか?お答えください。

⇒バス車両の更新についてですが、空調機器の異常や部品の供給終了により今後修理できない車両などを対象としております。

(3)JR高槻西滞留所に最大12両のバスが駐車できるということですが、JR高槻駅北側のターミナル発着の系統にとって必要な時間調整や休憩のために確保しなければならない最小限のバスの駐車スペースは何台分なのでしょうか?お答えください。
(4)JR高槻西滞留所の土地と建物は、どこが所管しているのでしょうか?それぞれの時価や簿価、台帳上の価格は何円なのでしょうか?お答えください。

⇒JR西滞留所についてですが、1問目でお答えしたとおり、道路状況や運行状況により滞留所の使用状況は日々異なるため、バスの駐車台数も日や時間帯により様々です。
 また、土地等の所管は交通部であり、台帳上の価格は土地が1億141万6177円、建物が744万500円でございます。評価額については専門家等により算定されるものです。

(5)日本将棋連盟の関西将棋会館が、JR高槻西滞留所に移転する件について、西岡管理者は、先日は「分からない」とおっしゃられていましたが、いつ、どのようにして知ったのでしょうか?関西将棋会館の移転の協議や検討・計画は、交通部抜きでされてきたのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒将棋会館についてですが、交通部へは市から日本将棋連盟へ移転を提案する以前に話がございました。移転の詳細については、1問目でお答えしましたとおり、今後、市と日本将棋連盟とで取組を進められるものです。

<3回目>

(1)令和2年度において、3000万円以上の損失になる路線は、令和元年度と変わらないが、令和3年度の全体の赤字額は増える見込みだということでよいでしょうか?それとも、令和2年度において、3000万円以上の損失になる路線は、令和元年度よりも増える見込みなのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒生活交通路線維持事業補助金についてですが、これまでのご質問でお答えしたとおり、新型コロナウイルスの影響により収支が悪化したため補助対象路線が増え、令和2年度の収支において全体の赤字額は増える見込みです。
 各路線の収支は決算確定後に年度末までの乗降データを集計し算出いたしますので、対象路線の計上については現時点では不明です。

(2)バス車両の更新については、空調機器の異常や部品の供給終了により今後修理できない車両などを対象にするということです。
過去に交通部が売却した車両が、別のバス事業者によって、乗合バスとして使用された事例はどれだけあるのでしょうか?
 また、令和3年度に交通部が売却する予定の車両は、他の事業者が乗合バスとして使用可能なのでしょうか?お答えください。

⇒バス車両の更新についてですが、バス車両売却後の使用事例等については、把握しておりません。また、売却予定の車両については、売却を予定していることから現状では使用不能という事はございません。

(3)あらためておききしますが、JR高槻西滞留所において、JR高槻駅北側のターミナルを発着する系統にとって必要な時間調整や休憩のために確保しなければならない最小限のバスの駐車スペースは何台分なのでしょうか?お答えください。

⇒JR高槻西滞留所についてですが、1問目、2問目でもお答えしたとおりでございます。

(4)将棋会館については、市から日本将棋連盟へ移転を提案する以前に交通部へ話があったということです。JR高槻西滞留所が、JR高槻駅の北側のターミナル発着の系統にとって必要不可欠である以上、JR高槻西滞留所の移転先等に関しても、土地等を所管する交通部が、市へ要望や意見を述べたり、市と話し合ったりしたのではないのでしょうか。交通部からは、この件について、どういった要望や意見を市や将棋連盟に伝えたのでしょうか?お答えください。
 また、市とは、どういった内容の話し合いをしたのでしょうか?具体的にお答えください。
(5)JR高槻西滞留所の全部または一部が移転となる場合、その費用はどこが負担するのでしょうか?日本将棋連盟なのでしょうか?交通部なのでしょうか?市の他の部署なのでしょうか?具体的にお答えください。
(6)JR高槻西滞留所が移転した場合、どれだけ回送時間や仕業数、人件費、ガソリン代が増える見込みなのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒4点目から6点目までのご質問についてですが、市に対しては意見を述べております。また、仕業数等の見込みについては、現在のところ、特に検討はしておりません。

 あとは意見を述べます。
 交通部が売却する中古のバスを、他のバス事業者が再び乗合バスとして再利用できるのであれば、そのバスは、高槻市バスでも、使い続けることができるということではないのでしょうか?令和3年度も赤字が見込まれるわけですから、今一度、バスの売却については見直しをしてください。提案しておきます。
 将棋会館の移転については、高槻市の知名度向上等につながるのかもしれませんが、市民にとっては市バスのほうが大事ですし、その市バスの運行には、JR高槻西滞留所が不可欠です。
 この滞留所の移転等が、市バスの運行にどれだけ影響を及ぼすのか、まったくおこたえいただけませんでしたが、それが明確にならない限り、いくら将棋会館の移転にメリットがあるとしても、市としてはおいそれと判断はできないはずです。市長は何を根拠に移転を承認したのでしょうか。
 濱田市長は、将棋会館の移転を全力で支援するとおっしゃられましたが、それは具体的にはどういうことなんでしょうか。補助金を出すのでしょうか。
 将棋会館の移転が決定された以上は、それらと共に、日本将棋連盟とどういう話になっているのかについても、濱田市長には説明する責任があるということを指摘しておきます。

【答弁要旨】
バスの修理には毎年1000万円から2000万円かかっている。年数ではなく修理頻度で売却を決めた。
滞留所は大切な問題だが、コロナで乗客数が減少している。新しい生活様式でどうなるのかのほうが、私達にとっては大きな問題。そういうことを理解してほしい。




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posted by 北岡隆浩 at 19:20| 大阪 ☀| Comment(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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