
ブラジルパビリオンの対極にあるのが、ドイツパビリオン。国民性の違いが如実に現れているように感じます。
ドイツが半端なものを造るはずはないと思っていたのですが、循環型社会に真正面から取り組んだ、王道をゆくパビリオンでした。
建物には「わ!ドイツ」と大書され、少々ダサさを感じるものの、その「わ!」とは、循環社会を指すものであり、パビリオンに入る前と後では印象が変わります。
パビリオン入り口では、「サーキュラー」という名の小型の人形を渡されます。サーキュラーとは循環型の意味。日本語で名付ければ「輪太郎(わたろう)」といったところでしょうか。

館内には様々な映像や展示がありますが、この輪太郎の頭を展示の指定箇所に押し付けると、輪太郎が楽しく解説し始めるので、輪太郎の口を耳に当てて聴きます。

それを何度も繰り返すので、まるで輪太郎と旅をしているような気分に。


とにかく展示が多い。循環型社会を学びたい人は、時間をかけることさえできれば、沢山のことを知ることができます。
そして、長い旅を共にしてきた輪太郎との別れの時。輪太郎を、くら寿司の「びっくらポン」のように転がして返すのですが、愛着が湧いて、なかなか手放せない。

すると、輪太郎の心の声が聞こえたような気が。「僕が誰だか忘れたのかい?サーキュラーだよ。僕も循環するんだ。さあ、僕を循環させて・・・」
男は旅立たなければならないのです。星野鉄郎がメーテルから旅立ったように。

さよなら、輪太郎・・・僕も循環型社会を目指すよ・・・
パビリオンの屋上は庭園になっていて、都市に関するクイズや、前衛的な音楽も。

1階ステージではイベントが。サーキュラーちゃんとの撮影会やクイズ大会など。クイズはドイツに詳しくないと解けません。私はドイツの人口と首都くらいしか自信を持って答えられませんでした。司会者の方のノリが良く、楽しい雰囲気です。
イベント会場の横ではソーセージサンドが売っていて、シンプルながら美味しい。レストランも素敵だと思いますが、レストランに入らなくても、ドイツを味わうなら、私にはこれで十分。

パビリオンをまともに回ろうとすれば2時間はかかるでしょう。だがそれがいい。それだけしっかりとした情報を提供してくれているのです。1日丸々ドイツに当ててもよいくらいです。
・・・ということで、ドイツが今のところ、私にとって最高のパビリオンです。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)



