2025年12月05日

【たかつき未来パーク】事業も収支も不明なのに67億の契約?「地域共生」で地域住民が「支え手」に?

「(仮称)地域共生ステーション」改め「たかつき未来パーク」

今日は12月議会の2日目。議案の質疑があり、私もいくつか質問しました。

今年度の当初予算で約67億円の予算がついた「(仮称)地域共生ステーション」については、3年前も、2年前も質問しましたが、この12月議会に、「たかつき未来パーク」を正式名称として、その条例制定や、整備運営の契約、指定管理者の指定についての議案が上程されました。

「たかつき未来パーク」の建設予定地は、高槻市川添1丁目18。川添公園の北側。植木団地のあった場所です。

しかし、質問を重ねても、肝心の「地域共生」の具体的な手法は分からず、事業内容も収支計画も決まっていないとのこと。これで約67億円もの支出に賛成せよとは、常識では言えないはずです。何か別の真の目的があるのでしょうか?

「地域共生」とは何なのかと質問すると、「制度・分野ごとの『縦割り』や『支え手』『受け手』という関係を超えて地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会を地域共生社会」、「たかつき未来パークにおいては、あらゆる世代の人々が、障がいの有無等に関わらず、互いにつながり合って共に楽しく過ごすことのできる環境を整え、高槻版の地域共生社会モデルとして機能しようとするもの」だというのですが、「あらゆる世代の人々が、障がいの有無等に関わらず」、「『支え手』『受け手』という関係を超えて」とは言っても、障がいのある方や、高齢の方を、誰かが「支え手」として支えなければならないはずです。

「地域共生」というならば、地域住民の皆さんに、その「支え手」として参加・協力していただくということになるはずです。

しかし、そのことを確認するために質問しても、ただただ「『支え手』『受け手』という関係を超えて」と答えるばかり。ごまかしの答弁としか考えられません。

私は最後に以下の意見を述べました。

 「地域共生社会」とは、「『支え手』『受け手』という関係を超えて、地域をともに創っていく社会」だということなんですが、誰かが「支え手」にならなければならないことは、間違いないはずです。

 地域共生ということなので、地域の方々に、障害者や高齢者等の支え手にも、なってもらわなければならないわけですが、その実現のための方法は、市から、何ら具体的に説明されていません

 共生を、強制はできないので、地域住民の方々に、自主的・自発的にボランティアなどとして参加・協力していただかなければなりませんし、そのために、運営事業者は、仕組みを構築し、手法を駆使しなければならないわけですが、そういったことも明確に示されていません。

 結局、「たかつき未来パーク」は、単なる、インクルーシブ公園・インクルーシブ施設と、運営事業者の「自主事業」という名のビジネスの場になるということではないのでしょうか?

 この事業の仮称は「地域共生ステーション」でしたし、条例案にも「地域共生社会」と書かれていますので、「地域共生」が核となる理念のはずですが、ご答弁の「『支え手』『受け手』という関係を超えて」といった説明は、まったく意味不明で、ごまかしのようにしか思えません。このように「地域共生」という理念の説明すら訳が分かりませんし、具体的な実現の手段も不明ですので、この条例制定の議案には、反対せざるをえません。

 運営事業者の事業計画や、自主事業の内容、収支の見込みについても、明確に答弁されなかったわけですが、課題やニーズも把握していない、利用者の想定もしていない、収支見込は不明、事業内容はこれから協議する・・・そういう状態で、事業者との約67億円もの契約を認めろというのは、あまりにも乱暴ではないでしょうか。

 こんな契約や、指定管理者の指定も、到底、認めることはできませんので、これらの議案にも反対せざるをえません。


以下は本日の議会でのやり取りです。原稿とメモに基づいているので不正確な部分もあることをお許しください。

■議案第90号 高槻市立たかつき未来パーク条例制定について
■議案第92号 高槻市立たかつき未来パーク整備運営事業契約締結について
■議案第101号 高槻市立たかつき未来パークの指定管理者の指定について

<1回目>

 議案第92号と第101号に関する質問もさせていただきますが、ご了承ください。
 まず6点伺います。

(1)条例案の第1条には、「市は、全ての人が安心して、楽しく過ごせるにぎわいのある地域社会の未来を創造するとともに、世代や障害の有無等にかかわらず、全ての人の交流の推進及び活躍の場の創出に寄与するため、地域共生社会のモデル空間として高槻市立たかつき未来パーク(以下「たかつき未来パーク」という。)を設置する。」と記載されています。
 「楽しく過ごせる」という文言は第4条第1号の事業の内容にも記載されていますが、たかつき未来パークでは、どういった方法で、「楽しく過ごせる」ようにするのでしょうか?どういった施設や設備で、どのような方が、どういったことを行って、「楽しく過ごせる」ようにするのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒世代や障害の有無等にかかわらず、安心して利用できる空間を整備するとともに、誰もが気軽に参加できるイベントの開催や地域共生に資する多様な講座や体験プログラム・イベントの企画を実施することを予定しております。

(2)議案書の条例案では「障害」と漢字2文字で書かれているんですが、地域共生社会推進室の資料の条例案の説明では「害」が漢字ではなく平仮名になっています。どちらが正しいのでしょうか?お答えください。

⇒「障害」の「害」の表記については、市が作成する公文書等においては、原則ひらがな標記としていますが、例規文書については、漢字表記としています。

(3)資料の「たかつき来来パークイメージ図」には、「生活利便施設」や「みんなの居場所、ギャラリー等」といったものも記載されているのですが、それぞれ、具体的に、どういったことをする施設・場所なのでしょうか?お答えください。

⇒生活利便施設は多様なサービスを提供するコミュニティカフェで、ギャラリー・ショップは、障がい者アートの展示や物品の販売等を予定しております。また、みんなの居場所は、利用者がそれぞれの目的で過ごせる快適な空間・場所でございます。

(4)たかつき共創パートナーズ株式会社を相手方とする「高槻市立たかつき未来パーク整備運営事業契約」の契約金額は総額約67億円で、「整備費」が約49億円、「開設準備」が約3500万円、「維持運営」が約18億円となっています。これらは、具体的に、どういった施設の、何のための費用なのでしょうか?それぞれの具体的な内訳をお答えください。
 また、収入については、どういったものを、どれだけ見込んでいるのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒整備費は、主に建物・広場の設計施工費で、開設準備費は施設整備期間中の気運醸成業務や開設イベント費及び開設準備期間中の維持管理費、維持管理運営費は、指定管理者による10年間分の維持管理運営に係る経費となっております。また、収入については、整備に対しては、国庫補助金等を、運営に関しては、貸室の使用料や駐車場の使用料等のほか、事業者からの自主事業収益の還元を予定しています。

(5)条例案の第1条で、たかつき未来パークは、「地域共生社会のモデル空間」として位置づけられていて、指定管理者の候補予定者である「たかつき共創パートナーズ株式会社」については、「地域共生」への理解度が高いと資料に記載されています。この「地域共生」とは何なのでしょうか?たかつき未来パークにおいては、どういった「地域共生」を、どのようにして実現するのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒地域共生については、国において、「制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会を地域共生社会とされています。
 たかつき未来パークにおいては、あらゆる世代の人々が、障がいの有無等に関わらず、互いにつながり合って共に楽しく過ごすことのできる環境を整え、高槻版の地域共生社会モデルとして機能しようとするものです。

(6)たかつき未来パークの年間利用者数については、10万人を見込んでいるということですが、どういったケースの方が、それぞれ何人くらい、利用すると、想定しているのでしょうか?お答えください。
 また、地域や利用者の抱える課題やニーズについて、市や事業者は、事前に調査されたのでしょうか?されたのであれば、いつ、どういったことを行ったのか、具体的にお答えください。

⇒たかつき未来パークは、誰も排除されない空間として、特に対象者を限定せずに多くの方々の来場を想定しております。
 また、本施設の整備にあたっては、説明会を開催して市民の方々のご意見をお聞きするとともに、ワークショップや団体等との意見交換等を重ねてきております。

<2回目>

(1)「楽しく過ごせる」ようにするために、イベントや講座等を行うということですが、具体的には、どういったものなのでしょうか?お答えください。

⇒事業者から、XRなどを活用した水族館体験イベントや親子のリトミック教室などの提案を受けていますが、具体的な事業内容は事業者との協議を踏まえて実施するものです。

(2)生活利便施設のコミュニティカフェとは、具体的には、どういったものなのでしょうか?お答えください。。
 また、「みんなの居場所」は、利用者がそれぞれの目的で過ごせる快適な空間・場所だということですが、具体的には、どういった場所なのでしょうか?お答えください。

⇒生活利便施設のコミュニティカフェは、誰もが気軽に集まり交流できるカフェで、みんなの居場所は、会話や交流ができるスペースや、ひとりでゆっくり落ち着いて過ごすことのできる場所です。

(3)運営に関する収入については、どれだけを見込んでいるのでしょうか?貸室の使用料や駐車場の使用料等のそれぞれについて、具体的な金額をお答えください。
 また、事業者からの自主事業収益の還元を予定しているということですが、自主事業とは、具体的には何なのでしょうか?誰から誰へ、どのように還元するのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒運営に関する収入につきましては、事業者との運営における毎年度の業務計画をもとに収入見込みを算出する予定です。
 また、自主事業については、施設の設置目的に沿った事業を事業者が自ら実施することができるもので、その収益の還元については、利益の全部または一部を市に還元する又は本施設や利用者への提供サービスに再投資するものでございます。

(4)地域共生については、「制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画」等するものだということです。
 「共に生きる」と書いて「共生」ですし、「支え手」「受け手」という関係ではなく、地域の方々が、互いに支え合うのが、「地域共生」だと思いますが、どのようにして、地域住民の方々に、「支え手」としても、参画していただくのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、「地域共生」として、地域住民の方々が「支え手」となるならば、運営事業者の役割は、どういったものになるのでしょうか?運営事業者は、「支え手」にならないということなのでしょうか?お答えください。

⇒1問目でもお答えしたとおり、「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域をともに創っていく社会とされています。

(5)以前の本会議でも、(仮称)地域共生ステーションの事業内容について質問しましたが、具体的なお答えはありませんでした。今回の資料でも、抽象的だと感じる部分がありますが、大屋根広場やインクルーシブ広場、貸室等といった、建築物については、具体的に記されています。
 こうした建築物についての決定を行ったのは、令和6年6月に、事業者を対象にしたサウンディング調査を行った後だということで、よろしいでしょうか?(仮称)地域共生ステーション整備運営事業要求水準書の作成に至る経緯をお答えください。

⇒令和6年3月に策定した(仮称)地域共生ステーション整備基本計画に基づき、素案を作成し、PFI事業者選定委員会での審議を経て、令和7年4月に策定したものです。

(6)たかつき未来パークについては、どういったケースの方が、それぞれ何人くらい、利用すると、想定されているのかとお訊きしたところ、特に対象者を限定していないといったお答えでした。利用者については、何ら、想定していないということで、よろしいでしょうか?お答えください。

⇒利用者の想定については、世代や障がいの有無等に関わらず、様々な人の利用を想定しています。

(7)地域や利用者の抱える課題やニーズについて、事前に調査をされたのかとお訊きしたところ、「本施設の整備にあたっては、説明会を開催して市民の方々のご意見をお聞きするとともに、ワークショップや団体等との意見交換等を重ねてきて」いるというお答えでした。その結果、どういった課題やニーズが分かったのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒地域で開催した説明会等では、誰もが安心して遊べる遊具や広場、家族等とゆっくり自由に過ごせる場所への期待や夜間の防犯面に対するご心配の声がありました。

(8)運営事業者が赤字を出して、倒産するということはないのでしょうか?赤字の場合は、市が補填するのでしょうか?倒産した場合は、どうなるのでしょうか?お答えください。

⇒特別目的会社の設置や徴収委託制の採用などにより、倒産リスクの軽減を図っております。なお、事業者の収支赤字を理由として、市が補填することはありません。

<3回目>

(1)「地域共生社会の未来の創造」だとか「地域共生社会のモデル空間」だとかと謳っているにもかかわらず、「地域共生」について、何も具体的にお答えにならないのは何故なのでしょうか?
 「地域共生社会の未来」や「地域共生社会のモデル空間」をつくるために、この「たかつき未来パーク」では、具体的に何をするのでしょうか?しっかりとお答えください。
(5)地域で開催した説明会等では、誰もが安心して遊べる遊具や広場、家族等とゆっくり自由に過ごせる場所への期待や夜間の防犯面に対するご心配の声があったということです。このお声の中には、「地域共生社会」につながるようなものが、あるとは思えません。
 こういったお声や、これまでのご答弁からすると、「たかつき未来パーク」は、地域共生のためのものではなく、単なる、インクルーシブ公園・インクルーシブ施設になるのではないのでしょうか?そうでないなら、どのように地域共生をここで実現するのか、具体的な手法をお答えください。

⇒1点目と5点目についてですが、1問目でお答えしたとおり、世代や障がいの有無等にかかわらず、安心して利用できる空間を整備するとともに、誰もが気軽に参加できるイベントの開催や地域共生に資する多様な講座や体験プログラム等の企画を実施することを予定しております。

(2)あらためてお訊きしますが、どのようにして、地域住民の方々に、「支え手」としても、参画していただくのでしょうか?ボランティア団体などを組織していただくのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、「地域共生」として、地域住民の方が「支え手」となるならば、運営事業者の役割は、どういったものになるのでしょうか?運営事業者は、「支え手」にならないということなのでしょうか?お答えください。

地域共生社会は、「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域をともに創っていく社会とされており、本施設においても「支え手」「受け手」という概念ではなく、誰もが安心して、共に過ごせることが重要と考えております。

(3)事前の説明会やワークショップでは、「地域共生」に関して、どれだけ理解していただけたのでしょうか?障がい者や高齢者等を、地域住民の方々に支えていただくということについては、どれだけの参加や協力を得られる見込みなのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒これまでも地元でのパネル展示やワークショップ等を開催し、地域共生社会の実現に向けた本取組について、説明の場を設けてきたところです。今後も、地域住民の方や関係団体には、本施設の趣旨や事業内容等について丁寧に伝えてまいります。

(4)XRなどを活用した水族館体験イベントや親子のリトミック教室などは、「地域共生社会」に、どのように関係するのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、これらは有料になるのでしょうか?お答えください。

誰もが共に楽しく過ごすことが出来る空間づくりであると考えております。

(6)事業者から事業の提案を受けているものの、具体的な事業内容は事業者との協議を踏まえて実施するということです。何故、まだ事業内容が決まっていないのでしょうか?お答えください。

⇒事業者の提案内容をもとに、協議を進めていくものでございます。

(7)「自主事業」についても、まったく具体的なお答えがありませんでした。
 「自主事業」とは何なのでしょうか?建物にテナントを入れて、テナント収入を得るといったことも行うのでしょうか?。「自主事業」とは何なのか、具体的にお答えください。
 また、自主事業収益の還元とは、どういった仕組みなのでしょうか?どういった内容の契約やルールに基づいて行われるのでしょうか?誰から誰へ、どれだけが、どのように還元されるのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒2問目でお答えしたとおり、施設の設置目的に沿った事業を事業者が自ら実施することができるもので、その収益の還元については、利益の全部または一部を市に還元する又は本施設や利用者への提供サービスに再投資するものでございます。

(8)利用者の想定については、世代や障がいの有無等に関わらず、様々な人の利用を想定しているということですが、具体的なケースや人数の想定はしていないということで、よろしいでしょうか?お答えください。

⇒本施設では、全ての人が訪れやすい環境を整え、世代や障がいの有無等に関わらず、様々な人の利用を想定しているものです。

(9)地域や利用者の抱える課題やニーズについて、お訊きしましたが、地域の方々からは、「たかつき未来パーク」の遊具等への期待や、防犯面での心配などといった、要望程度のものしか聞き取れていないようです。結局、地域共生に関する課題やニーズは把握できていないということでよろしいでしょうか?お答えください。

⇒繰り返しになりますが、地域で開催した説明会等では、誰もが安心して遊べる遊具や広場、家族等とゆっくり自由に過ごせる場所への期待や夜間の防犯面に対するご心配の声がありました。

(10)事業者は、収益に関して、どういった見込みを立てているのでしょうか?毎年、どういった事業で、何円の売上を出す計画を立てているのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒事業者との運営における毎年度の業務計画をもとに収入見込みを算出する予定です。

(11)運営事業者が赤字を出して、倒産するということはないのかとお訊きしたところ、特別目的会社の設置や徴収委託制の採用などにより、倒産リスクの軽減を図っているというお答えでした。
 倒産リスクの軽減を図っているということは、倒産の可能性もあるということですよね。事業者の収支赤字を理由として、市が補填することはないということですが、事業者が倒産した場合は、どうなるのでしょうか?具体的にお答えください。
 また、特別目的会社の設置や徴収委託制の採用などで、どのようにして倒産リスクの軽減が図れるのでしょうか?赤字の場合は、増資や、料金の値上げが、されるということなのでしょうか?具体的にお答えください。

⇒特別目的会社の設置及び徴収委託制の適用により、指定管理者による施設の安定した運営を図ろうとするものです。
 なお、指定管理者が倒産した場合は、新たな指定管理者の選定手続きを行うなど、関係法令に基づき適切に対応することとなります。

 あとは意見を述べます。

 「地域共生社会」とは、「『支え手』『受け手』という関係を超えて、地域をともに創っていく社会」だということなんですが、誰かが「支え手」にならなければならないことは、間違いないはずです。

 地域共生ということなので、地域の方々に、障害者や高齢者等の支え手にも、なってもらわなければならないわけですが、その実現のための方法は、市から、何ら具体的に説明されていません。共生を、強制はできないので、地域住民の方々に、自主的・自発的にボランティアなどとして参加・協力していただかなければなりませんし、そのために、運営事業者は、仕組みを構築し、手法を駆使しなければならないわけですが、そういったことも明確に示されていません。

 結局、「たかつき未来パーク」は、単なる、インクルーシブ公園・インクルーシブ施設と、運営事業者の「自主事業」という名のビジネスの場になるということではないのでしょうか?

 この事業の仮称は「地域共生ステーション」でしたし、条例案にも「地域共生社会」と書かれていますので、「地域共生」が核となる理念のはずですが、ご答弁の「『支え手』『受け手』という関係を超えて」といった説明は、まったく意味不明で、ごまかしのようにしか思えません。このように「地域共生」という理念の説明すら訳が分かりませんし、具体的な実現の手段も不明ですので、この条例制定の議案には、反対せざるをえません。

 運営事業者の事業計画や、自主事業の内容、収支の見込みについても、明確に答弁されなかったわけですが、課題やニーズも把握していない、利用者の想定もしていない、収支見込は不明、事業内容はこれから協議する・・・そういう状態で、事業者との約67億円もの契約を認めろというのは、あまりにも乱暴ではないでしょうか。

 こんな契約や、指定管理者の指定も、到底、認めることはできませんので、これらの議案にも反対せざるをえません。


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高槻ご意見番 代表 北岡隆浩(高槻市議会議員)
https://x.com/kitaokatakahiro
posted by 北岡隆浩 at 21:53| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高槻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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