
先日の本会議では、教育委員会はによるPTAのリーダー養成についても質問。
令和5年12月議会で、私が高槻市PTA協議会の詐欺的脅迫的マニュアルについて質問し、意見を述べて締めくくった後、突然、教育委員会の教育次長は、予定にない逆切れの以下の答弁をしました。
議員の質問の中で、悪質な訪問販売、オレオレ詐欺のごとく詐欺的・脅迫的なマニュアルなど、個人の感想に基づく誹謗中傷とも取れる発言がございました。
そもそもPTAや市PTA協議会は、社会教育法に規定された社会教育関係団体であり、同法の規定によれば、公の支配に属しない団体であり、また、国及び地方公共団体は、不当に統制的支配を及ぼし、またはその事業に干渉を加えてはならないとされており、自主的に運営される団体であります。議場という公の場において、一社会教育関係団体に対するこのような発言は、不適切であると考えます。
・・・PTAに対しては、地方公共団体は、その事業に干渉を加えてはならない等と議会で答弁したわけです。
しかし、令和6年度の高槻市の事務や決算の状況をまとめた「主要事務執行報告書」には、上の画像のとおり、高槻市教育委員会は、「PTA活動の充実・活性化」として「高槻市PTA協議会を支援し、各学校園PTAのリーダー養成を行った」と書かれています。
市教委がPTAのリーダーを養成するというのは、行政による干渉にはならないのでしょうか?市教委は、具体的には何をしたのでしょうか?
以下は先日の本会議でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください
★認定第1号 令和6年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定
■7.PTA
<1回目>
主要事務執行報告書の287ページには、高槻市PTA協議会を支援し、各学校園PTAのリーダー養成を行ったとあります。
具体的には、どういった内容の支援やリーダー養成を行ったのでしょうか?お答えください。
⇒各学校園PTAのリーダーが集う高槻市PTA協議会に対し、会議の開催に伴う会場の手配などの支援を行うことにより、リーダー養成の一助を担ったものです。
<2回目>
(1)教育委員会は、PTAのリーダーが集う高槻市PTA協議会に対し、会議の開催に伴う会場の手配を行ったということですが、なぜ、高槻市PTA協議会が会場の手配を直接行わないのでしょうか?なぜ、教育委員会が手配する必要があるのでしょうか?お答えください。
⇒会場の手配については、高槻市PTA協議会からの依頼に基づいて行っております。
(2)会場の手配などの支援を行うことにより、リーダー養成の一助を担ったということですが、教育委員会は、リーダーの養成には直接関与していないということなのでしょうか?教育委員会が、PTAのリーダーの養成に、どのように関与したのか、具体的にお答えください。
(3)高槻市PTA協議会のリーダー養成とは、具体的にはどういった内容なのでしょうか?PTAへの加入が任意であることや、個人情報の保護、寄附採納の手続き等についても、指導はされたのでしょうか?お答えください。
⇒2点目・3点目のリーダー養成の具体的な内容については、各学校園PTAのリーダーが集う高槻市PTA協議会からの求めに応じて行う支援として、同協議会が活動しやすい会場の手配などを行うことであると考えております。
<3回目>
あとは意見だけ述べます。
主要事務執行報告書287ページには、「PTA活動の充実・活性化」として、高槻市教育委員会は、「高槻市PTA協議会を支援し、各学校園PTAのリーダー養成を行った」と書かれています。
しかし、ご答弁をお聞きする限り、高槻市教育委員会が行ったことは、高槻市PTA協議会の依頼に基づいての、会場の手配だけのようです。
会場の手配をしただけなのに、PTAのリーダーを養成しましたなんて、普通は、書けませんよね。会場の手配も、PTA協議会が直接すればいいだけです。
今後は、会場の手配は、PTA協議会にしてもらってください。
また、主要事務執行報告書には、こうした紛らわしい記載はしないでください。要望しておきます。
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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)



