
先日の本会議では定住促進プロモーションについても質問。
初めての取り組みであれば、やってみないと分からないことも多いと思いますが、定住促進プロモーションというのであれば、もう少し高槻市の具体的な情報を入れてもよかったのではないかと・・・以下は最後に述べた意見です。
定住促進プロモーションのために、高槻市出身のシンガーソングライターの方を起用したPR動画の作成をするなどして、それらに300万円を支出し、247件以上のメディアに掲載された結果、PR動画の再生回数が10万回を超えたということです。
いろんなメディアで興味をもってもらった結果、PR動画を10万回観ていただけたということになるかと思います。
そうすると、1回の再生当たり、300万円÷10万回で、30円ということになりますよね。
ユーチューブの動画を1回観てもらうのに、30円というのは、費用対効果としては、どうなんでしょうか?
例えば、パンフレットを10万冊作成して、配布するとしても、1冊30円の予算なら、かなりいいものができるんじゃないでしょうか?
そう考えると、費用対効果は、あまり良くなかったのではないかと感じます。
PR動画を観ると、時々、風景が出てきたり、「わたし的まちのいいとこマップ」として写真が出てきたりするんですが、それが高槻市のどこなのかが分からない。テレビアニメの「サザエさん」のオープニングであれば、テロップで、各都道府県のどの観光名所なのかが表示されます。先日、万博スペシャルが放送されましたが、その時には、テロップで、秋田県のどこの観光名所なのかが表示されていました。
そういうふうに、高槻市のどこなのかを表示しても良かったんじゃないでしょうか?そうしないと、高槻市民でも、どこの風景なのか分からない人もいると思います。
高槻市の良さについては、「電車で大阪に15分、京都に12分」と書かれたプラカードが示されて、これだけは具体的に分かりましたが、あとの部分は抽象的でした。
動画は3分16秒で、曲が終わると同時に、動画も終わるんですが、その曲の後に、高槻市を詳しく紹介する動画を入れても良かったんじゃないでしょうか?
今後は、高槻市の具体的な情報も入れていただきたいと思います。特に、関東圏の方に向けて、ということであれば、東京と比べて優位性のある部分を具体的に伝えられるものを作ってください。要望しておきます。
槇原敬之さんの「No.1」という歌には、「夕暮れ僕の街にはチョコレイト工場のにおいがする」というフレーズがあり、高槻市の明治製菓のチョコレート工場の匂いだといわれていますが・・・なかなかそういう情緒もある歌詞をつくるのは難しいのかもしれませんね。
以下は先日の本会議でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください
★認定第1号 令和6年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定
■5.定住促進プロモーション
<1回目>
主要事務執行報告書の257ページには、定住促進プロモーションとして、本市出身のシンガーソングライターを起用したPR動画の作成等を行ったとあります。
このシンガーソングライターの方には、令和6年度は、定住促進プロモーションとして、どういったことをしていただけたのでしょうか?費用と効果も併せてお答えください。
【答弁】
令和6年度の定住促進プロモーションについてですが、本市出身のシンガーソングライター有華さんを定住促進アンバサダーに起用し、新キャッチコピーの作成にご協力いただいたほか、本プロモーションのための楽曲提供やPR動画への出演、SNSでの発信等に取り組んでいただきました。
費用についですが、これらアンバサダー関連業務の決算額は300万円です。
効果についてですが、PR動画の再生数が10万回を超えたほか、本プロモーションに関するメディアへの掲載数が把握しているものだけで247件あるなど大きなPR効果がありました。
<2回目>
PR動画の再生数が10万回を超えたということですが、このPR動画で、高槻市のどういった良さがPRできたのでしょうか?具体的にお答えください。
【答弁】
PR動画では、アンバサダーの有華さんが、地元・高槻の魅力を訴えかけるプレゼンターとなり、便利な交通アクセスや豊かな自然、良好な住環境などを熱弁し、聴衆の心を動かしていく姿が描かれています。
これらを通じて、20代から30代の若い世代に、新生活を送る場所としての本市の認知度向上と魅力のPRに寄与したものと考えています。
<3回目>
あとは意見を述べます。
定住促進プロモーションのために、高槻市出身のシンガーソングライターの方を起用したPR動画の作成をするなどして、それらに300万円を支出し、247件以上のメディアに掲載された結果、PR動画の再生回数が10万回を超えたということです。
いろんなメディアで興味をもってもらった結果、PR動画を10万回観ていただけたということになるかと思います。
そうすると、1回の再生当たり、300万円÷10万回で、30円ということになりますよね。
ユーチューブの動画を1回観てもらうのに、30円というのは、費用対効果としては、どうなんでしょうか?
例えば、パンフレットを10万冊作成して、配布するとしても、1冊30円の予算なら、かなりいいものができるんじゃないでしょうか?
そう考えると、費用対効果は、あまり良くなかったのではないかと感じます。
PR動画を観ると、時々、風景が出てきたり、「わたし的まちのいいとこマップ」として写真が出てきたりするんですが、それが高槻市のどこなのかが分からない。テレビアニメの「サザエさん」のオープニングであれば、テロップで、各都道府県のどの観光名所なのかが表示されます。先日、万博スペシャルが放送されましたが、その時には、テロップで、秋田県のどこの観光名所なのかが表示されていました。
そういうふうに、高槻市のどこなのかを表示しても良かったんじゃないでしょうか?そうしないと、高槻市民でも、どこの風景なのか、分からない人もいると思います。
高槻市の良さについては、「電車で大阪に15分、京都に12分」と書かれたプラカードが示されて、これだけは具体的に分かりましたが、あとの部分は抽象的でした。
動画は3分16秒で、曲が終わると同時に、動画も終わるんですが、その曲の後に、高槻市を詳しく紹介する動画を入れても良かったんじゃないでしょうか?
今後は、高槻市の具体的な情報も入れていただきたいと思います。特に、関東圏の方に向けて、ということであれば、東京と比べて優位性のある部分を具体的に伝えられるものを作ってください。要望しておきます。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)



