今日は6月議会初日。議案の提案理由の説明等がありました。
契約に関する議案の中に、上の画像のとおり、1番高い金額で入札した企業が落札したものが。そこで以下の質問をしました。
■議案第48号 高槻市立北日吉台小学校校舎改修工事請負契約締結について
念のためお訊きします。この事業に関する入札結果報告を見ると、予定価格が1億9794万4千円、低入札価格調査基準価格が1億8070万円、失格基準価格が1億5500万円で、7社が応札したものの、落札した1社を除く6社の入札金額が、失格基準価格を下回ったので、その6社全社が失格になって、結局、1番高い金額で入札した企業が落札しています。
何故、こういう結果になったとお考えなのでしょうか?予定価格の算定・設計金額の積算に、何らかの問題があったのでしょうか?それとも問題はないのでしょうか?市の見解をお聞かせください。
また、予定価格等は、事前に事業者に知らされていたのでしょうか?事前に明らかな状態になっていたのでしょうか?お答えください。
⇒設計金額については、工事内容や数量に基づき適正に積算しており、これを踏まえ、予定価格を設定しているため、問題はございません。
また、予定価格等については、事後公表で入札を執行いたしました。
こういうことも、ありえないことではありません。答弁に対する反証の材料もないので、議案には賛成しました。
10万円の臨時特別給付金についても質問しました。以下は今日の議会でのそのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。
■報告第3号 令和4年度高槻市一般会計補正予算(第2号)の専決処分報告について
<1回目>
住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業について3点伺います。
(1)住民税非課税世帯等に対する給付金について、令和4年度に新たに対象となると見込まれる約1万世帯に対して、課税情報を活用して、プッシュ型で、1世帯当たり10万円の臨時特別給付金の給付を行うということです。
今年2月には、高槻市臨時特別給付金の申請窓口が「ナカバヤシ株式会社 堺工場」となっていたために、住民の方から、「詐欺ではないのか?」といった問い合わせが私のほうにもありました。
今回の臨時特別給付金の申請窓口や、申請書の返送用の封筒の宛先は、どのようになるのでしょうか?具体的にお答えください。
⇒申請窓口及び申請書等の返送用封筒の宛先等につきましては、本市でございます。
(2)ナカバヤシについては、市が、業務委託をした事業者から、再委託で業務を請け負っていたということでした。昨年11月には、ナカバヤシなどが、日本年金機構の「ねんきん定期便」などの作成業務で入札談合を繰り返したということで、公正取引委員会から、独禁法違反だとして、課徴金等の通知をされたと、報じられています。にもかかわらず、臨時特別給付金の申請窓口になっていたので、報道をご存知の住民の方は、さらに不審に思われたようなんですが、今回の業務の委託については、委託先のみならず、再委託先、再々委託先まで、しっかりとチェックを行っているのでしょうか?指名停止されている事業者や、談合等が報じられている事業者は、排除されているのでしょうか?具体的にお答えください。
⇒指名停止等への対応につきましては、関係法令等に則り適切に対応しております。
なお、再委託先等の確認につきましても適切に実施しております。
(3)山口県阿武町(あぶちょう)の4630万円の誤振り込みの件が、連日報じられていますが、高槻市では、誤振り込みを防ぐために、どういった対策をしているのでしょうか?お答えください。
⇒振込みデータの作成、銀行への振込み依頼等、一連の全ての業務において複数名で作業・確認を行っております。
<2回目>
指名停止等への対応については、関係法令等に則り適切に対応しているということですが、「関係法令等」というのは、具体的には、どの法令等のどういった定めなのでしょうか?お答えください。
⇒関係法令等でございますが、地方公共団体の契約について定めのある地方自治法等でございます。
<3回目>
あとは意見ですが、市民の皆さんに、誤解と不安を与えないように、間違っても誤振込などないように、しっかりと対策とチェックをお願いします。以上です。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)