あれだけの報道がされ、そして私の刑事告発を受けながら、高槻市がいまだに自ら説明をしない「虚偽有印公文書作成」がもう一つあります。それは、今年５月２３〜２４日の有給職免に関する公文書（文書番号：高交総第５６号）の改ざんです。高槻市はこの問題についてもしっかりと市民に説明しなければならないはずです。
この「高交総第５６号」の偽造は、点呼記録表のように、鉛筆書きのものを単に消したものではありません。情報公開を免れるために、公文書に虚偽の書き込みを加えたのです。公文書の改ざんという点では、こちらのほうが露骨で悪質なのです。
経緯は次のとおりです。
| 月日 | 職員等の動き | 高交総第５６号 | 公開？ |
| 5/7 | 有給職免申請（勤務免除願提出） 組合員には「地本別単組ブロック会議」で都市交本部（東京）へ行くと説明されていた。 | ||
| 5/8 | 起案 | ||
| 5/11 | 決裁 | 公開 | |
| 5/23 〜 5/24 | 労組４役、有給職免で実は黒部へ旅行。 | 公開 | |
| 8/13 | 北岡から「有給職免」について情報公開請求 | この時点では、公開の対象。 | 公開 |
| 8/？ | 交通部幹部が労組・高橋委員長に公開請求があったことを伝える。 「地本ブロック会議」で都市交本部（東京）に行くとして、もしくは「学習会」をするとして有給職免の決裁を受けていたが、実際は黒部に旅行に行ったという詐欺的な行為の発覚を恐れた様子。 | 公開 | |
| 8/16 | 森塚理事と高橋委員長が共謀し、その指示で谷口課長が高交総第５６号を改ざん。 虚偽の公文書を作成した。 労組四役に認めた「有給職免」は、３ヶ月もさかのぼって「有給休暇」に。 | ５月１５日に取消しが あったように偽装するため、「5/15組合から申込れあり取消」と虚偽の記載がされる。 | 非公開 |
| 組合員向け資料には「地本別単組ブロック会議」（都市交本部）とあることから、当初はそのように職免申請されていた可能性がある。 その場合、元々あった高交総第５６号を破棄し、「執行部 四役組合運営学習会」（行き先は黒部）にした職免願いを作り、高交総第５６号を完全に一から偽造して職員らが押印し直したことも考えられる。 | |||
| 8/27 | 公文書の公開期限 | 「有給職免」ではないとし、公開せず。 | 非公開 |
| 9/18 | 幹部らが、記者会見の席で、改ざんの事実を認める。 | ||
| 9/26 | 奥本市長は、「新たな手書きの記載をした8/16の日付を入れるのを忘れていただけ」と釈明し、この公文書の書き換えを正式な手続きとして認める発言をした。 | ||
５月２３〜２４日、労組四役は黒部に旅行し、交通部当局に出された職免願いにもその旨記載されています。しかし、組合員向けの資料には「地本別単組ブロック会議」で東京にある都市交本部に行ったとされていることから、当初はそのように職免申請されていた可能性があります。
その場合、元々あった高交総第５６号を破棄し、一から偽造したと考えられます。もしそのような偽造をしなければ、組合の資料とも合致していたので、この職免詐欺については発覚しなかったかもしれません。そういった小細工をしていたならば、自ら墓穴を掘ったことになります。わざわざ黒部まで行って学習会をするなどという、世間では非常識なことが書かれてあったことも、発覚した一因でもあります。
そうでなくても、実際には５月１５日に組合から申し入れたという事実など無いにも関わらず、決裁済みの文書に、３ヶ月も遡って「５月１５日に組合から申し入れがあり取消した」とする虚偽の記載をし、決裁・施行済の内容とは違うものに書き換え、有給職免を有給休暇にするという置き換えも行ったことは明白な事実です。まさに、奥本市長がテレビで「そうであれば改ざんだ」というように答えた「書き換え」（「決裁・施行」→「取り消し」）と「置き換え」（「有給職免」→「有給休暇」）があったのです。
「高槻市文書取扱規程」上も、３ヶ月もさかのぼって、完結文書（決裁等が済み、起案に係る事件の一切が完了した文書）を書き換える、あるいは有給職免を有給休暇に替えるというような措置もできないはずです。
有給職免なら開示しなければならないが、同じ有給でも、有給休暇なら、個人情報ということで開示を回避できる。だから改ざんを行い、実際、私の「有給職免に関する公文書を開示せよ」という公開請求の際にもこの文書を出さなかったわけです。そしてさらに、この改ざんにあわせて、有給休暇の台帳をも改ざんされたことになります。改ざんが改ざんを呼んでいるのです。
情報公開請求を受けた後で決裁済みの公文書を書き換え、公開を免れることが出来るならば、情報公開制度はまったく意味をなさず、市民は行政を監視することができなくなります。民主主義の根幹を揺るがす非常に由々しき問題ですが、奥本市長はこれを認める発言をしています。恐ろしいことです。
ちなみに「高槻市文書取扱規程」第29条第２項（２）によれば、「時効が完成する間証拠として保存する必要がある文書」は、時効の期間保存しなければならないとされており、もし報道後に該当する公文書を廃棄していれば、この条項にも違反していることになります。
嘘の内容で有給職免を申請し給与を得ながら旅行をしたという労組幹部の詐欺的行為の発覚を免れるために、虚偽の公文書を作成して開示逃れ。情報公開制度がないがしろにされたにもかかわらず、さらに行政のトップである奥本市長までがこれを擁護し、ごまかしの弁を述べて市民を愚弄したことは、悪質極まりない行為だと言わざるをえません。
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市長自ら告発に踏み切り、潔白を明らかにするべきである、かばう理由があるから・・・・・裏切り行為も見えない神経になったのでしょうか。市長選挙の当時、市民に約束は全部大ウソ！
市長は一日も早くまじめに働く職員に対して責任を取るべきです。
市長は市民の立場を思うなら、即刻この労働組合幹部を詐欺で告発すべきだ。
なめてるのか？この労働組合幹部は。
組合員が役員を告発してもよい。
この組織には自助努力なる言葉は死語であろう。
なぜ、あなたはそんな偽装までやって手を汚して、労組を守ろうとしてるんだ？
そんなに労組っていうヤカラが怖いんか？
市の課長職としてダメなもんはダメとはっきり毅然とするべきやろ。
なんもあんた独りでドロ被らんでもええのとちゃう？
これじゃ、税金を納めてる立場は納得できませんね。
しかし、市民を馬鹿にしてますよね。
奥本市長、思考能力は大丈夫ですか？
犯罪を擁護している事をご自身は理解されているんでしょうか？？？
誰が聞いてもおかしな話ですよ〜
情けない。
市長の考えは珍奇である。
消しゴムで消したものは改ざんにはあたらないとか。
さすが中核市の首長、発想が一味違う、と
テレビで見たとき思ったものだ。
このブログであった、今城塚古墳の桜の木を
めぐる市長の発言も大いに良識はずれの
発言である。あいにく事実かどうかはわからないが（いまいちど公にしてみてはいかがか？）。
しかし、改ざんに関する発言については
公共の電波を通じて断言されたことであり、
そのおかしさはついに露呈される形となった。
おかしい。たしかに市長はおかしい。
だが、そのおかしな市長を選んだのは・・・・・
我々市民だ。
その責任はどう果たすべきか。
職場での説明会で、交通費が云々とかいう理由で、ブロック会議（東京）にしたと委員長は言ってたらしいのですが、何もわざわざ嘘ついて東京にしたのか理解できません。
最初から中央委員会で黒部と報告してたらこんな疑惑持たれなくて済んだと思います。
最初、言ってる意味が理解できなかったのですが、北岡議員のブログを読んだらよくわかりました。これは、北岡議員の言ってる勤免出して嘘ついて行った事がバレるために、後から有給休暇に切り替えたのを隠して嘘を労使で言ったから問題が大きくなったのでしょう。
もし、正当な黒部で会議だと言い切るなら何で最初から中央委員会の報告で黒部と言わなかったのか不思議です。
嘘の勤免がヤバいから、今更ながら言い出せないのでしょうね。誰も組合幹部に対直接言う組合員がいないのも事実です。でも、裏ではこの問題をボロクソ言ってます。
４月以降は代走してませんって言っといて、書記長が２回。最初から公表ないから、嘘つきがまた嘘つき状態。
組合幹部を信じてたけど、こうなればさすがに考えさせられます。
組合を私物化したと言われても仕方ないですね。
身内は騙せても、外部の者は騙せませんよ。
ちゃんと責任取りなさいよ！
謝罪どころか、悪くないって言い切るんです。
ここを覗かれた方へ。こんな労組幹部どう思います？
すごく図々しい幹部たちですね。
民間じゃとっくに辞職ですよ。
こういった不祥事を沈静化させるには
責任の所在をはっきりとするため
関係者の辞職及び処分をスピーディに
するのが基本ですよ。
いったいどうなってるのかウラではヒソヒソやってますよ。
中央委員会の報告資料には「地本別単組ブロック会議」都市交本部になっていました。
しかし、黒部ですか。なんで嘘の報告をしたんでようか？不思議です。最初から黒部にしてりゃ良かったのに。騙されました。
市から給料もらいながらゴルフ。どうなってんの？これはしっかり追及すべき。
市民をバカにするのもいい加減にしてほしいわ。
こんな野蛮な職員に税金投入はもったいない！
この件は触れてはいけない
タブーの１つである
それが証拠に何の説明もしない
行った当人たちは黙ったまま
誰も追及しない、できない
すると我に火の粉が飛んでくるから
でも
近いうちにはっきりするでしょう
真実を明らかにしたらいい。
交通部の組合員（職員）は、口にはしないが、この事を注目している。