2005年07月27日
デイリーメッセージ5000号記念「感謝の講演会」〜継続は気づく力を生む〜2
講演する上甲塾長。
私は前から2列目の一番端に座っていたのですが、塾長の膝が幾度となく曲がる様子が良く見えました。つまり、表情、上半身はもちろんのこと、足腰も使って全身で話されているのです。
話の内容は、5月に阿倍野で聞いたもの+α、といった感じでしたが、塾長が慣れてこられたのか、あるいは乗っておられたのか、以前よりも大変面白く感じました。
こんな素晴らしいお話でしたが、デイリーメッセージ5000号を記念してその恩返しということで、塾長は全国での講演を無料で、しかも交通費も宿泊費も自己負担でされています。しかし、塾長のお話には、内容はもちろんのこと、その話し方も、一見の価値があると思いますので、機会がありましたら、是非皆さんにも講演を聴いていただきたいです。
講演録をアップしようかとも思ったのですが、今後塾長のお話を直接聞かれる方の楽しみを奪うのもなんですので、私が感じ入った部分を少しだけかいつまんで紹介します。(メモ書きから起こしているので、少々間違っているかもしれません)
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松下幸之助は、いろいろな宗教に関心をもって、神道のほか、天理教や創価学会にも出入りした。どの宗教にも関心を持つけれども「囚われたらアカン」と常々言っていた。しかし、信仰心がなかったわけではなく、伊勢神宮の内宮の8分の1の社(やしろ)を造って、かまぼこ板くらいの大きさの板に自分で「根源」と書いて、それを本尊にして「根源の社」と称した。幸之助は何を祈っていたのか。本人に訊いてみると、感謝と素直な心、ということであった。生まれてきたこと、生きられることに感謝し、天地自然の法則に対して素直になれるように祈った。
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GHQは日本人が二度と戦争をしないように、3つのことを教えなかった。3つのこと、それは、
1.宗教・・・特定の宗教ではなく、人間の存在を超える偉大なものに対する信仰心
2.道徳・・・人の道
3.歴史・・・先人の功績
この3つのない人間はどうなるか。銭儲けに走ってしまい、儲けたもん勝ちの世の中になってしまう。
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